Googleは11日、Androidアプリ開発者向けのDeveloper Consoleにおいて、アプリ内の言語をプロが有償で翻訳するサービス「App Translation Service」(アプリ翻訳サービス)を開始した。
今年5月のGoogle I/Oでサービスの存在が明らかにされており、既にパイロットプログラムに参加していたアプリもあった。Googleによれば、それらのアプリは次のような恩恵を受けることができたとのこと。
- インストール数の80%が他言語ユーザによるものになった
- 翻訳した言語向けのストアでは、インストール数が120%伸び、UIへの評価も高まった
- ユーザーのエンゲージメントが300%上昇した
本サービスの利用は、アプリ開発者ならすぐに開始することができる。Developer ConsoleのAPKセクションの最下部に「アプリ翻訳サービス」という項目が追加されているはずだ。
APKファイル内のテキストだけでなく、Google Playストアの説明文などのテキストも翻訳してもうらことができるとのこと。
現在、利用可能な対象言語は合計24言語。Googleは今後、対象言語を増やしていく予定。有償とはいえ、平均の価格帯は75ドルから150ドルとなっており、個人開発者でも比較的手軽に利用可能だろう。
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