iPhoneのメモアプリで書類をスキャンする方法

2018-08-20 16:38
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iPhoneのメモアプリで書類をスキャンする方法

紙資料をデジタル化すれば、手軽に持ち運んだり、整理したりするのに好都合です。App Storeには、iPhoneをスキャナー代わりに使うためのスキャンアプリがたくさんありますが、これからは「メモ」アプリも有力な選択肢の1つに入りそうです。

iOS 11では、「メモ」アプリで書類をデジタル化するスキャン機能が新たに追加されています。連続撮影や傾きの自動補正機能を持ち、普通に撮影するよりもきれいな状態で書類を取り込めます。

書類や名刺、手書きメモなどはもちろん、会議や講義の板書、雑誌や書籍で見つけた気になる情報を取り込むような使い方にも便利そう。今回は「メモ」アプリで書類をスキャンする方法を解説し、加工機能なども紹介します。

カメラをかざせば自動撮影してスキャン

iPhone:メモアプリで書類をスキャン iPhone:メモアプリで書類をスキャン

左:[+]右:[書類をスキャン]

書類を取り込むには、「メモ」アプリを起動して新規メモか既存メモを開き、[+]→[書類をスキャン]とタップします。

iPhone:メモアプリで書類をスキャン iPhone:メモアプリで書類をスキャン

左:自動撮影される右:書類の一部を取り込むときは傾きを自分で補正する

カメラが起動するので、書類の上にかざします。全体をフレームに収めて少し待つと、黄色い枠が反転し、自動的に撮影されます。右下の[+]をタップするまでは、2枚目、3枚目と連続で取り込むことができます。

書類の一部だけを取り込みたいときは、手動でシャッターを押します。この場合は傾き補正が効きにくく、撮影後に自分で傾きを修正します。

スキャンした書類を加工する

スキャンした書類はメモに添付されます。タップすると編集状態になり、トリミング位置を修正したり、回転したりできます。

iPhone:メモアプリで書類をスキャン

フィルター機能

便利なのがフィルター機能です。カメラを使って書類を撮影すると、撮影場所や紙の種類などによって、影が落ちてしまったり、反射して文字が読みにくくなったりすることがよくあります。この点、フィルターを使えば、グレイスケールや白黒へ一瞬で加工可能。カメラで普通に撮るよりも数倍きれいに保存できます。

iPhone:メモアプリで書類をスキャン iPhone:メモアプリで書類をスキャン

左:[マークアップ]右:マークアップで書類に書き込んだり署名を追加したりできる

このほか、マークアップツールの併用も便利。アクションボタンから[マークアップ]を呼び出すと、読み取った書類に注釈を書き込んだり、署名を追加したりできます。

PDFへの書き出しやMacとの共有が簡単だが、OCR機能はなし

「メモ」に作成したメモはiCloud経由でPCと共有ができるので、iPhoneで取り込んだ書類を、Macの「メモ」アプリで表示するといったことがすぐに実現します。このあたりは、標準アプリならではの使い勝手です。このほかPDFをメールに添付したり、AirDropで送信したりもできます。

物足りないのはOCR機能がないことです。読み取った書類を検索できません。書類が増えると見つけるのが大変になりやすいので、キーワードになるような言葉をメモに付記しておくとよいでしょう。

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メモ

検証端末:iPhone 7(iOS 11.0.3)