【iPhone】Siriのオススメ機能 10選──はじめての設定から基本的な使い方、オフにする方法まで徹底解説

2017-01-28 2:32

Siri

iPhoneには「Siri」という名の音声アシスタント機能が備わっています。Siriを使えば、会話を通して各種操作を音声で指示できます。「明日の天気は?」「7時に起こして」といった具合に話しかければ、Siriは人の言葉を理解してリクエストに応えてくれるのです。

この記事では、Siriの便利さをすぐに実感できるオススメ機能を10個紹介します。また、Siriの設定方法から使い方、オフにする方法までを徹底解説します。

検証端末:iPhone 7(iOS 10.2)

Siriの便利機能 10選

1. アラームを鳴らす

3分後にタイマー」と言えば、iPhoneが3分タイマーに早変わり。また「7時に起こして」とお願いすれば、iPhoneが目覚まし時計になります。料理を作るときや昼寝をしたいときなど、日常のあらゆるシーンで役立ちます。わざわざiPhoneのロックを解除して時計アプリを起動せずとも、Siriに設定してもらった方が手間がかかりません。

iPhone:Siriでアラームをセット

時折、細かい気配りを見せてくれる

2. iPhoneを探す

部屋の中でiPhoneが見当たらないときは、iPhoneを触らずにSiriを利用できる「Hey Siri」機能によってSiriを呼び出します。「どこにいるの?」と話しかけると、Siriが「私はここにいます」などと答えてくれます。

iPhone:SiriでiPhoneの場所を教えてもらう

私はここにいます

パソコンの前に座ってiCloudの「iPhoneを探す」を実行する前に、「Hey Siri(ヘイシリ)」と言いながら部屋を見回ってみると、意外とあっけなく見つけられるかもしれません。

iPhone:SiriでiPhoneの場所を教えてもらう

Siriはときどき意味深な答えを返してくる

3. 画像を探す

インターネットで画像検索をしたいとき、これまでならSafariを起動して検索を実行していた人も多いでしょう。しかし、これからはSiriに頼んだほうが簡単かもしれません。「クラゲの画像を検索して」と言えば、自分で画像検索を実行する代わりに、Siriが検索してくれます。

iPhone:Siriで画像検索

Bingの画像検索の結果が表示される

BingではなくGoogleの検索結果を表示したければ、「クラゲの画像をGoogleで検索して」のように明示すれば、Googleの検索結果を返してくれます(ただし、Safariが起動して通常のウェブ検索結果が表示されます)。

また、iPhoneに保存されている写真も探し出せます。たとえば、昨日撮った写真を見たければ、「昨日撮った写真」と言うだけです。「写真」を「ビデオ」と言い換えれば、動画を探すことができます。

iPhone:Siriで写真アプリ内の画像検索

写真アプリ内の写真も表示できる

4. 経路を探す(乗換案内)

iOS 10ではマップが強化され、これまで対応していなかった電車やバスの経路検索もできるようになりました。Siriと組み合わせることで、よりスムーズに乗換案内を表示できます。

iPhone:Siriで経路検索

東京ドームに3時に行きたい」などと言えば、到着時間を指定して経路検索ができる

もちろん「最寄り駅に行きたい」「コンビニを探して」とSiriに頼んでもOKです。

iPhone:Siriでコンビニを探す

道に迷ったときや、買い物がしたいときに聞いてみる

5. 家族に連絡する

連絡先にフリガナがふってあれば、「◯◯さんの携帯に電話」や「△△くんにすぐ行きますとメッセージ」などと言うだけで、電話をかけたり、メッセージやメールを送信したりできます。しかし、自分の家族など頻繁に電話する相手と連絡をとるとき、いちいちフルネームを入力するのは面倒です。そんなときは、iPhoneの連絡先に家族などとの関係性を示す情報を登録しておきます。そうすると「お母さんに電話」「お父さんにメール」といった具合にSiriに頼んで連絡できるようになります。

ためしに「お母さんに電話」と入力すると、「お母さんのお名前はなんですか?」と聞かれるので、名前を答えます。

iPhone:Siriで家族に電話する

「自分の情報」で関係を設定していないとSiriが設定を代行してくれる

名前を答えれば、その名前の連絡先が自分の母親だという情報が登録されます。なお、「お母さん」の代わりに「母」や「母さん」などでも入力可能です。これは他の関係の場合でも同様です。

iPhone:Siriで家族に電話する

[はい]を選べば、登録完了

Siriを使わずとも、電話アプリや連絡先アプリの「連絡先」画面などからでも個々の相手の「関係」と「名前」を事前に編集しておけます。登録した家族を編集したいときは、Siriの設定画面で「自分の情報」に設定されている連絡先を開き、「関係」と「名前」を追加・編集します。

iPhone:関係と名前を追加

「関係」と「名前」を追加できる

相手とどのような関係であるかは、あらかじめ用意されているラベルから選択できるようになっているほか、自分でカスタムラベルを作成して選べるようにもなっています。特定の連絡先の「関係」をカスタムラベルで設定すれば、相手を自由な呼び名で指定できるようになります。

iPhone:関係のラベル

上記画像の最下部にある「殿」のようなカスタムラベルも作成可能

iPhoneの連絡先で「自分の情報」を設定する方法

このほか、「自宅」や「勤務先」に電話番号を登録しておけば、「家に電話」や「会社に電話」と言うだけで電話をかけてくれます。

6. iPhoneを触らずにスピーカーで電話する

Hey Siri」機能を利用すれば、車の運転中などに電話をかけたいときに便利です。「スピーカーで◯◯に電話」や「ハンズフリーで◯◯に電話」などと声で頼めば、スピーカをオンにした状態で発信してくれます。

iPhone:Siriでハンズフリー電話

ハンズフリー通話

7. 流れている音楽の曲名を教えてもらう

音楽が流れているところでSiriに「この曲は何?」などと尋ねると、曲名とアーティスト名を調べてくれます。

iPhone:Siriで流れている音楽の曲名を調べる

Siriが提示した結果をタップするとiTunesが起動する

8. 予定をリマインドする

Siriでは、忘れたくない用事などをリマインダーに登録することも可能。たとえば「21時にテレビを見るとリマインド」と話しかければ、以下の画像のようにリマインダーにセットしてくれます。

iPhone:Siriでリマインドする

リマインダーへの文字入力が面倒なときに楽

9. アプリを起動する

使いたいアプリのアイコンがホーム画面に見当たらない場合、Siriで起動させるのも一つの手です。「LINEを起動」や「Instagramを開いて」などとお願いすれば、そのアプリを直接起動させられます。

iPhone:Siriでアプリ起動

SiriでInstagramを起動してみた

10. 海外の現地時刻/時差を調べる

さくっと海外の現地時刻や時差を知りたいとき、Siriに「サンフランシスコの時刻」などと質問すれば要求に応えてくれます。

iPhone:Siriで現地時刻/時差を調べる

サンフランシスコの現地時刻と時差を教えてくれた

そのほか

他にも知りたいことがあればSiriに聞いてみましょう。「こんなことまで?」というようなことも教えてくれます。Siriは計算も得意です。割り勘したいは「8740円を4人で割って」などと言えば、一人あたりの金額を計算してくれます。

  • いま平成何年?
  • 1ポンドは何グラム?
  • 1ドルはいくら?
  • 東京の人口は何人?
  • スカイツリーの高さは?
  • 7+7÷7+7x7-7=

iPhone:Siriの意味深な回答

このような回答が返ってくることも

また、ここまでで紹介した便利機能以外にも、設定機能や標準アプリなどでもさまざまな機能を実行できます。使い勝手は機能によりまちまちですが、音声で済ませられたら楽になりそうな機能があるかもしれません。色々と試してみるとよいでしょう。

  • Wi-Fiをオンにして(Wi-Fiがオンになる)
  • ◯◯とメモ(メモアプリに◯◯とメモされる)
  • App Storeで◯◯を探して(App Storeで◯◯アプリを検索する)
  • ◯◯に今すぐ行くと伝えて(◯◯さんに「今すぐ行く」とメッセージを送る)
  • モーツァルトの曲をダウンロードしてほしい(iTunes Storeでモーツァルトの音楽を検索する)

Siriの設定方法

Siriを利用するには、Siriをオンに設定してある必要があります。オフになっている場合は、「設定」アプリ→[Siri]をタップしたり、ホームボタンを長押しして[Siriをオンにする]をタップしたりして、Siriを有効にすることとなります。

1「設定」アプリを開く

ホーム画面で「設定」アプリをタップします。iPhone:設定アプリ

2[Siri]をタップする

「設定」画面に移動したら、[Siri]をタップします。

iPhone:設定

「設定」画面

3[Siri]をオンにする

[Siri]がオフの場合、スイッチをタップしてオンにします。

iPhone:Siri設定

「Siri」画面

4[Siriを有効にする]をタップする

画面下にメニューが表示されるので、[Siriを有効にする]をタップします。

iPhone:Siri設定

Siriを有効化

これでSiriが有効になりました。

なお前述のとおり、ホームボタンの長押しからSiriを有効にすることもできます。

iPhone:Siriをオンにする

ホームボタン長押しからでもオンにできる

手を触れていなくてもSiriを使える「Hey Siri」機能

続けて「Hey Siri」機能も有効にしておきましょう。「Hey Siri(ヘイシリ)」と呼びかけるだけでSiriを起動できるようになります。iPhoneを机に置いたままでも、両手が塞がっているときでも、iPhoneに触れなくてもさまざまな操作をおこなえます。Siriを使うなら設定しておくとよい機能です。

iPhone 6s以降のiPhoneやiPad Pro(9.7インチ)では電源に接続していなくても「Hey Siri」を使えますが、それ以前のiPhone/iPadやiPod Touchで「Hey Siri」を使うには電源に接続する必要があります。

まず、[”Hey Siri”を許可]をオンにします。

iPhone:Siri設定

「Siri」画面

あとは画面の指示に従って、「Hey Siri」などの言葉を発声して自分の声を学習させていくだけです。iOS 9からは他人の声ではSiriが機能しにくくなり、プライバシー保護がさらに進みましたが、他人の声でもSiriを使えないわけではないので過信しないほうが無難です。

iPhone:"Hey Siri"を設定

「Hey Siri」を設定

設定が完了すると、「Hey Siri」と発話するだけでSiriが起動できるようになります。

Siriの設定ではこのほか、[Siriの声]をタップしてSiriの声の性別を変更できます。また[音声フィードバック]を選択すれば、Siriに声を出してしゃべらせる条件を[常にオン][着信スイッチで制御][ハンズフリーのみ]の中から選択できます。

また、[自分の情報]に自分の連絡先が設定されているかを確認しておきましょう。未設定の場合、自分との関係性が含まれる頼み事をSiriが理解できなくなります(例:「母に電話」で母親に電話できない)。

Siriの使い方

1ホームボタンを長押しする

ホームボタンを長押し(iPhone Xではサイドボタンを長押し)するとSiriが起動します。「Hey Siri」を有効化している場合は、「Hey Siri」と呼びかけます。

2iPhoneに話しかける

そのままiPhoneに話しかけます。マイクのアイコンが表示された場合は、タップしてから話します。

iPhone:Siriの使い方

いつも丁寧に応対してくれるSiri

リクエストをタップして、内容を編集することも可能です。Siriが頼み事や質問をうまく理解できなかったときは、修正するか、マイクのアイコンをタップして再度入力し直します。

なお、付属のイヤホン(EarPods)を装着しているときは、センターボタンを長押ししてもSiriを起動できます。Siriを終了したいときは、Siriの起動中にセンターボタンを押します。

3Siriを終了する

ホームボタンを押すとSiriが終了します。

Siriに使い方を聞いてみる

音声で操作できるといっても、使ってみないと何ができるか分からないことが多々あります。Siriでいろいろ試したいなら、Siri自身に使い方を尋ねてみましょう。

助けて」や「ヘルプ」と話しかけると、Siriで操作できるコマンドの例文が表示されます。

iPhone:Siriの使い方

使い方の具体例を示してくれる

リストをタップすれば、アプリごとに使い方の例文が表示されます。

Siriをオフにする方法

Siriを使う上で注意したいのは、個人情報の管理です。ロック中にSiriを起動すれば、次の予定などをかんたんに聞き出せてしまいます。これを防ぎたいときは、ロック中のSiriへのアクセスを無効にすることも検討しましょう。ロック中のアクセスを無効にすると、鞄やポケットの中で、Siriが勝手に起動してしまうことも防止できます。

iPhone:Siriにロック中にアクセス

Siriの設定画面で[ロック中にアクセス]をオフにできる

Siriを使ってみたものの、自分にはあまり合わなかったということもあるかもしれません。その場合はもちろん、Siri自体を無効化できます。

ただしSiriを無効にすると、代わりに音声コントロール機能が有効になります。音声コントロールも無効にしたいときは、下記記事を参考にしてください。

【iOS 10.2】iPhoneでイラッとする不満点がようやく解消、Siriと音声コントロールを同時に無効化できる方法がひっそりと登場していた