【保存版】iPhoneでApple ID(メールアドレス)を変更する方法──2ファクタ認証・iCloudサインインの有無による違いも解説

2017-02-17 18:51

Apple ID

Apple IDとしてキャリアメールやプロバイダのメールアドレス、Webメールのアドレスなどを登録している場合、メールサービスの解約とともに、Apple IDを変更する必要に迫られます。このようなときは、Apple IDのメールアドレスを編集し、新しいメールアドレスを登録することができます。

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そこで、この記事では、Apple IDとして登録したメールアドレスを別のメールアドレスに変更する方法を解説します。変更手続きにはiPhoneを使用。2ファクタ認証iCloudサインインの有無による手順の違いについても説明します。

検証端末:iPhone 7(iOS 10.2.1)

Apple ID変更の事前準備

Apple IDを変更するときは、Apple IDを利用してサインインしている端末やサービスから、できるだけサインアウトしておきます。サインアウトしなくても問題が発生しないケースもありますが、Apple IDの変更後に新しいApple IDでサインインし直そうとしたときに正しくサインアウトできなくなる可能性もあります。すべてのAppleの端末とサービスからサインアウトすることをApple自身が推奨しているため、大人しく従っておいた方が無難でしょう。

Appleデバイス

Image:Apple

Apple IDの変更前にiPhone/iPad/iPod Touchでサインアウトしておくべきアプリやサービスは以下のとおり。いずれも「設定」アプリ内でサインアウトできます。

  • iTunes Store/App Store:「設定」→[iTunes StoreとApp Store]
  • iCloud:「設定」→[iCloud]
  • FaceTime:「設定」→[FaceTime]
  • メッセージ:「設定」→[iMessage]→[送受信]
  • GameCenter:「設定」→[Game Center]

MacやWindows PC、Apple TVなどでApple IDを使っていれば、それぞれの端末とAppleのサービスからサインアウトしておきます。そのほか、Apple関連のWebサイト(オンラインのApple StoreAppleサポートAppleサポートコミュニティなど)からもサインアウトしておきましょう。

Apple IDを変更する

2ファクタ認証がオンの場合

Apple IDを変更するときは、Apple IDアカウントの管理ページを利用します。ここでは2ファクタ認証をオンにしているときの手順で解説します。

2ファクタ認証をオンにしている場合は、途中で確認コードの入力を求められるのがポイントです。

1Appleアカウントの管理ページでApple IDを入力する

iPhone:Apple IDでサインイン

Safariなどのブラウザで「Apple ID を管理」ページ(https://appleid.apple.com)を開き、Apple IDのメールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。

2SMS/音声通話で確認コードを送信する

iPhone:確認コードをSMS送信

2ファクタ認証画面に移動するので、[確認コードを受信していませんか?]をタップし、[SMSを送信]を選択します。

音声通話で確認コードを受信したい場合

[SMSを送信]をタップしたあと、再び[確認コードを受信していませんか?]をタップすると[音声通話で発信]を選択できるようになります。

3確認コードを入力する

iPhone:確認コードを受信iPhone:確認コードを入力

SMSで確認コードが送信されてきたら、入力欄に確認コードを入力します。6桁目の数字を入力した時点で自動的に認証が開始されます。

4[アカウント]をタップする

iPhone:Apple ID アカウント

サインインが完了したら[アカウント]をタップします。

5[メールアドレスを編集]をタップする

iPhone:Apple ID メールアドレスを編集

「アカウント」画面に移動したら、Apple IDの下に表示されている[メールアドレスを編集…]をタップします。

[メールアドレスを編集…]が表示されない場合もあります。

6新しいApple IDを入力する

iPhone:Apple IDの新しいメールアドレスを入力

新しいApple IDとして使用するメールアドレスを入力し、[次へ]をタップします。

7確認コードを入力する

iPhone:確認コードを入力

メールアドレスに送られてきた確認コードを入力します。

これで新しいApple IDに更新されました。AppleIDの変更は完了です。

iPhoneでiCloudにサインインしたままの場合

iPhoneでiCloudにサインインしたままの場合、Apple IDアカウントの管理ページにサインインしようとすると、「Apple ID サインインが要求されました」といったアラートが、信頼できるデバイスの画面に表示されます。

iPhone:2ファクタ認証

他にも信頼できるデバイスとなっている機器があれば、同様のアラートが表示される

ここで[許可する]をタップすると、すぐに6桁の「Apple ID確認コード」が送信されてきます。

iPhone:2ファクタ認証

Apple ID確認コードを確認したら[OK]をタップする

あとは前述の手順3で説明したように、この確認コードを入力します。Appleアカウントの管理ページにサインインしたら、ここで一旦「設定」アプリ→[iCloud]に移動し、iCloudからサインアウトした方がよいでしょう。あとは上記手順4以降の手続きを進めてください。

確認コードを覚えておく自信がなければ、紙にメモしたり、スクリーンショットを撮影したりしても、セキュリティ上の問題はとくにありません。確認コードは一時的なコードに過ぎず、使い回されることがないためです。

2ファクタ認証がオフの場合

2ファクタ認証がオフの場合は、確認コードの入力は求められず、代わりにApple IDを作成した時に設定したセキュリティ質問に回答する必要があります。

まず、Safariなどのブラウザで「Apple ID を管理」ページ(https://appleid.apple.com)を開き、Apple IDのメールアドレスとパスワードを入力します。セキュリティ質問が表示されるので、答えを入力して[続ける]をタップし、サインインを完了させます。

iPhone:セキュリティ質問

セキュリティ質問の答えを覚えているだろうか?

あとは、2ファクタ認証がオンの場合の手順4以降と同様の手続きとなります。

なお、2017年現在、Apple IDを新規作成する過程で2ファクタ認証の設定を求められるようになっています。もし2ファクタ認証が未設定であれば、デバイスの安全性を高めるために導入しておくことをおすすめします。

iPhoneユーザーは必ず2段階認証を導入すべし、Apple ID「2ファクタ認証」の設定方法と使い方

Apple IDを変更できないメールアドレスも存在

原則としてApple IDの変更は自由ですが、Apple IDを変更できない場合があるメールアドレスが存在します。末尾が@icloud.comや@me.com、@mac.comとなっているメールアドレスです。これらのメールアドレスをApple IDとして登録していると、「アカウント」画面で[メールアドレスを編集…]の選択肢が表示されません。

iPhone:「メールアドレスを編集」のリンクがない

[メールアドレスを編集…]のリンクがない

そのような例外的なメールアドレスではないメールアドレスにApple IDを変更する場合、他のApple IDで使用されているメールアドレスでないかぎり、自由に変更できます。