Instagramでは、芸能人や友達のアカウントや、ハッシュタグ、スポット(場所)の検索が可能です。
本記事では、インスタグラムのさまざまな検索機能を解説。アカウントの検索が相手にバレてしまう可能性や、サードパーティのサービスによる複数ハッシュタグ検索の方法などについても紹介します。
アカウントを検索する3つの方法
芸能人やアーティスト、友達などをインスタグラム上で検索する方法を解説します。また、アカウント(ユーザー)検索が相手にバレてしまうのかどうかも説明します。
方法1:アカウント名(ユーザーIDや名前)で検索する
インスタのアカウント名(ユーザーIDや名前)だけで相手を検索できます。好きなタレントやクリエイターなどのインスタが見たい、という時などに便利でしょう。
画面下の検索タブ(虫眼鏡アイコン)を開いたら、検索欄をタップします。
続いて、検索画面で「アカウント」タブに切り替えた状態で、検索欄にアカウント名(ユーザー名または氏名)を入力してください。すると候補となるアカウントが表示されます。
アカウント名やアイコン部分をタップすると、相手のプロフィールページへ遷移します。
相手が非公開アカウントの場合、プロフィールアイコンや紹介文以外の投稿などは閲覧できません。画面中央の[フォローする]ボタンから、相手へフォロー申請を送ることができます。
芸能人や著名人アカウントは公式マークを目印に
有名人などを検査する場合、ファンが作成したアカウントやなりすましアカウントなど、本人のものと判別が難しい複数のアカウントが表示されることがあります。
アカウント名の右側に青いバッジがついているものは、公式アカウントである場合がほとんどだ
そうした場合には、あらかじめ正式なアカウント名をきちんと調べた上でインスタグラムでも検索するのがおすすめ。また、Instagramが著名人などの公式的なアカウントと判断しているアカウントには、青い認証バッジが付いています。これも目安の一つになります。
方法2:連絡先・Facebookをリンクしておすすめ表示させる
自分の知り合いをインスタグラム上で見つける方法として有効なのが、端末の連絡先(電話帳)あるいはFacebookのリンクです。
- 連絡先をリンク:端末の連絡先(電話帳・アドレス帳)が定期的に同期される。連絡先に登録されている人がインスタを利用していれば、「おすすめ」アカウントとして表示される
- Facebookをリンク:Facebookの友達がインスタグラムを利用する場合は、「おすすめ」アカウントとして表示される
スマホの電話帳に登録している友人や、Facebook上の知り合いのアカウントを簡単に見つけられるでしょう。相手をフォローするかどうかは自分で選択できます。
まず、プロフィール画面右上のメニューボタン[]から[フォローする人を見つけよう]をタップします。
続いて、「Facebookにリンク」または「連絡先をリンク」の項目で[リンク]を選択してください。ここでは連絡先をリンクしていきます。
確認画面で[アクセスを許可]をタップすれば、端末の連絡先が定期的にインスタグラムに同期されるようになります。
左:フィードのおすすめ右:ストーリーのおすすめ
「フォローする人を見つけよう」画面以外にも、フィードやストーリーに連絡先リンクにより同期されたアカウントがおすすめとして表示されるようになります。ストーリーのおすすめは[おすすめをシャッフル]をタップすると、別のアカウント一覧が表示される仕組みです。
なお、Facebookとインスタの連携(リンク)については以下の記事で詳しく解説しています。
方法3:QRコードで検索する
インスタグラムでは、アカウント(のURL)をQRコードとして生成・シェアできます。ハガキやポスターに印字されたQRコードはもちろん、LINEやTwitterなどでシェアされたQRコードコードを読み取ることで、インスタ上で当該アカウントを検索できるようになります。
ここでは、LINEでシェアされたQRコードから、相手のアカウントを検索する方法を解説します。
左:LINEでシェアされたQRコード右:インスタの検索画面からQRコード読み取り画面にアクセス
LINEなどでシェアされたQRコードを画像として保存したら、インスタグラムの検索タブを開き、画面右上のQRコードボタンをタップしてください。
QRコード読み取り画面が表示されたら画面右上の四角いボタンをタップして、スマホのアルバムを表示させます。
先ほどLINEで共有されたQRコード画像をタップすれば、相手のアカウントが表示されます。[フォローする]あるいは[プロフィールを見る]を選択してください。
アカウント(ユーザー)検索自体は相手にバレない
アカウント検索で気になるのが、検索したことが相手にバレてしまわないのかどうかでしょう。この点、アカウント検索やプロフィール閲覧などの行動が相手に知られることはないため、安心してください。
ただし、相手が公開アカウントであれば、ストーリーの閲覧には注意しましょう。
ストーリーを閲覧すると、あなたのアカウントが閲覧者リストとして残る仕組みです。フォローに関係なく閲覧履歴(足跡)はついてしまうので、ストーリーの閲覧には注意してください。
ハッシュタグ検索の方法
ハッシュタグ検索は、「#」+「キーワード」で検索できる機能です(例:#新宿、#夜景など)。ハッシュタグとは、投稿者が画像などに付ける名札のようなもの。自分の興味のあるテーマ(キーワード)などを入力し、関連した投稿(タグが付いたものだけ)を探せます。
単独ハッシュタグでキーワード検索をする
ハッシュタグ検索をおこなうには、検索画面で「タグ」タブに切り替え、キーワードを入力します。入力したキーワードを含むタグが、投稿数の多い順で表示されるようになっています。
投稿数やフォロワー数の「k」とは
投稿数やフォロワー数のところに、「431k件」というように「k」が表示されているタグやアカウントがあります。この「k」は「1000」を表す単位です。たとえば「20万k」は20万×1000となり、2億を表します。
「トップ」にはユーザー人気の高い画像、「最近」には投稿日時の新しい画像が選ばれて表示されます。[フォローする]をタップするとタグ自体をフォローでき、自分のフィードにそのハッシュタグ投稿が流れてくるようになります。
投稿についたハッシュタグをタップすることでも、タグに関連した投稿を検索できます。有効なタグは青くなっているので、気になるタグをタップするとよいでしょう。
複数ハッシュタグを使った検索方法も
「#花火 #東京」など、2つ以上のハッシュタグを同時に検索したいときもあるでしょう。しかし現時点では、Instagramにおいて複数タグの検索はできない仕様です。
たとえば、タグで「花火」と「東京」の間にスペースを入れた状態で検索すると、1ワードで「花火東京」が入ったハッシュタグのみが検索されます。「花火 東京 お台場」とワードを足していくと、「花火東京お台場」というワンワードがインスタ上のタグに存在しないため、検索結果がヒットしません。
そこでおすすめなのが、Google検索を使った複数ハッシュタグ検索です。以下のように、複数のワードが含まれたハッシュタグが検索可能になります。
Googleにアクセスしたら、以下の検索テクニックを使って、検索欄に文字を入力してください。
単語 OR 単語 hashtag on Instagram
単語 AND 単語 hashtag on Instagram
複数の単語を「OR」または「AND」でつなげます。「OR」ではいずれかの単語を含むハッシュタグ検索が、「AND」ではすべての単語を含むハッシュタグ検索が可能です。
検索の際に注意してほしいのは、「OR」または「AND」は大文字入力でおこなう点と、単語とOR(AND)のスペースは半角であることです。
タイトルの最初に付く「#(タグ)」と「www.instagram.com」を目印に、インスタのハッシュタグページを開いてください。
通常、ウェブ版Instagramのページに遷移し、ハッシュタグページが表示されます。そのままブラウザでも閲覧できますが、ログイン済みのInstagram上で見れば、アーカイブしたりDM経由でシェアしたりといったことが自由におこなえます。
スマホから閲覧している場合は、画面下の[アプリを利用]をタップし、次の画面でインスタグラムのアカウント情報を入力してログインすれば完了です。
スポット検索はおしゃれグルメや人気の観光地を探すのに便利
「スポット検索」とは、特定の場所の位置情報が付けられた投稿を検索できる機能です。初めて訪れる場所で人気の観光地を探したり、流行りのスイーツなどをみつけたりするのに重宝するでしょう。
検索画面の「スポット」タブに切り替え、駅名や店の名前などのスポット名、または住所を入力します。候補となるアカウントが表示されるので、気になるものをタップすると、当該位置情報がつけられた投稿写真や動画を見ることができます。
位置情報を利用して、現在地付近のスポット検索も可能
左:位置情報がオンになっている場合右:位置情報がオフになっている場合
スポット検索には、位置情報サービスを利用して「現在地周辺」の写真・動画を探す機能もあります。なお、位置情報の利用が許可されていないと、この機能は利用できません。
現在地の情報をもとにスポット周辺の情報が自動検索され、検索結果ではその周辺で撮影された写真や動画が表示されます。旅行中に周辺の観光地を調べたり、現在地から近い飲食店を探したりするのに重宝するでしょう。
「なかよし」や「しあわせ」など、位置情報にあえておしゃれワードを盛り込むテクが人気
場所情報を投稿につけると、ちょうどユーザーネームの下の位置にスポット名が表示されるようになっています。この仕組みを利用して、「ありがとう」や「しあわせ」といった投稿に関連するおしゃれキーワードを場所情報として入力するテクニックがあります。
駅名やレストラン名ではなく、あえて感情を表す単語を利用することで、投稿をより際立たせてくれる効果があります。もちろん、ユーザーネーム下の場所をタップすると、同じスポットタグがついた投稿一覧が表示されます。
検索してもアカウント・投稿・タグなどが出てこない原因とは?
いくら検索しても目的のアカウントやハッシュタグ、投稿などがヒットしないならば、主に以下の可能性が考えられるでしょう。
- 非公開アカウントである
- 相手にブロックされている
そのユーザーとフォロー関係にない第三者は、非公開アカウントによる投稿(フィード、ストーリーとも)を閲覧できません。非公開アカウントが投稿にハッシュタグを付けていても、その投稿は第三者によるハッシュタグ検索の検索対象とならない仕様です。
また、Instagramでブロックされていると、相手をユーザー名で検索しても出てこない、あるいは「ユーザーが見つかりませんでした」といったエラーメッセージが表示されてしまいます。詳しくは下記の記事などを参照してください。
検証したInstagramのバージョン:iOS版167.0.0.18.114、Android版167.0.0.24.120