iPhoneの履歴の消し方、残さない/表示しない方法まとめ──Safariから電話・アプリ・Google検索・文字変換・YouTube・マップの履歴削除まで

2017-02-09 18:48

履歴を削除

iPhoneに検索や閲覧などの履歴が残っていると、うっかりマズい痕跡を見られてしまう危険は少なくありません。今回はSafariによるウェブ閲覧、Google検索、電話、文字変換候補、アプリ、YouTube、マップ、ホームボタンを二度押しした際に表示されるマルチタスク画面のよく使う連絡先など、あらゆる履歴の削除方法や表示させないように利用する方法をまとめました。

Androidスマホの履歴を削除する/残さない方法まとめ──ブラウザ閲覧からGoogle検索・アプリ・文字変換・YouTube・マップの履歴まで

Safariのネット閲覧履歴を削除する方法

iPhoneにおける標準ウェブブラウザは「Safari」であるため、ここではSafariをベースに解説します。

閲覧履歴を表示する

iPhone Safari 履歴 削除

まず、Safariをタップして起動したら、画面右下にある[ブックマーク]をタップ。

iPhone Safari 履歴 削除

本のマークのタブが選択されていることを確認し、上から2つ目の[履歴]をタップしましょう。

iPhone Safari 履歴 削除

以前見たページが一覧表示されます。

履歴の削除には右下の[消去]をタップします。

閲覧履歴を消す

iPhone Safari 履歴 削除

表示される各種の履歴消去メニューに応じて、閲覧履歴が消去されます。

iPhone Safari 履歴 削除

なお、履歴は個別に削除することもできます。

その場合、消したい履歴を左スワイプし、表示された[削除]ボタンをタップします。

iPhoneでGoogle検索(候補)の履歴を削除する方法

iPhone Safari 履歴 削除

Safariの検索ボックスに表示される検索ワードの履歴やサジェスト(履歴等からのキーワード予測提示)も、他人の目のあるところで残っていると厄介なものの一つです。

iPhone Safari 履歴 削除

Safari内ではなくiPhoneの「設定」から、履歴削除や検索候補・トップヒットの読み込みを無効化する必要があります。

iPhoneの設定から検索履歴を消す

iPhone Safari 履歴 削除

まず、iPhoneの設定から[Safari]を選択。ここで[履歴とデータを消去]をタップします。

両表記がグレーになれば、検索履歴を含め、閲覧履歴、Cookie、その他のブラウズデータが削除されます。

Googleなどの検索エンジンによるサジェストを消す

続いて、検索ワードの入力時に提示されるサジェストの有無を調整しましょう。

iPhone Safari 履歴 削除

[検索エンジンの候補]をオフにすれば、Googleなど検索エンジンによる検索候補が表示されなくなります。

また、[トップヒットを事前に読み込む]をオフにすれば、ブックマークと閲覧履歴に基づいて推測されるWebサイト(トップヒット)が表示されなくなります。

プライバシーをより高めたいなら、これら設定もオフにしておくとよいでしょう。

iPhoneで文字変換の履歴を削除する方法

iPhone 文字変換 履歴 削除

iPhoneのキーボードの予測文字変換は、よく使っている変換であるほどそれを学習していき、1文字入れただけでも表示してくれる便利な機能。入力速度アップをはかれる反面、過去に入力したワードの履歴が挙がってきてしまうことでもあります。この場合、予測変換のリセットが便利です。

キーボードの変換学習をリセットする

iPhone 文字変換 履歴 削除

まず、iPhoneの「設定」を開きます。[一般]をタップ。

iPhone 文字変換 履歴 削除

続いて[リセット]をタップ。

iPhoneで変換履歴削除

様々なリセット項目が並んでいます。

ここでは[キーボードの変換学習をリセット]をタップします。

iPhoneで変換履歴削除

パスコードを訊かれるので入力。

iPhoneで変換履歴削除

表示される[辞書をリセット]をタップしましょう。

これで、キーボード上で入力したすべての変換履歴が削除され、工場出荷時の状態に戻すことができます。

あなたの秘密がダダ漏れ? iPhoneキーボードの予測変換学習をリセットし、文字入力履歴を削除する方法

iPhoneで電話の発着信履歴を削除する方法

iPhone 電話 通話 履歴 削除

電話での発着信履歴は、iPhoneの電話アプリを起動して「履歴」タブから削除することができます。

まず、「電話」アイコンをタップ。

iPhoneで電話の履歴を削除

下部の「履歴」タブを選択。発着信の履歴が時系列で一覧表示されます。

個別に履歴を消したい場合

iPhone 電話 通話 履歴 削除

発着信履歴を1件ずつ削除したい場合は、各履歴の上を左へスワイプします。

[削除]の赤い文字が表示されるので、これをタップすると削除が完了します。

一括ですべての履歴を消したい場合

iPhoneで電話の履歴を削除

1回の操作でまとめて全発着信履歴を削除したい場合は、履歴一覧の画面の右上にある[編集]をタップ。

iPhone 電話 通話 履歴 削除

全履歴の左側に赤い[-]マークが表示されます。画面の左上にある[消去]をタップします。

iPhone 電話 通話 履歴 削除

表示される[すべての履歴を消去]をタップ。これで、ほとんど全ての発着信履歴が削除されます。ただし、キーパッドから発信した履歴はキーパッド内で記憶されていますので注意が必要です(詳しくは下記記事を参照)。

【iPhone】同じ電話番号に連続で高速リダイヤルする方法 発信履歴の削除の盲点にも

また、身に覚えがない発信履歴がある場合の対策は、以下の解説が参考になるかもしれません。

iPhone「勝手に電話を発信された履歴があって怖すぎ」問題の原因と対策

YouTubeの再生/検索履歴を削除する方法

iPhoneでYouTubeの履歴を削除

iOS版のYouTubeアプリでは、Googleアカウントでログインしている状態だと、これまで閲覧した動画の履歴や検索履歴などが表示されます。

これらが表示されないようにするには、ログアウトしてYouTubeを利用するという手もありますが、ここでは再生履歴および検索履歴を削除する方法を紹介します。

ログインした状態で閲覧・検索履歴を消す

iPhoneでYouTubeの履歴を削除

YouTubeで履歴を消すには、Googleアカウントでログインした状態である必要があります。そのうえで、画面右上の3点マークからメニューを開き、[設定]を選択します。

iPhoneでYouTubeの履歴を削除

「プライバシー」の項目にある[再生履歴をクリア][検索履歴をクリア]をそれぞれタップします。

iPhoneでYouTubeの履歴を削除iPhoneでYouTubeの履歴を削除

表示される確認ポップアップで[履歴をクリア]をタップ。これで、すべての閲覧および検索履歴が削除され、以後表示されなくなります。

なお、一つずつ、あるいは複数選択して再生履歴や検索履歴を削除することはできません。

iPhoneでGoogleマップの履歴を削除する方法

iPhone 履歴 削除 マップ

iPhoneにはApple純正のマップもありますが、地図アプリの定番といえばやはり「Googleマップ」です。Googleマップのアプリには「検索履歴」と「ロケーション履歴」があり、第三者に見られると、どこへ行ったか/行こうとしているのかバレてしまう可能性もあります。

これら履歴はYouTubeと同様、Googleアカウントでログインしている状態で表示または保存されます。そのため、ログアウトすれば表示自体はされなくなりますが、ここではいずれの履歴も削除する方法について紹介します。

検索履歴を消す

iPhone 履歴 削除 マップ

アプリを起動したら、左上の[≡]マークをタップします。

※Googleアカウントでログインしている状態が前提です。

iPhone 履歴 削除 マップiPhone 履歴 削除 マップ

左サイドからメニューが表示されるので[設定]を選択。

続いて、[マップの履歴]をタップ。

iPhone 履歴 削除 マップ

これまで検索したスポットなどの履歴が一覧で表示されます。一括での削除には対応していないため、複数ある場合には一つずつ消していく必要があります。

削除したい履歴の右にある[×]マークをタップしましょう。

iPhone 履歴 削除 マップ

確認ダイアログが表示され、削除する履歴の種類などが示されます。

問題なければ[削除]をタップすることで、履歴の削除が完了です。

ロケーション履歴を消す

iPhone 履歴 削除 マップiPhone 履歴 削除 マップ

現在地送信機能およびロケーション履歴を保存する設定がオンになっている場合、iPhoneから送信される位置情報の履歴がGoogleに保存されるようになります。訪れた場所に基づく検索結果を表示するなど、便利に利用できる面もありますが、これも非常にプライベートな履歴として残っています。

ロケーション履歴に関しては、「設定」から[ロケーション履歴]と進んで保存や現在地送信をオフにすることはできますが、アプリ内で履歴自体は削除できません。ただし、[ロケーション履歴を管理する]をタップしてブラウザでhttps://maps.google.com/locationhistoryにアクセスすることにより、履歴を消すことが可能です。

iPhone 履歴 削除 マップiPhone 履歴 削除 マップ

上記の管理ページにおいて、小さいゴミ箱マークをタップすると、すべてのロケーション履歴を削除することが可能です。この削除は24時間後にダッシュボードに反映されます。

ただし、デスクトップ版の画面表示のためiPhoneからは非常に操作しづらく、個別でのロケーション履歴の削除もやりにくいのが現状。ロケーション履歴の選択削除に関しては、デスクトップからのアクセスがおすすめです。

iPhoneでアプリのダウンロード履歴を削除(非表示に)する方法

iPhoneのアプリ履歴を非表示

すでにアンインストールしていても、過去にダウンロードしたアプリの履歴はApp Storeの「購入済み」に残ってしまいます。

この購入済みアプリの履歴は削除することはできませんが、非表示化することは可能。ただし、PCでiTunesを起動し、Apple IDでログイン後に操作する必要があります。

PCからiTunes経由で履歴を消す

iPhoneのアプリ履歴を非表示

パソコンでPCを立ち上げたら(ログイン済み)、右下にある[購入済み]をタップします。

iPhoneのアプリ履歴を非表示

これまでに購入したアプリが一覧で表示されます。

履歴を隠したいアプリを選択すると、右上に[×]印が表示されるので、これをクリック。

iPhoneのアプリ履歴を非表示

ダイアログに従って[非表示]をクリックしましょう。

iPhoneのアプリ履歴を非表示

iPhoneで確認すると、非表示化されてApp Storeの履歴にも表示されなくなっています。

再表示させることもできるので、依然として履歴は残ったままではあるものの、見られるとマズいアプリはこの方法で隠しておくとよいでしょう。

ホームボタン2度押しで表示されるマルチタスク画面の電話履歴・よく使う連絡先などを非表示にする方法

iPhoneで履歴削除

iOS 8以降では、マルチタスク画面(起動しているアプリを一覧する画面:ホームボタンを2度早押しすると表示される)に連絡先の「よく使う項目」と、電話の「通話履歴」が表示される仕様になりました。

いちいち顔表示されるので気になる、あるいはスワイプアップした際に誤タップしたといった人も少なくないはず。これらを非表示にする方法を紹介します。

iPhoneで履歴削除

まず、iPhoneの「設定」から[メール/連絡先/カレンダー]をタップ。

iPhoneで履歴削除

続いて、[Appスイッチャーに表示]をタップします。

iPhoneで履歴削除

[電話のよく使う項目]と[履歴]をオフにします。

これで、マルチタスク画面によく使う連絡先や通話の履歴は表示されなくなります。

iPhoneで閲覧・検索履歴を残さない方法(プライベートブラウズ)

履歴を削除するのではなく、そもそも履歴を残さずネットを閲覧するという選択肢もあります。Safariブラウザには、検索履歴やCookie(ログインIDやパスワードなど)も一切残さない「プライベートブラウズ」という機能が用意されているのです。

【iPhone】Safariに閲覧・検索・入力の履歴を残さない「プライベートブラウズ」機能の使い方

iPhone Safari プライベートブラウズ

プライベートブラウズは、iOS 6以前では「設定」から有効にする面倒がありましたが、iOS 7以降ではSafari内から簡単に設定がおこなえます。ここでは、iOS 8での設定方法を解説します。

まずSafariを開いたら、右下にあるタブのアイコンをタップしましょう。

iPhone Safari プライベートブラウズ

ここで、画面下にある[プライベート]をタップ。

iPhone Safari プライベートブラウズ

プライベートブラウズをオンにする直前にメッセージが表示されるので、[完了]ボタンをタップしてプライベートブラウズモードに移ります。

iPhone Safari プライベートブラウズ

プライベートブラウズでは、Safariの画面上下が黒っぽいデザインになるので一目瞭然。これまでの履歴は手動で消去しなければ削除されないが、有効化後の各種履歴は一切残らないようになります。

また、プライベートブラウズをオフにしたい時は、画面右下にあるタブのアイコンをタップします。

iPhone Safari プライベートブラウズ

続いて、画面左下の白ヌキ表示の[プライベート]をタップ。

これでプライベートブラウズは解除され、[プライベートブラウズ]の表示や画面デザインも元に戻り、閲覧履歴も残るようになります。

Spotlight検索の候補(履歴)を非表示にする方法

ホーム画面を下スワイプ、もしくは最初のホーム画面で右スワイプして上部の検索窓をタップすると表示されるのが、Spotlight(スポットライト)検索。iPhoneに保存されているアプリや音楽・動画などのコンテンツ、メールや各種メッセージ、連絡先などのデータについて、特定キーワードで一括検索することができる機能です。

便利な反面、検索候補は過去の様々な履歴を元に提示されます。このため、プライベート性が高い情報に関する検索候補は非表示にしておきたいという人も少なくないはず。

iPhone 履歴 非表示 スポットライト検索iPhone 履歴 非表示 スポットライト検索

Spotlight検索の候補(履歴)を非表示にするには、「設定」アプリから[一般]→[Spotlight検索]と進みます。ここで[Siriの検索候補]という項目がありますが、これはSiriがユーザーの好みや位置情報などを解析して検索候補を提示する機能です。

そのため、この項目をオフにすることで検索候補(履歴)を非表示にすることができます。この画面ではSpotlight検索の結果から除外してもよいアプリ(Spotlight検索自体使っていないならすべてのアプリ)をそれぞれ選択することも可能です。

【iPhone】意外と知らない、Spotlight検索の使い方──設定変更で「Siriの検索候補」などを非表示にする方法も解説

なお、Spotlight検索の無効化はiPhoneの動作が重く感じる時にも、それを改善できる場合があります。

iPhoneが「重い」「遅い」時の原因と解消法まとめ

履歴を「削除できない」時のよくある原因

iPhone 履歴 削除できない

履歴が削除できないパターンで、最もよくあるのがSafariの履歴が消せないというもの。履歴消去のボタンがグレーに表示されて削除できない、あるいはSafariの設定が表示されないといったケースが散見されます。

ほとんどの場合、この原因になっているのがiPhoneの「機能制限」。何らかの理由で機能制限がオンになったことで、Safariに影響が及んでいる可能性が高いです。

機能制限の解除は、「設定」アプリから[一般]→[機能制限]と進んでおこないます。機能制限用のパスコードを入力し、最上部の[機能制限を解除]をタップして再度パスコードを入れれば完了です。