MMD研究所が「2015年4月格安スマホ通信速度調査」を実施し、その結果を発表しました。
調査期間は2015年4月9-15日の平日5日間。調査場所は東京の恵比寿で、10-11時、12-13時、17-18時の3つの時間帯で各5回計測し、最大・最少の値を除く3回の平均値を記録しています。MVNO10社とdocomo、au、SoftBankの通信速度を調べました。
調査では「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使い、docomo回線SIMはASUS ZenFone 5、au回線SIMは京セラ LUCE、通信3キャリアはiPhone 6を利用しています。
格安SIMにとって、お昼は厳しい時間帯
※ぷららモバイルLTEのみ3Gで計測
調査結果によれば、通信3キャリアとUQ mobileはどの時間帯も急激に低速になることはないのですが、MVNO9社の12-13時のデータは下り(ダウンロード)の速度が大幅に低下しています。トラフィックが集中するお昼は、格安SIMを利用するユーザーにとっては我慢の時間帯だといえます。
今回の調査は恵比寿で実施していることもあり、MVNO各社の速度のばらつきは参考程度に留めておいたほうがよいでしょう。「2015年1月主要MVNO通信速度調査 JR山手線編」では、駅によって速度が大きく異なるという調査結果が出ています。
格安SIMについてよく分からない人は、次の特集をおすすめします。
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