「dTV」レビュー:月500円で12万本超え、圧倒的コスパで攻める国内最大手の動画配信サービス

2017-03-17 11:02

「dTV」レビュー:月500円で12万本超え、圧倒的コスパで攻める国内最大手の動画配信サービス

休日に映画やドラマ、アニメなどをじっくり楽しみたいと目論んでいる人におすすめしたいのが、定額で見放題の動画配信サービス。数ある中でも、コストパフォーマンスが飛び抜けて高いのが「dTV(ディーティービー)」です。今回は、実際にdTVのラインナップや使いやすさはどうなのか、気になる点を中心にレビューしてみました。

どれがいい? 定額制の動画配信(見放題)サービスの比較と選び方

ドコモユーザー以外も使える国内最大手のサービス

dTV レビュー

dTVはNTTドコモが提供し、エイベックス通信放送(ドコモとavexの合弁)が運営している動画配信サービスです。2016年3月に会員数が500万人を超え、国内の定額制動画配信サービスでは最大手です。

人気の秘密は何といっても、月額500円(税別)というリーズナブルな料金設定にあります。ビデオレンタル1~2本の値段で、映画やドラマが見放題(一部で視聴ごとに課金が必要です)。しかも、12万もの膨大な数の作品が配信されており、おトクすぎる内容と言っていいでしょう。31日間の無料お試し期間も用意されています。

31日間の無料お試しはこちら

dTV レビュー

ドコモの回線を持っていなくても利用できるが、アカウント作成には「dアカウント」が必要。利用にはdアカウントの新規発行とdTVへの登録をおこなう

dTV レビュー

dTVでは、初回のみデバイスの登録が必要になる。最大5台まで、複数デバイスで視聴できるのも魅力

12万を擁するコンテンツ数、充実しているジャンルは?

12万というインパクトのある作品数ですが、その内容は多岐に渡っています。洋画、邦画、アニメ、そして国内外のドラマ、韓流・華流、キッズ、教養・バラエティ、BeeTV、音楽、マンガ、ショートショートなど、ジャンルがとにかく幅広いです。

中でも「BeeTV」は、dTVの目玉コンテンツの1つです。BeeTVは、ドコモがエイベックスグループと共同で提供している携帯電話向けの動画配信サービスですが、dTVではこのBeeTVの作品がすべて見放題です。

BeeTVでは、オリジナルのドラマやバラエティなどを多数配信しています。番組にはテレビや映画でなじみのある俳優やタレントが出演し、テレビ番組と変わらないクオリティです。実写版の『進撃の巨人』が制作されて話題になったのはつい最近のことですし、他にも数々の番組が制作されています。

dTV BeeTV

BeeTVでは、ドラマのスピンオフ作品やスライドショームービーで視聴できる「マンガ」などがある

また、音楽作品が充実しているのも大きな特徴です。話題のアーティストのミュージッククリップや、国内外のアーティストのライブ映像などを見ることができます。J-POPからロック、演歌まで、様々なジャンルの「カラオケ」映像も膨大にあります。歌の練習やストレスの発散に使えそうです。

dTV 音楽

国内アーティストのライブ映像やミュージックビデオが特に充実している音楽コーナー

このほか注目したいのは、韓流・華流(ドラマ/バラエティ)の作品数が352本(2016年12月現在)と非常に充実していることです。ラブストーリーやラブコメ、時代劇など幅広い作品が配信されているので、ファンにはたまりません。

最新作もレンタルで視聴できる

見放題のコンテンツに加えて、最新作などをレンタルで見られるのもdTVの強みです。

見放題で視聴できる映画のタイトルは2000本弱ですが、さらにレンタルで1400本弱(アニメやドラマを含む)の作品が視聴できます。レンタル料金は1本100円から。ドラマは1本300円、映画なら400~500円(いずれもHD画質)というのが標準的な価格設定です。英語の作品には吹替版も用意されています(一部を除く)。

dTV レンタル

レンタルは洋画が700本以上、邦画は230本以上で、特に洋画が充実している

話題の『ウォーキング・デッド』もアメリカとほぼ同時配信

劇場で公開される作品に合わせて、過去のシリーズがまとめて配信されることもあります。たとえば『バイオハザード:ザ・ファイナル』の劇場公開に合わせて、『バイオハザード』のI~Vが見放題になるといったケースなどがあります。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に合わせて、『スター・ウォーズ』のEP1~6が見放題になったこともあり、話題の映画の復習にぴったりです。

dTV ウォーキング・デッド

海外ドラマは、20世紀FOXやスタジオユニバーサル、ディズニー、ワーナー・ブラザースなどのスタジオの作品を見ることができます。定番の作品は一通りありますが、Huluなどに比べるとラインアップは少なめです。また、すべてのシーズンが見られるわけではなく、途中のシーズンから配信されているものも多く、最初から見たい時は困ります。さらに番組によっては途中で広告が流れるものもあり、海外ドラマ好きはやや不満を感じるかもしれません。

ただ、注目したいのは「FOXチャンネル」を見られる点です。同チャンネルのリアルタイム配信では『ウォーキング・デッド』の最新作が、アメリカでの放送とほとんど同じタイミングで配信されます。定額制の動画配信サービスで「FOXチャンネル」が見られるのはdTVとHuluだけなので、サービスを選ぶ上でのポイントになるでしょう。

作品は探しやすい? ダウンロード機能は?

12万もの作品があると、見たい作品を探すだけでも大変です。dTVでは検索機能として、ジャンル検索やランキング機能を用意しています。気になる作品がある時はクリップのアイコンをタップし、お気に入りのリストへ登録できます。またライブ配信のコンテンツは、アラームをセットしておけば放送時間に通知してくれます。

dTV ダウンロード

dTVアプリの「新着」では近日配信予定の作品リストが表示され、ここをチェックするのも楽しい

アプリを初めて起動すると、好みのジャンルを聞かれ、設定した好みに合わせておすすめ作品が表示されます。おすすめの内容は再生した作品によって変化し、好みでない作品をリストから外すこともできます(アプリ版のみ)。またアプリでは、左右のフリックでチャンネル(20以上あります)を移動し、面白そうな作品を探すことができます。

dTV ダウンロード

「あなたにオススメ」には、過去に視聴したコンテンツからのおすすめが表示される

出先でもオフラインで作品を楽しめる

スマホやタブレットから視聴する時に便利なのは、作品をダウンロードして再生できることです。あらかじめ自宅などWi-Fi環境で動画をダウンロードしておけば、外出先でも高画質で見ることができますし、通信量も気になりません。

dTV ダウンロード

画質を選んでダウンロードできる。ただし、ミュージックビデオやライブ映像などは持ち運べない

ChromecastやdTVターミナルを活用してテレビでも快適視聴

スマホやPCだけでなく、テレビにつないでdTVを楽しむこともできます。専用端末の「dTVターミナル」のほか、dTV対応テレビやAmazon Fire TV、Fire TV Stick、Chromecast、Apple TVなどに対応しています。

dTVターミナル

dTVターミナルではテレビによるdTV視聴が楽しめる。付属の専用リモコンで操作する

これらの機器を用意すれば、簡単にテレビの画面でdTVを視聴することができます。今回はChromecast(クロームキャスト)を利用してテレビに映してみましたが、FOXチャンネルやライブ配信にも対応しており、画質も劣化することなく快適に見ることができました。

「Chromecast」を買うべき6つの理由

ところで、PCでdTVを視聴する時は多少の注意が必要です。Internet Explorerを利用する場合、「Microsoft Silverlight 5」をインストールが求められます。またMacでは、一部のコンテンツがHDで再生できません。SD画質だと720×480ピクセルとなり、HD画質(1280×720ピクセル)に比べてぼやけた画像になるのが残念です。

ちなみに、以前はEdgeやChromeに対応していませんでしたが、現在はどちらのブラウザもdTVに対応しています。

dTV PC

Macでは一部の作品がSD画質になってしまうことも

まとめ

月額500円という価格を感じさせない充実した内容で、コストパフォーマンスの高さは抜群です。他の動画配信サービスと比べられることも多いですが、オリジナル番組の制作に力を入れている点や、音楽コンテンツが豊富といった強みもあり、ただ安いだけではないこともわかります。

dTVには31日間の無料お試し期間があります。普段忙しいという人も、年末年始や大型連休などを利用して自分の見たいコンテンツがあるか、じっくり見定めてください。

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