2017年現在、PINコード設定に代わってアカウント引き継ぎ設定が導入されています。
LINEは9月22日14時より、iPhoneおよびAndroid版をはじめとしたLINEアプリで、PINコード(暗証番号)の設定を必須にしました。バージョン4.5.0以降のLINEにおいて、設定が強制化されます。
PINコード(暗証番号)とは
「PINコード」とは、LINEに(メールアドレスとパスワードで)ログインしようとしているユーザーが本人かどうかを確認するための4桁の暗証番号。不正ログイン(乗っ取り)の被害拡大を防ぐため、これまで任意で設定できるセキュリティ機能でしたが、今回から設定が義務化されました。
これにより、不正にメールアドレスやパスワードを入手した悪意の第三者が、あなたのアカウントでLINEにログインしようとした際に、このPINコードを知られなければ、ログイン(乗っ取り)することはできなくなります。
また、PINコードを設定することにより、機種変更などでこれまでと電話番号の違うスマートフォンでログインする場合、PINコードの入力が必要となります。
危険なPINコードの例
- 同じ数字や連続する数字(例:1111、1234、9876など)
- よく知られた語呂合わせ(例:4649、2525、5963など)
- 個人情報に関連する数字(例:生年月日、住所の一部、現在または昔使用していた電話番号の一部、メールアドレスの一部、パスワードの一部、他のサービスで使用している4桁の数字など)
設定したPINコードを忘れないようにすることが必要ですが、犯人から4桁の数字を推測されては意味がありません。上記のように、簡単な文字列や自分の誕生日など他人が想像しやすい数字は避けたほうが賢明です。
なお、アプリを開くたびに毎回入力する「パスコード」とは異なりますので、混同しないようにしましょう。
PINコードを設定する方法
まず、LINEアプリを起動します。
「その他」から[設定]→[アカウント]→[PINコード]と進みましょう。
表示されたPINコード登録画面で、4桁の数字を2回入力して「OK」をタップ。これで登録完了です。
なお4桁の数字は、同じまたは連続する数字、よく知られた語呂合わせ、個人情報に関連する数字は避けましょう。
設定後は、電話番号の異なるスマートフォンからのログイン時のみ、PINコードの入力が必要になります(右上の画面)。
すでにPINコードを設定している場合、再設定の必要はないものの、安全なPINコードを設定できているか、この機会に再確認しておくとよいでしょう。