「LINE Pay」の使い方 超入門──仕組みからチャージ・決済方法、クレカ登録、本人確認まで解説

2017-03-07 21:33

LINE Pay

LINE Pay(ラインペイ)は、LINEの友だち同士でお金を送ったり、ネットショッピングや対応サービスの決済に使ったりできるモバイル送金・決済サービスです。実店舗でも使える「LINE Payカード」も登場したことで活用の幅が広がり、「LINEポイント」も貯めやすくなるなど、注目を集めています。本稿では、LINE Payをはじめる方法や、使い方について丁寧に解説します(iPhone/Android対応)。

LINE Payとは──その仕組み、気になる手数料や加盟店は?

LINE Payでは何ができる?

世界1000万ユーザーを超えるLINE Payは、LINEアプリに組み込まれたモバイル送金・決済サービスです。サービスの運営は、LINE株式会社の子会社であるLINE Pay株式会社によっておこなわれています。LINE Payの主な機能は以下の5つです。

  1. LINE Payにお金を入れる「チャージ機能」
  2. LINEの友だちにお金を払う「送金機能」
  3. LINEの友だちに支払いを要請する「支払い依頼・割り勘機能」
  4. LINE Pay導入加盟店や提携サービスで決済を行う「決済機能」
  5. LINE Payに貯まったお金を引き出す「出金機能」

手数料はかかる?

ユーザーは出金機能のみ、1回につき200円+消費税の手数料が発生しますが、それ以外はすべて無料で利用できます。

送金機能では、銀行の口座番号を知らない相手でも、LINEの友だちであれば送金できるのが特徴です。手数料がかからず、また24時間365日いつでも利用できるので、現金書留やATM振り込みを利用するより手軽なのがウリです。

LINE Payとは

なお、加盟店側にかかる加盟店手数料は、導入から2年間は月間決済額100万円まで0%で利用でき、100万円超えた分については物販が3.45%、デジタルコンテンツが5.5%を基本とした料率で運用可能となっています。

加盟店や提携サービスはどれくらい?

また決済サービスでは、LINEウェブストアや、LINEからタクシーを配車できる「LINE Taxi」のほかに、LINE Pay導入加盟店や提携サービスでの決済がおこなえます。

2014年12月のローンチ以来、加盟店と提携サービスは10社を超えていて、いずれはオフライン店舗の支払いにも活用できるようになる予定です。

LINE Pay加盟店(代表的なECサービス)

  • ZOZOTOWN
  • Felissimo
  • HMV ONLINE
  • FOREVER21
  • Fril
  • SHOPLIST.com
  • Groupon
  • Reward by CROOZ
  • LOWRYS FARM
  • GLOBAL WORK
  • niko and …
  • POCKET CONCIERGE

LINE Payは危険なの?

LINE Payとは

LINE Payは不正利用の防止のため、ユーザーの本人確認の有無によって利用できる機能や金額が制限されています。

またLINE Payの利用には、LINEの登録パスワードとは異なる「LINE Pay専用パスワード」の登録が必要となっています。送金時や決済時のほか、別端末でのLINE Pay初回ログイン時には専用パスワードの入力が求められ、第三者によってLINEアカウントに不正ログインされても、LINE Payの機能が使われないような仕様となっています。

このほか、送金依頼の回数や金額などの諸条件によって不正な動きをするアカウントを検知・報告するモニタリングシステムや、不正行為によって発生した損害を補償する利用者補償制度により、すべての送金・決済・出金において被った損害額はLINE社がカバーするとしています。

参考:LINEの送金・決済サービス「LINE Pay」、安全のしくみをご紹介 : LINE公式ブログ

LINE Payとは

前述のように、LINE Payのすべての機能を利用するには、本人確認や銀行口座振替申込が必要ですが、新規登録だけでも「チャージ」「決済機能」が利用でき、この登録作業は5分程度で済みます。

LINE Payの利用による割引などのキャンペーンも随時実施されており、これからLINE Payを使ってみたいという人なら、まずはショッピングから使ってみるのがおトクかつ手軽でしょう。

本稿ではLINE Payを登録し、チャージしてネットショッピングの決済をおこなうまでの手順を中心に、「LINE Payのはじめ方」を紹介していきます。

LINE Payを新規登録する方法

ここではiPhone版LINEの画面で説明していますが、手順はAndroidでもほぼ同じです。ただし、AndroidにおけるLINE Pay利用には、別途「LINE Pay」アプリをインストールしておく必要があります。

LINE Pay 登録

LINE Payの登録は、LINEアプリからおこないます。LINE(バージョン4.8.0以降)を起動して[その他]タブにある[LINE Pay]をタップします。

LINE Pay 登録

ガイダンスが表示されるので、[はじめる]をタップして進みます。

LINE Pay 登録

電話番号とメールアドレスに加え、新規登録に必要なパスワードを設定します。パスワードはLINE Pay専用のパスワードで、7桁の数字で設定します。

※LINEのバージョン6.4.0以降では、パスワードの桁数が7桁から6桁に変更されています。

なお、iOS 8以降を利用している場合は、Touch IDによる指紋認証でパスワード認証をおこなうこともできます。

LINE Pay 登録

「利用規約に同意」「プライバシーポリシーに同意」「LINE(株)からのお客様情報の提供」のすべてをチェックし、[完了]をタップします。

LINE Pay 登録

LINE Payの画面が表示されるので、[次のステップ]という部分をタップします。

LINE Pay 登録

アカウントの登録に必要な個人情報(氏名や住所)を入力します。

[利用規約に同意]をタップすると利用規約が表示されるので、画面をスクロールして[同意します]をタップ。

LINE Pay 登録

最後に[完了]をタップすれば登録作業は完了です。

LINE Payにチャージする方法(コンビニ)

LINE Pay コンビニ チャージ

LINE Payにお金を入れるには「チャージ」が必要です。チャージは銀行口座、コンビニエンスストア、Pay-easyの3種類が利用できます。

本稿では、最もポピュラーなコンビニでのチャージの手順を紹介していきます。※銀行口座からのチャージなどの方法については、下記の特集で解説しています。

「LINE Payカード」の使い方──申込からチャージ・決済の方法、LINEポイントの貯め方まで

LINE Pay コンビニ チャージ

LINE Payの画面を開いたら、[チャージ]をタップします。

[コンビニ決済]をタップし、コンビニからチャージします。

LINE Pay コンビニ チャージ

初回のみLINE Payの利用規約が表示されます。

最後までスクロールして[同意します]をタップします。

LINE Pay コンビニ チャージ

チャージ金額を設定します。金額は100円、1,000円、10,000円から選ぶほか、手入力も可能です。ボタンをタップするたび、100円、200円というように金額が加算されます。

チャージ可能な金額は、最低100円から上限は99,800円です(コンビニ決済の場合、後述の本人確認をおこなうことで上限が30万円になります)。金額を設定したら[チャージ]をタップします。

LINE Pay コンビニ チャージ

受付番号と予約番号の記載されたページが表示されるので、対象のコンビニで支払いを済ませます。対象コンビニは2015年5月25日現在、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス、ミニストップ、セイコーマートの5つです。

コンビニにある端末を操作し、受付番号と予約番号を入力します。レシートが発行されるので、レジに持って行って支払います。支払期間を過ぎた場合は、もう一度チャージ操作をおこない、予約番号を発行します。

LINE Pay コンビニ チャージ

支払いを済ませるとすぐにLINE Payにチャージされ、通知やメールが届きます。

なお、Pay-easyを利用する場合も同じです。予約番号の代わりにお客様番号が表示されるので、Pay-easyのATMや銀行口座などを通じて支払いをおこなうとチャージされます。Pay-easyを利用する時は、上限金額が9万8699円(本人確認後は100万円)になります。

セブン銀行ATMでの入出金に対応へ

LINE Payユーザーは2017年春頃から、セブン銀行ATMでLINEアプリを用いた現金による入金(チャージ)および出金が原則24時間365日できるようになります。また、LINE Pay カードを用いた現金による入出金も可能となる見込み。利用手数料などについては詳細が決まり次第、案内するとしています。

LINE Pay チャージ コンビニ ATM

具体的には、LINEアプリを起動してLINE Payメニューから「チャージ」→「ATM」と進み(カメラが起動)、ATMの取引画面に表示されたQRコードを読み取ります。アプリに表示された4桁のコードを入力して、チャージしたい金額をATMに投入するという手順になります。

LINE Payにクレジットカードを登録する方法

LINE Pay クレジットカード

クレジットカードを登録すると、残高がなくてもECサイトでの買い物やLINEウェブストアLINE Taxiの決済にLINE Payが利用できます。

チャージや送金には利用できませんが、決済機能を利用するなら登録しておくと便利でしょう。クレジットカードはAmerican Express、Diners Club、JCB、MasterCard、Visaが利用できます。

LINE Pay クレジットカード

まず、LINE Payの画面から[カード登録]をタップします。

LINE Pay クレジットカード

カードの情報を入力します。カード番号は[クレジットカードスキャン]を使うと、カメラ読み取りによって簡単に入力できますが、カードによって認識できないこともあります。

カードニックネームには、任意の名前を入力します。[クレジットカード登録]、[確認]の順にタップしてクレジットカードの登録を完了させます。

LINE Pay クレジットカード

登録したクレジットカードは、[設定]→[クレジットカード]で管理します。

LINE Pay クレジットカード

クレジットカードは複数登録でき、不要になったものはスワイプして削除できます。

LINE Payで決済する方法

LINE Payの決済機能を利用してみましょう。「ZOZOTOWN」「Fril」「ローソン e-gift」「FOREVER 21」「HMV ONLINE」「GROUPON」などのECサイトやサービスでLINE Payの決済が利用できます。またローソンでは、LINE Payでバーコードを表示し、レジで読み取ってもらうことで決済する事も可能です。手順をそれぞれ紹介します。

EC(ネットショッピング)での決済:ZOZOTOWNの例

LINE Pay 決済 zozo

決済の方法は簡単です。たとえば、ZOZOTOWNならレジの画面で決済方法に「LINE Pay」を選択し、注文を確定します。

LINE Pay 決済 zozo

LINEが起動しない場合は、画面に表示されている[続ける]をタップします。

LINE Pay 決済 zozo

LINEが起動したら、LINE Pay登録時に設定したLINE Pay専用パスワードを入力します(画面では、Touch IDで認証をおこなう設定にしています)。

LINE Pay 決済 zozo

決済に利用する支払い方法を選んで、[決済]をタップすれば完了です。

クレジットカードが複数ある時は、[>]をタップして切り替えることができます。また銀行口座を登録していれば、その場でチャージして残高を足すことも可能です。

LINE Pay 決済 zozo

PCから注文することもできます。注文を確定するとLINEのログインページが表示されるので、ユーザーIDとパスワードを入力してログインします。

LINE Pay 決済 zozo

スマートフォンでLINEを起動すると、LINE Payの支払い画面に切り替わるので、決済手続きをします。

LINE Pay 決済 zozo

ちなみに、ECサイトによっては、LINE Payで支払うことで割引などの特典が受けられるキャンペーンも実施されています。たとえばLINEストアでは、LINE Pay経由でLINEクレジットをチャージすると最大で25%のボーナスがつきます。

期間限定のものも多いので、キャンペーンを見かけたら早めに利用したほうがよいでしょう。

バーコードでの決済:ローソンの例

LINE Pay バーコード決済

「コード決済」とは、スマホ画面上のLINE Payで表示されるバーコードをレジに提示して、読み取ることで完了する決済サービスです。これまで、「モバイル決済 for Airレジ」に対応した一部加盟店のみで利用可能ですが、2017年1月より全国約1万3000店舗のローソンでも使えるようになっています。利用手順は以下のとおり。

  1. LINEアプリ上のLINE Payメイン画面で[コード]をタップ
  2. パスワードを入力してコードを表示(LINE Pay起動時に入力済みの場合は不要)
  3. レジで店員にコード画面を提示し、LINE Payでコード決済する旨を伝える
  4. コードを読み取る(店員側で操作)
  5. レシートを受け取る(決済完了時点で、手元のLINEアプリに完了のメッセージが届く)

注意したいのは、コード決済を利用するとLINEポイントが付与されない点です。LINEポイントを貯めたい人は、LINE Payカードによる決済をおすすめします。

LINE Pay バーコード決済

バーコード画面でLINE Pointのスイッチをオンにする

なお、2017年4月11日から5月10日までの期間限定で、LINEポイント(1ポイント1円)を使ってローソンでバーコード決済がおこなえるキャンペーンが実施されます。ポイントが貯まっているなら、手軽に利用するよい機会といえそうです。

LINE Payカードによる決済

LINE Payカードを使って実店舗で買い物をする方法は、クレジットカードと同じです。支払い時にカードを提示して「LINE Payで支払います」と伝え、必要なら署名をします。支払回数は1回払いのみ利用可能です。

「LINE Payカード」の使い方──申込からチャージ・決済の方法、LINEポイントの貯め方まで

LINE Payでの本人確認:送金や出金には「LINE Money」への移行が必要

ところで、LINE Payには「LINE Cash」と「LINE Money」の2種類があり、利用できる機能が異なります。

前述したように、新規登録しただけの状態でコンビニやPay-easy経由で入金したお金は、「LINE Cash」としてチャージされます。LINE Cashでも決済機能は利用できますが、 LINE Payの送金機能や、LINE Payに貯まっているお金を引き出す出金機能には「LINE Money」への移行が必要です。

LINE Pay 本人確認

LINE CashからLINE Moneyへの移行に必要になるのが「本人確認」です。本人確認の方法は「銀行口座登録」と「証明写真のアップロード」の2つあります。

銀行口座は、三井住友銀行(ネットバンキングの利用が必要)か、みずほ銀行のどちらかの口座が必要です。証明写真のアップロードでは、運転免許証や健康保険証などの身分証明証を撮影して送信します。

本人確認の方法

LINE Pay 本人確認

本人確認は、LINE Payの[設定]にある[本人確認]でおこないます。本人確認の方法を選んで、画面の指示に従います。

LINE Pay 本人確認

[証明写真のアップロード]を選んだ場合は、生年月日や職業など必要事項を入力した上で、運転免許証や健康保険証などを撮影します。

[完了]をタップすると、1週間前後で書留が送られてくるので、それを受け取ることで本人確認の承認が完了となります。