スマホの文字入力が捗る、おすすめキーボードアプリ6選【iPhone/Android】

2018-09-13 18:11
記事タイトルとURLをコピーする

自分に合ったキーボード(日本語入力)アプリを探す

スマホでは様々な日本語入力がおこなえる、キーボードアプリを利用できます。キーボードは検索やSNSの書き込みなど、スマホで入力をする時には頻繁に使うので、自分に合ったアプリを見つけておくと操作が劇的に快適になることもあります。

そこで今回は、iPhoneやAndroidスマホで使える、おすすめのキーボード(文字入力)アプリを6本紹介します。

どっちを選ぶ? 文字入力アプリ比較:Google日本語入力 vs ATOK(Android)

スマホの入力キーボードを切り替えるには?

キーボードアプリを利用するには、インストール後に設定を変更する必要があります。ここでは、iPhoneとAndroidスマホ別にキーボードの変更方法を説明します。また、単語を辞書登録をする方法も合わせて紹介します。

iPhoneの場合

スマホの入力キーボードを切り替えるスマホの入力キーボードを切り替える方法

「設定」アプリを起動して[一般]→[キーボード]と進みます。画面が切り替わったら同じく[キーボード]を選択。さらに[新しいキーボードを追加]をタップしてください。

スマホの入力キーボードを切り替えるスマホの入力キーボードを切り替える

「他社製キーボード」の欄で、インストールしたキーボードをタップします。たとえば[Gboard]を選択し、画面が切り替わったら[フルアクセスを許可]を有効にして、設定は完了です。

フルアクセスは、Apple以外のサードパーティ製キーボード開発者がiOSデバイスの保存領域にアクセスしたり、キーボードアプリを介してインターネットに接続したりするために必要な権限を指します。これを許可すると、Appleは主体的にユーザーの入力情報を管理できなくなる(開発元にキーボードを使用して入力した内容を転送することを認める)ため警告が表示され、この点でのリスクは生じるといえます。

ただし、フルアクセスが許可されていない状態では、キーボードとiOSの設定アプリ間で情報のやりとりがおこなえず、クラウドによる変換やユーザー辞書など、サードパーティ製キーボード特有の機能を完全には使うことができません。

Androidスマホの場合

スマホの入力キーボードを切り替える

Androidスマホでは機種により設定項目が少し異なりますが、まずは端末の「設定」で([一般管理]などに進んで)[言語と入力(言語とキーボード等)]を選択してください。

スマホの入力キーボードを切り替えるスマホの入力キーボードを切り替える

[デフォルト(標準キーボード等)]をタップすると、ポップアップ画面が表示されるので[キーボードの選択]をタップします。これが表示されず、利用可能なキーボードの選択肢が表示される場合もあります(後述)。

スマホの入力キーボードを切り替える

使いたいキーボードを選択すれば、設定は完了です。なお、利用しないキーボードは無効にすることもできます。

キーボード(日本語入力)アプリおすすめ6選

それでは、続けて各キーボードアプリを6本紹介します。まずは今回紹介するアプリの機能を表にまとめました。おおまかな性能比較の参考にしてください。

キーボードアプリ別の性能表(表は左にスクロールすることができます)
Gboard Simeji ATOK 着せ替えキーボード+ アルテ日本語入力キーボード 片手キーボードPRO
対応 iOS/Android iOS/Android iOS/Android iOSのみ Androidのみ iOSのみ
変換効率
記号の入力のしやすさ
フリックとローマ字キーボードの使い分けやすさ
顔文字や絵文字の豊富さ
音声入力の精度 なし なし なし なし
その他機能 Google検索が使える。音声入力も優秀 アスキーアートやイラストが利用可能 フラワータッチが便利。細かい機能も豊富 SNS向けの「#」や「@」の直接入力が可能 リターンフリック機能により「げ」や「ぱ」がワンフリックで入力可能 上下左右に変形自在のキーボードで片手入力が簡単

変換効率は「Gboard」が優秀です。ウェブ上で使われているトレンド用語や時事ネタも随時アップデートされており、すばやく変換できます。「ATOK」は有料アプリですが、変換効率に優れており機能も豊富なので、キーボードにこだわりたい人や快適に高機能キーボードを使いたいユーザーにはおすすめです。

記号をよく入力する人には「Simeji」が便利です。キーボードに唯一「記号」ボタンが設置されており、ワンタップでアクセスできます。他のアプリは切り替えに2タップ必要でした。Simejiは顔文字や絵文字も豊富で、「笑顔」「驚き」「怒」など、カテゴリ別に分類されています。

この他にも「着せ替えキーボード+」「アルテ 日本語入力キーボード」「片手キーボードPRO」といったユニークなアプリがあります。以下では、それぞれのアプリの特徴や便利機能について紹介していきます。

検索変換に強い「Gboard(ジーボード)」iOS/Android

「Gboard」は、日本語入力システム「Google日本語入力」を提供するGoogle製のアプリで、iOSとAndroidの両方で利用できます。

検索・変換に強い「Gboard(ジーボード)」検索・変換に強い「Gboard(ジーボード)」

Gboardでは、Google日本語入力と同レベルの変換性能を持っています。

ウェブで使われている用語から辞書が定期的にアップデートされるため、流行語や珍しい用語、固有名詞などもスムーズに入力できます。

検索・変換に強い「Gboard(ジーボード)」

2018年度の流行語大賞候補の「もぐもぐタイム」もすでに検索入力が可能になっている

キーボード上でグーグル検索機能を使える

Gboardの最大の特徴は、「Google検索機能」をキーボードで文字を打ちながら利用できる点。つまり、いつもメッセージを書いている途中に、別のブラウザやアプリからURLや画像をコピー・保存してそれをペーストしていた作業がキーボード上ですべてできてしまうため、手間が一気に省けるのです。

検索・変換に強い「Gboard(ジーボード)」検索・変換に強い「Gboard(ジーボード)」

キーボードの左上にある[G]マークをタップすると[🔎]が出てくるので、検索したいワードを入れます。たとえば「アプリオ」を入れてみると、普段と同じ検索機能のようにいくつか候補が出ます。文字を打った状態で[検索]を押します。

検索・変換に強い「Gboard(ジーボード)」

検索結果を左にスワイプすると他候補を見ることができる

検索結果が表示されたら、目的のページをタップすると、自動的にURLとタイトルがコピーされます。1画面で完結できるのでスムーズに共有がおこなえます。

ウェブサイトの他にも、画像やマップ、GIFなど、グーグル検索機能を活かしたツールが集合しており、あらゆる用途に合わせてキーボード上でコピー&ペーストができます。

機能性と効率UP重視派は「ATOK(エイトック)」iOS/Android

「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)

フラワータッチ機能により、濁点やフリック入力が効率的になる

ATOK(エイトック)は、パソコンでも長年使われてきた定番の日本語入力アプリです。スマホ版のATOKは、濁音や小文字などを一筆書きで入力できる「フラワータッチ」機能が特徴的で、文字が花びらのように展開されます。円を書くように指を動かして文字を確定し、使いやすさに定評のあるタッチ機能です。

たとえば、「ぶ」と入力したい場合は、「ふ」のキー上で「←↓」と指をスライドさせます。「ぱ」の場合は、「←↓↑」、小文字の「っ」は、「↓↑」など、すべて一筆書きで入力できます。

「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)

フラワータッチは5方向にフリックが出るため、英字の場合「I」と「5」の間に空きが出ている

英語も大文字と小文字を一筆書きで切り替えることが可能です。ただし、フリックする方向が増えたため、同じ文字でも通常の日本語入力とは指を滑らせる先が異なります。

単語登録機能やキーボード表示位置などの詳細設定が便利

「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)

固有名詞などを登録しておけば、文字を打つときの検索入力が簡単にできる機能だ

単語登録の機能も豊富です。手動で単語を登録できるだけでなく、スマホの連絡先や、iOSユーザー辞書などからも移行可能です。また、スマホ連携にも対応しているので、パソコンで登録した単語などをスマホに移せばより効率を上げることができます。

「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)「機能性と効率UP重視派」ATOK(エイトック)

他にも「設定」画面では、句読点の表示を「、」「。」と「,」「.」から選択できたり、キーボードのサイズや位置を細かく調整できたりするなど、痒いところに手が届く機能が揃っています。

価格は1600円(買い切り購入時)となっていますが、使い勝手がよく、慣れると永続的に使用するアプリなので、初期投資としては惜しくない金額なのではないでしょうか。

絵文字もキーボードもカスタマイズできる「Simeji(シメジ)」iOS/Android

絵文字もキーボードもカスタマイズ「Simeji(シメジ)」絵文字もキーボードもカスタマイズ「Simeji(シメジ)」

「Simeji(シメジ)」は、キーボードの背景を好みの写真や動画に変更できる着せ替え機能や、顔文字・絵文字が豊富な文字入力アプリです。

キーボードを自分用にカスタマイズ

Simejiの人気理由の一つが、このキーボードの背景変更です。

大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」「大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる」Simeji(シメジ)大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」

背景を変更する場合、メモアプリなどでキーボードを表示して、上部に表示されている[服]のアイコンをタップし自分が撮影した写真や動画(最長15秒)を選択することができます。

さらにフリック操作時に表示されるフリックガイドのデザインや文字の色も、ハートマークやブルーなど自分好みに変更できます。

絵文字やアスキーアートが豊富

大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」

シメジマークを押すとたくさんの機能が選択できる。左へスワイプでさらに機能を表示できる

20万種類以上の顔文字や絵文字、アスキーアートなどを無料で利用できるのもSimejiの特徴で、SNSの書き込みやメッセージの雰囲気を変えたい人におすすめです。絵文字・顔文字のランキングもキーボード上に表示され、人気のデザインや凝った顔文字を使ったメッセージが、人と差をつけてくれます。

英語キーのフリック入力は数字入力に便利

大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」大量の絵文字やキーボード着せ替えが楽しめる「Simeji(シメジ)」

Simejiの英語キーはフリック入力も便利です。[シメジ]マークをタップし、右上の[キーボードタイプの選択]を選び、英語のキーボードを[QWERTY]に設定します。

そうすれば「q」や「w」などの各キーの上には「1」や「2」などが表示されていて、上フリックで入力できるので、わざわざ数字キーに切り替える必要がなくすばやい入力が可能です。

SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」iOSのみ

SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」

「着せ替えキーボード+(キセカエボードプラス)」は、TwitterやInstagramなどのSNSで呟く際に便利なインターフェースになっています。キーボードの上部には、ハッシュタグの「#」と宛先の「@」が表示されていて、タップするだけで入力されるので、SNSの投稿に便利です。

もちろんアプリ名の通り、キーボードの背景を自分で撮った写真などに変更も可能です。

SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」

キーボード上部の[服]マークから、着せ替え用の画像を選択すれば簡単です。また、一番左のマークはキーボードの左右寄せ機能のためのもの。片手打ちができるサイズに左右寄せしてくれます。左右の寄せ方向を変える場合は、キーボード上の矢印を画面外に向かってフリックすれば変更が効きます。

カーソル移動ツールが優秀

SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」SNS投稿に重宝「着せ替えキーボード+」

カーソルは滑らかに左右に滑らせることができ、動かす位置も見えやすいので便利だ

地味に便利なのが、カーソルを簡単に移動させる機能。テキスト上にカーソルが表示されている状態で、キーボード上部のカーソルアイコンを押しながら左右にスライドさせるだけでカーソルが動きます。これまでのように、カーソル周辺を長押しして移動させる必要がなくスムーズです。

アプリ「着せ替えキーボード+」をダウンロード
着せ替えキーボード+

フリック入力が簡単「アルテ 日本語入力キーボード」Androidのみ

フリック入力が簡単「アルテ 日本語入力キーボード」

「アルテ 日本語入力キーボード 」は、「ターンフリック」というオリジナルの機能を搭載しており、濁音や半濁音などを、一度のフリック操作で入力することができます。

フリック入力が簡単「アルテ 日本語入力キーボード」フリック入力が簡単「アルテ 日本語入力キーボード」

「び」という文字を入力するとしましょう。通常は、「びひ」と左フリックで入力してから、別途「゛」を入力する必要があります。しかし、アルテ 日本語入力キーボードなら、フリックすると、左下に[濁点マーク]が現れます。そのため、「左フリック」→「下フリック」と続けて操作することにより、一度の操作で「び」が入力できるのです。

同じように「ぴ」などの半濁音や「っ」などの入力も一度のフリックで可能です。使いこなせるようになれば、文字入力が格段に速くなるでしょう。

アプリ「アルテ日本語入力キーボード」をダウンロード
アルテ日本語入力キーボード

細かい要望を叶えてくれる「片手キーボードPRO」iOSのみ

細かい要望を叶えてくれる「片手キーボードPRO」

片手キーボードPRO」は上下左右、自由にキーボードの位置や大きさを変更できるので、自分の手に合しっくりくる状態のキーボードが出来上がります。

右に寄せて片手で打ちやすくしたり、上にあげてキーの大きさを変えられたりできるので、手の大きさや癖に合わせられます。

3Dフリック機能で濁音、促音をすばやく入力できる

細かい要望を叶えてくれる「片手キーボードPRO」細かい要望を叶えてくれる「片手キーボードPRO」

画面から指を離さずに、濁音や促音を入力できます。例えば「ぼ」を入力する際、普段なら「ほ」を押したあと、左下の[小]ボタンとなり、2回タップしなければなりません。しかし「片手キーボードPRO」では、フリック前にキーを押し込むと、「ほ」→「ぼ」→「ぽ」というように切り替わるので、一度指を画面につけた状態のまま濁音や促音が入力できます。「つ」なら「っ」→「づ」となり、ちょっとした手間が省け便利です。

また3Dフリックの感度(プッシュ時の強さ)を普段のプッシュよりも強めに設定することで3Dフリック機能がより使いやすくなります。

その他にも括弧「」の中に自動でカーソルが入ったり、削除キーを左にフリックすると全文ではなく1文のみ削除ができたりと、意外と面倒くさかった作業をアシストしてくれる機能が盛りだくさんなのが、「片手キーボードPRO」です。初期費用として480円が発生します。

iPhoneの文字入力を快適にするアプリ「片手キーボードPRO」の便利機能 7選

アプリ「片手キーボードPRO」をダウンロード
片手キーボードPRO

構成・文:藤原達矢

編集:アプリオ編集部

EDITED BY BOTAN