どれがおすすめ? iPhoneの最適な容量モデルの選び方【最新版】

2017-09-28 10:43

どれがおすすめ? iPhoneで最適な容量モデルを選ぶコツ【iPhone X、iPhone 8/8 Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE】

iPhone 8シリーズやiPhone Xがお目見えし、いよいよ買い換えのタイミングだと考えている人も多いはず。ところが新モデルの登場により、なんとiPhoneは5ラインで合計8つのモデルが併売され、まさに乱立状態となっています。

iPhoneを購入する時に悩むのがストレージの容量です。ストレージと容量は同じ意味で、データを端末内に保存できる量を示しています。音楽や写真、動画、アプリなどを保存するごとに、ストレージの空き容量は減っていきます。容量が不足すると新しいコンテンツを保存できなくなり、写真も撮れなくなってしまいます。

ストレージを節約するために、大事な写真や動画を削除するのはとても残念です。とはいえ、使い切れない大容量モデルを買うのも費用がかかってしまいます。そこで今回は、各ラインおすすめはどれか、どのような目安で選べばよいのかなど、自分に最適な容量モデルの選び方について紹介します。

「iPhone X(テン)」の4大刷新ポイント
iPhone 8は誰が買い替えるべきなのか、旧モデルとの比較を中心にレビュー

iPhoneの容量が不足した時、空きを効果的に増やす方法

まずは機種ごとの大きな違いをチェック

最初に、モデルごとの大きな違いをチェックしておくべきでしょう。容量の差も大切ですが、大前提としてそれぞれのモデルの特徴を押さえておかないと、大きな失敗になりかねません。

iPhone SE

最廉価で4インチの小さなサイズが魅力です。画面が小さすぎると感じる人もいるので、実際に触ってから入手したいところです。

おすすめ iPhone 容量

iPhone SE

iPhone 6s、6s Plus

iPhone 6s、7、8は基本的なデザインはほとんど変わりません。4.7インチと5.5インチが選択でき、最もコスパの高いモデルといえますが、Apple Pay(SuicaやiDなど)が使えないのが弱点です。

iPhone 7、7 Plus

1年目前に登場した、まだまだ現役のモデルです。Apple Payが利用できて防水対応です。iPhone 8シリーズが登場したことによって値段が下がり、お買い得になりました。予算を抑えたい人、初めての購入におすすめ。本体カラーもバリエーション豊富です。

iPhone 8、8 Plus

最新の中堅モデルで、Apple Payが利用できる上にワイヤレス充電にも対応しています。性能は文句なしですが、価格が高めで地味な本体カラーしか選べません。デザインはiPhone 7に近いのですが、背面がガラスに変わりました。

おすすめ iPhone 容量

iPhone 8

iPhone X

最高性能の新機種で、正面から見るとほぼ全体がディスプレイになっています。液晶ではなく、OLED(有機EL)を採用しているのも大きなポイントです。顔認証、ワイヤレス充電などにも対応。高価でマニアックな機種です。

おすすめ iPhone 容量

iPhone X

Apple Payを使いたいなら、iPhone 7、7 Plus以上を買うしかありません。防水にも対応するので、iPhone 7が1つの区切りの機種といえます。iPhone 6sシリーズやiPhone SEは、機能が物足りなく感じることも多いはずです。

容量ラインナップは2パターンに分かれている

iPhoneの容量ラインナップは、2つのパターンに分かれています。iPhone 7以前のモデルは32GBと128GB。iPhone 8以降の新モデルは64GBと256GBです。たとえば、iPhone 8で128GBの容量を買いたくても、モデル自体が用意されていないのです。下表からこれらのポイントを押さえておいてください。

32GB 64GB 128GB
256GB
iPhone X - 11万2800円 - 12万9800円
iPhone 8 - 7万8800円 - 9万5800円
iPhone 8 Plus - 8万9800円 - 10万6800円
iPhone 7 6万1800円 - 7万2800円 -
iPhone 7 Plus 7万4800円 - 8万5800円 -
iPhone 6s 5万800円 - 6万1800円 -
iPhone 6s Plus 6万1800円 - 7万2800円 -
iPhone SE 3万9800円 - 5万800円 -

※一部で販売中のiPhoneは、廃止された容量モデルも在庫分として継続して取り扱っている場合があります

容量は予算が許すなら、多いほうをおすすめします。ラインナップの問題点は、容量が2倍になっていくことです。32GB、64GB、96GB……など、32GB単位で増えていくなら選びやすいでしょうが、容量は倍増する形でラインナップされています。iPhone 7の場合、32GBで足りない人なら、一気に96GBも多いモデルを買うことになります。この点はパソコンなどもほぼ同様で、ストレージの容量とはそういうものなのだと思うしかありません。

まずは、いま使っている容量をチェックしておきましょう。たとえば、現在の容量が32GBで常に足りないと感じているなら、64GB以上を選ぶべきです。逆に、64GBモデルでも実際に使っているのが10〜20GB程度なら、32GBモデルでも足りるのです。

おすすめ iPhone 容量

iPhoneの容量をどのくらい消費しているかは、「設定」から[一般]→[iPhoneストレージ]で確認できる

おすすめ iPhone 容量

画面を下にスクロールすると、たくさんのストレージを消費しているアプリがわかる

新しいiPhoneは容量が多くなりがち

新しいiPhoneに乗り換えると、思った以上に容量を消費することがあります。カメラが高性能になるために、写真や動画のファイルがサイズ大きくなるのです。特に4Kビデオはファイルサイズが大きくなります。同じ時間(長さ)の動画を撮影しても、2倍以上の容量になるのです。

目安としては、1分で350MB、10分で3.5GB、100分で35GBにもなります。容量を節約するために1080pという従来のモデルと同様の動画に設定して撮影することもできますが、画質が大きく劣ります。家のテレビが4Kなら、動画も4Kで撮影したくなるでしょう。せっかく4Kの美しいビデオが撮れる新モデルなので、積極的に使いたいところです。

おすすめ iPhone 容量

4K動画の容量の目安が表示されている

写真のファイルサイズも、画素数が増えるほど大きくなります。さらに、新モデルには写真1枚ごとに短い動画が自動的に付いてくる「Live Photos」という機能があります。こちらも、容量の増加につながります。

ただし最新のiOS 11では、写真やビデオのファイルフォーマットが2種類から選択できるようになりました。「互換性優先」が従来のモードです。「高効率」では、HEIF/HEVCフォーマットで最大50%もサイズが小さくなります。

美しい写真や新機能は魅力的なので、容量を気にせずに使いたいものです。また、新しいアプリは一般に容量が増えがち。「今まで通りにしか使わない」と思っていても、多めの容量を選択したほうが無難です。

おすすめ iPhone 容量

「設定」から[カメラ]→[フォーマット]でファイルの種類を選べるように

おすすめ iPhone 容量

フォーマットを[高効率]にすると、4K動画の容量の目安も少なくなっている

映画や音楽が好きなら容量は多めに

音楽と動画にもたくさんの容量が必要になります。最近は定額制の音楽配信(聴き放題)動画配信(見放題)サービスが流行していますが、通信量が気になる場合は、楽曲や動画をiPhoneにダウンロード保存し、オフライン再生して楽しむこともできます。また、ストリーミングサービス上にはないコンテンツは、iPhoneに保存するしかありません。

音楽1曲あたりの容量は実はさほど多くありません。マイケルジャクソンの『キング・オブ・ポップ』というアルバムの容量は、17曲で144MBでした。曲の長さや圧縮方法で容量は変わりますが、1曲当たり5〜10MB程度と考えてよいでしょう。ところが、多くの音楽を持ち運ぶと容量がかなり消費されます。100曲で約1GB、1000曲だと10GBになります。アルバム50〜70枚程度で10GBになる可能性が高いのです。

高画質な動画やゲームは容量を食う

購入(ダウンロード)した映画やドラマをいつも持ち歩きたいなら、こちらも容量には注意が必要です。映画の容量もタイトルによって大きく変わりますが、高画質な1080p HD映像だと1タイトルで4GBを超えることは珍しくありません。特に5.5インチのiPhone 「Plus」シリーズをお持ちの方は、液晶の解像度が1080pなので、やはり高画質な映画を持ち歩きたいところです。SD画質だと容量は半分程度になります。

映画の容量は、ダウンロード前にiTunesなどで確認できます。例として『ワイルド・スピードICE BREAK』の容量を調べてみました。1080p HDで5.27GB、SD画質で2.57GBです。映画を10本持ち歩きたいなら、50〜60GBの容量は覚悟したいところです。

おすすめ iPhone 容量

動画の容量は大きいので、128GB以上のモデルがおすすめ

音楽や映画が好きなら、最低でも128GBのモデルを目安に購入するべきでしょう。大量の楽曲や映画を持ち歩きたいというユーザーは、256GBも視野に入れたいところです。128GB以上のモデルがおすすめです。

ゲームも容量を食います。1本で1GBを超えるゲームもあるので注意が必要です。とはいえ、一般的には容量の大きなゲームをたくさん利用することは、さほど多くないでしょう。プレイしなくなったタイトルは、削除していけば節約できます。

おすすめ iPhone 容量

ゲームもタイトルによっては容量が大きくなる。ダウンロード後に追加コンテンツをインストールするものも多く、このゲームは3GBを超えている

まとめ:あなたが選ぶ最適な容量モデルは?

ズバリ言ってしまえば、32GBは敬遠したほうがよいでしょう。今は問題ないと思っていても、写真や動画を入れていくとあっという間に心許なくなります。本当に電話とメール、インターネットの閲覧くらいしかしないなら、32GBでもよいでしょう。ただ、そんな使い方だけをするなら、iPhoneの魅力は半減してしまいます。主に仕事用と割り切って使う人に向くのが32GBモデルなのです。

iPhone 7シリーズ、iPhone 6sシリーズ、iPhone SEは128GBを買うベきです。数年後に下取りや買い取りに出す際も、32GBは相当に不利になるはずです。iPhone 8シリーズとiPhone Xシリーズも、ちょっと高くなりますが256GBがおすすめです。64GBでは足りなくなる可能性は低くありません。128GBがあれば満足できるのですが、64GBの上は256GBしか選べないのです。

64GBと256GBの価格差は1万7000円です。大きな金額なのですが、本体価格が高いので割合で考えるとさほどでもありません。しかも、将来の下取りの際には8000〜1万円くらいの差が付く可能性は十分にあります。64GBと256GBではあまりにも容量差が大きいので、思い切って256GBモデルを買うのが得策です。

おすすめの格安SIM

LINEを使いこなすなら最適
au回線、独自サービスが豊富
楽天スーパーポイントが貯まる
CMでおなじみ、auのサブブランドで高速
ソフトバンクのサブブランドで高速

構成・文:戸田覚

編集:アプリオ編集部