iPhoneをSIMロック解除(SIMフリー化)する手順とメリット・デメリット

2018-08-29 14:15
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iPhoneをSIMロック解除(SIMフリー化)する手順とメリット・デメリット

「SIMフリーiPhone」や「SIMロック解除」という言葉を聞いたことがあるけれど、意味がよくわからない。そんな人向けに、スマホのSIMロック解除とは何なのか、実際にiPhoneをSIMフリー化するための手続き方法はどうするのかなどについて解説します。

iPhoneの最適な容量モデルの選び方

SIMロック解除とは

キャリアで購入したiPhoneは、SIMロックされています。たとえば、NTTドコモで契約したiPhoneは、NTTドコモ製のSIM、もしくはNTTドコモに対応した格安SIMしか使えません。つまり、購入した自社以外の通信が使えないようにロックしているわけです。

SIMロックを解除すると、フリーで使えるようになります。SIMフリー(SIMロックフリー)とは、どの通信会社のSIMでも対応していれば使えるという意味です。

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

SIMロックの状態では他社のSIMを使うことができない

アップルストアで販売されているiPhoneは、SIMフリーモデルです。通信キャリアに依存することなくSIMが利用できるので、海外に旅行した時には現地のSIMが利用可能。また、格安SIMも利用しやすくなります。auやソフトバンクのiPhoneもSIMロックを解除することにより、NTTドコモ対応の格安SIMを利用できるようになるので、とても魅力的です。

なお、iPhoneに限った話ではありませんが、2019年9月以降は、中古スマホのSIMロック解除が義務づけられることになったことも注目です。

※SIMはカードのサイズや帯域などが合致していないと利用できません。

SIMロック解除ができるiPhoneは?

それでは、手元にあるiPhoneをSIMロック解除できるか調べていきましょう。SIMロックが解除できるのは、2015年5月以降に発売された機種で、SIMロック解除に対応しているモデルに限られます。iPhoneの場合は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xが該当します。

一括購入の場合は即日解除が可能ですが、分割の場合は購入日より101日目から解除できます。

NTTドコモは2017年5月から、KDDI(au)およびソフトバンクは2017年8月以降、SIMロック解除の受付条件を変更。端末を一括購入の場合は即日で、分割でも購入後100日で解除が可能になっています。

ドコモ、SIMロック解除の条件を緩和
auのSIMロック解除、受付条件を一部変更
SIMロック解除の一部受付条件変更のご案内(ソフトバンク)

注意したいのは、長期利用を条件として購入時の端末価格を大幅に割り引くサービス。ドコモなら「端末購入サポート」、auの「au購入サポート」、ソフトバンクやワイモバイルの「一括購入割引」を利用していると、一括購入でも即日のSIMロック解除はできません。それぞれ、101日目から解除できるようになります。

他にも、「キャリアとの契約で購入履歴が確認できる機種のみが対応」という条件や、「故障の場合は修理が完了していること」などの条件があるので、詳しくは各キャリアのページで確認してください。

また割賦(分割払い)で購入している場合、残債があってもSIMロックの解除は可能です。基本的には、自分で普通に契約したiPhoneで該当モデルなら、100日経過後にはSIMロックが解除できると考えてよいでしょう。

法人契約、料金の滞納がある場合や、中古の購入によって本人以外が解除する場合など、例外的なケースの条件も各キャリアのページで確認してください。

au:手続きページ

ソフトバンク:手続きページ

ドコモ:手続きページ

SIMロック解除のメリットとデメリット

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

SIMロックを解除すれば、海外で現地のSIMを利用できる

SIMロックの解除は、通信回線の解約とは異なります。「2年縛りがあるからまだできない」「キャリアのサービスを使いたいから解約しない」などと考える必要はありません。SIMロックを解除したとしても、そのままキャリアの契約を継続して利用し続けることが可能です。キャリアのメールも引き続き使えます。

つまり、SIMロックを解除してもデメリットはないのです。SIMロックを解除しておき、じっくり考えてから格安SIMに乗り換える時点で回線の契約を解約することも可能です。また、SIMロックを解除して国内では今まで通りに利用し、海外に出かけた時にだけ現地のSIMを使うこともできます。

SIMロックを解除しても、保証や修理はそれまで通りに適用されます。

ただし、格安SIMを使うために必ずSIMロックを解除する必要はありません。それぞれのキャリアに対応する事業者を選べば、SIMロックがされたままでも利用可能です。

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SIMロック解除の手続きには3つの方法がある

SIMロックの解除には、「店頭で手続きする」「電話で申し込む」「自分で手続きする」という3通りの方法が用意されています。

基本的には、データが失われることはありませんが、万一を考えて、バックアップを取ってから解除をおこなってください。

iPhoneのデータをバックアップして復元する2つの方法──iTunes/iCloudバックアップの違いと手順まとめ

店頭で手続きする

各キャリアの店頭で解約手続きを申し込む場合には、3000円の手数料がかかります。

契約や修理などと同じように、店が混んでいるとかなり待たされるのが困ったところですが、処理にはさほど時間が掛かりません。

自分の順番が回ってくればすぐに終わります。とても簡単なので、時間と費用が惜しくない人にはおすすめの方法です。

電話で申し込む

NTTドコモの場合は、携帯電話から局番無しの151に電話を掛けてSIMロック解除を申し込むことができます(手数料は3000円)。

自分で手続きする

キャリアのウェブページから自分で手続きする場合には、費用はかかりません。また自宅でもできるので、時間もかからないのが嬉しいポイントです。

SIMロックを解除する作業はとても簡単になっています。ポイントは、対応機種であること、対応期間であることの2つ。さらに、端末のIMEI番号さえわかっていれば誰でもミスすることなく解除できるはずです。

自分でSIMロックを解除する手順

ここでは、NTTドコモのSIMロック解除を自分で手続きする方法を説明しますが、他のキャリアでも作業方法はほとんど変わりません。作業はパソコンのブラウザでおこなっています。

iPhoneのブラウザでも操作できますが、パソコンでの作業なら、画面で説明を見ながらiPhoneを操作できるので分かりやすいでしょう。

1対応機種の確認

まず、キャリアのウェブページで対応機種であることを確認します。

ドコモ:SIMロック解除対応機種および対応周波数帯

au:SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧

ソフトバンク:SIMロック解除機能を搭載した製品

2IMEI番号を調べる

iPhoneの「IMEI番号」は、[設定]>[一般]>[情報]から調べることができます。番号を調べて正しくメモをしておきましょう。

3SIMロック解除のページを開く

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

NTTドコモの場合は、My docomoをブラウザーで開き「契約・手続き」>「ドコモオンライン手続き」のページの一番下の右側に「SIMロック解除」があります。

4解除手続きをする

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

あとは、画面の指示に従ってIMEI番号を入力するだけです。受付が確認されると、登録したアドレスにメールが届きます。

まとめ

以上でSIMロックの解除操作は完了です。もし、画面の指示手順通りに作業してもうまくいかない場合には、作業のIMEI番号の入力ミスか、そもそもSIMロックを解除できない期間でないか等を疑ったほうがよいでしょう。

解除後も、元々使っていたキャリアのSIMを差し込めば以前と同様に利用できます。キャリアの店頭で作業すると、元々使っていたSIMを差し込んだ状態で戻してくれます。対応機種を持っている人は、とりあえずSIMロックを解除しておいてもよいでしょう。明確なデメリットはないうえに、海外旅行で役立ちます。また、急に格安SIMを使いたくなってもすぐに利用可能です。

将来使わなくなったら、iPhoneを初期化して違うキャリアを利用している友人や家族にプレゼントすることもできます。さらに、iPhoneを買い換える際の売却でも、自由度の高いSIMフリー(SIMロックフリー)のモデルは少し高く売れる可能性があります。

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構成・文:戸田覚

編集:アプリオ編集部