iPhoneをSIMロック解除(SIMフリー化)する手順とメリット・デメリット

2016-11-13 13:46

iPhoneをSIMロック解除(SIMフリー化)する手順とメリット・デメリット

「SIMフリーiPhone」や「SIMロック解除」という言葉を聞いたことがあるけれど、意味がよくわからない。そんな人向けに、SIMロック解除について解説します。

SIMロック解除とは

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

SIMロックの状態では他社のSIMを使うことができない

キャリアで購入したiPhoneは、SIMロックされています。例えば、NTTドコモで契約したiPhoneは、NTTドコモ製のSIMもしくは、NTTドコモに対応した格安SIMしか使えません。つまり、購入した自社以外の通信が使えないようにロックしているわけです。ソフトバンクのiPhoneでは、利用できる格安SIMがないために、うらやましく思う人も少なくないでしょう。

ところが、一定の条件を満たすモデルなら、SIMロックを解除してフリーで使えるようになります。SIMフリー(SIMロックフリー)とは、どの通信会社のSIMでも対応していれば使えるという意味です。

アップルストアで販売されているiPhoneは、SIMフリーモデルです。通信キャリアに依存することなくSIMが利用できるので、海外に旅行したときには現地のSIMが利用可能。また、格安SIMも利用しやすくなります。

auやソフトバンクのiPhoneもSIMロックを解除することで、NTTドコモ対応の格安SIMを利用できるようになるので、とても魅力的です。

※SIMはカードのサイズや帯域などが合致していないと利用できません。

SIMロック解除ができるiPhoneは?

それでは、手元にあるiPhoneをSIMロック解除できるか調べていきましょう。

SIMロックが解除できるのは、2015年5月以降に発売された機種で、SIMロック解除に対応しているモデルに限られます。iPhoneの場合は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plusです。また、購入から半年が経過していなければなりません。正確には購入日より181日目から解約が可能。買ったばかりのiPhoneはSIMロックを解除できないのです。

他にも、「キャリアとの契約で購入履歴が確認できる機種のみが対応」という条件や、「故障の場合は修理が完了していること」などの条件があるので、詳しくは各キャリアのページで確認してください。

割賦で購入している場合には、残債があってもSIMロックの解除は可能。基本的には、自分で普通に契約したiPhoneで該当モデルなら、半年経過後にはSIMロックが解除できると考えて良いでしょう。

法人契約、料金の滞納がある場合や、中古の購入によって本人以外が解除する場合など、例外的なケースの条件も、各キャリアのページで確認してください。

au:手続きページ

ソフトバンク:手続きページ

ドコモ:手続きページ

SIMロック解除は解約とは違う

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

SIMロックを解除すれば、海外で現地のSIMを利用できる

SIMロックの解除は、通信回線の解約とは異なります。「2年縛りがあるからまだできない」「キャリアのサービスを使いたいから解約しない」などと考える必要はありません。SIMロックを解除したとしても、そのままキャリアの契約を継続して利用し続けることが可能です。キャリアのメールも引き続き使えます。

つまり、SIMロックを解除してもデメリットはないのです。SIMロックを解除しておき、じっくり考えてから格安SIMに乗り換える時点で回線の契約を解約することも可能です。また、SIMロックを解除して国内では今まで通りに利用し、海外に出かけた時にだけ現地のSIMを使うこともできます。

SIMロックを解除しても、保証や修理はそれまで通りに適用されます。

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手続きは2つの方法が用意されている

SIMロックの解除には、「店頭で手続きする」「自分で作業する」という2通りの方法が用意されています。

基本的には、データが失われることはありませんが、万一を考えて、バックアップを取ってから解除してください。

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店頭で手続きする

各キャリアの店頭で解約手続きを申し込む場合には、3000円の手数料が掛かります。

契約や修理などと同じように、店が混んでいるとかなり待たされるのが困ったところですが、処理にはさほど時間が掛かりません。

自分の順番が回ってくればすぐに終わります。とても簡単なので、時間と費用が惜しくない人にはおすすめの方法です。

自分で手続きする

キャリアのウェブページから自分で手続きする場合には、費用は掛かりません。また、自宅でもできるので時間も掛からないのが嬉しいポイントです

しかし、契約しているキャリア以外のSIMカードが必要になります。これから、利用しようとしている格安SIMなどのSIMカードが必要になるのです。格安SIMに乗り換えようと思っている人は、先に手続きを済ませて、SIMカードを用意しておく必要があります。

iPhoneの場合には、別のSIMカードを持っていなくても、いったんiPhoneを消去(初期化)することで利用可能ですが、時間も掛かるので現実的ではないでしょう。

海外での利用などのために、他社製のSIMを持っていないのにSIMロックを解除しておきたい人は、店頭で申し込んだほうが確実です。

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主な格安SIM

自分でSIMロックを解除する手順

ここでは、ソフトバンクのSIMロック解除を自分で手続きする方法を説明します。作業はパソコンのブラウザでおこなっています。

iPhoneのブラウザでも操作できますが、パソコンでの作業なら、画面で説明を見ながらiPhoneを操作できるので分かりやすいでしょう。

1対応機種の確認

まず、ソフトバンクのウェブページで対応機種であることを確認します。

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

2SIMロック解除のページを開く

次に、My SoftBankにログインをして「契約確認」の「手続き一覧」からSIMロック解除のページを開き、「IMEI番号」を入力します。

iPhoneの「IMEI番号」は、[設定]→[一般]→[情報]から調べることができます。

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

3解除手続きをする

SIMロック解除できることが分かります。「解除手続きをする」をクリックします。ここで、他社製のSIMをiPhoneに入れます。

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

4iPhoneをアクティベートする

続いて、iPhoneをアクティベートすればOKです。

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

5ネットワークを確認する

ソフトバンクで購入したiPhoneに、NTTドコモのキャリアが表示されました。

iPhone SIMロック解除 SIMフリー化

まとめ

以上でSIMロックの解除操作は完了です。元々使っていたキャリアのSIMを差し込めば以前と同様に利用できます。キャリアの店頭で作業すると、元々使っていたSIMを差し込んだ状態で戻してくれます。

対応機種を持っている人は、とりあえずSIMロックを解除しておいてもよいでしょう。明確なデメリットはないうえに、海外旅行で役立ちます。また、急に格安SIMを使いたくなってもすぐに利用可能です。

将来使わなくなったら、キャリアの違う友人や家族にプレゼントすることもできます。さらに、iPhoneを買い換える際の売却でも、SIフリー(SIMロックフリー)のモデルは少し高く売れる可能性があります。

構成・文:戸田覚

編集:アプリオ編集部