【iPhone】無駄な「写真」の容量を上手に節約して、ストレージの空きを増やす方法まとめ

写真・動画をなるべく削除せず容量を確保できる撮影術や設定を紹介
2018-11-05 13:48
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【iPhone】無駄な「写真」の容量を上手に節約して、空きストレージを増やす方法まとめ

iPhoneのストレージを圧迫しているものの筆頭に、写真やビデオがあります。気が付かないうちに空き容量が少なくなって、新しい写真やビデオを撮影できなくなったり、アプリをインストールできなくなったりしたことはないでしょうか。

大事な写真や動画を簡単に削除してしまうのは忍びないもの。本記事では、写真やビデオによる容量不足に悩まないよう普段から実践できる節約ワザや、今すぐに容量を確保したい時にチェックしたい点などについて紹介します。

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今すぐに容量を確保したい時にすぐできること

とにかくすぐに空き容量を確保したい時は、写真を「削除」します。といっても大切を写真を削除するのではなく、容量を「無駄に消費している写真を削除」します。

「マイフォトストリーム」をオフにする

他の端末と写真を共有するための機能が「マイフォトストリーム」です。iPhoneで撮った写真をiPadで見る場合などに便利ですが、あまり使っていないのであれば、オフにしたほうがよいでしょう。

というのも、マイフォトストリームがオンになっていると、カメラロールとマイフォトストリームのそれぞれに写真が保存されます。写真撮影をした端末には同じ写真が2枚ずつ保存されるため、容量を圧迫する原因になります。容量を優先したいなら、マイフォトストリームはオフにするのがおすすめです。

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iPhoneの「設定」アプリの[カメラ]を開き、[マイフォトストリーム]をオフにして[削除]をタップする

マイフォトストリームをオフにすれば、最大で写真1000枚分の空き容量を確保できます。端末間で写真を共有したい時は、AirDropなどを利用して手動で転送すれば問題ありません。

今さら訊けない、「iCloudフォトライブラリ」と「マイフォトストリーム」の意味と違いとは

「最近削除した項目」の写真・ビデオを削除

失敗した写真やビデオを削除しても容量がすぐに開放されるわけではありません。削除した写真は「最近削除した項目」に移動するだけで、30日間は保存されたままです。

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空き容量をすぐに確保するには、「最近削除した項目」の中身を手動で削除します。30日を待たずにそこに残った容量を開放できます。不要な写真やビデオをこまめに削除しているという人ほど、特に効果が大きいでしょう。

最近削除した項目は、「写真」アプリ内の[アルバム]タブにあります。フォルダを開いて、[選択]→[すべて削除]の順にタップして完全に写真を削除することができます。

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「アルバム」タブにある[最近削除した項目]を開き、[選択]→[すべて削除]の順にタップする

写真をクラウドに退避してストレージ容量を確保

写真やビデオをクラウド上にアップロードすれば、端末のストレージ容量を大きく節約できます。数十GBの容量を一気に確保できる方法です。

iCloudに退避する(iCloud写真共有)

「iCloud写真」(旧「iCloudフォトライブラリ」)を利用すると、[iPhoneのストレージを最適化]のオプションがオンになります。写真やビデオのサイズを表示用の小さなものに差し替える機能です。

オリジナルの写真はiCloudへアップロードされますが、オフラインでも写真やビデオを好きな時に閲覧でき、ほとんど制約がありません。カメラロールの容量サイズが劇的に小さくなるので、容量不足を一気に解消したい人におすすめです。

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「設定」アプリで[写真]へと進み、[iCloud写真]をオンにする。[iPhoneのストレージを最適化]が選択されていればOK。[iCloud写真]をオンにすると、iTunes経由で同期した写真は削除される

ただし、オリジナル写真がクラウドに保存されるといっても、iPhoneから写真を削除するとiCloud写真からも削除される点には注意が必要です。iCloud写真は写真のバックアップではなく、同期機能と考えるとわかりやすいでしょう。

またiCloud写真は、iCloudストレージの容量をアップグレード(有料)して使うのが前提です。無料でアップロードできるのは5GBまでと少なく、そのままでは容量がすぐにいっぱいになってしまいます。iCloudの容量は「設定」アプリから[Apple ID]→[iCloud]→[ストレージを管理]→[ストレージプランを変更]でアップデートできます。

意外と便利、iPhone内の写真・ビデオを簡単に共有できる「iCloud写真共有」を徹底解説 容量不足の解消にも役立つ

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iCloudの無料で使える容量は5GBまで。アップグレード料金は50GBで月額130円から

Googleフォト等のバックアップと空き容量を増やす機能を使う

システムとシームレスに連携し、設定いらずで利用できるのがiCloud写真のよいところです。しかしお金をなるべく使いたくないなら、クラウドフォトストレージサービスの「Googleフォト」や「Amazon Photos」が代わりの選択肢になります。

Googleフォトは、写真や動画を無料かつ容量無制限でアップロードできるサービスです。一定サイズ(1600万画素の写真と1080p動画)を超えるファイルは自動でリサイズ(圧縮)されますが、スマートフォンで撮った写真や動画のバックアップには十分で、両方を無制限で保存できるのが特徴です。

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Googleフォトの「空き容量を増やす」機能

Googleフォトに備わっている「空き容量を増やす」コマンドを利用すれば、アップロードしてある写真とビデオを端末からすべて削除できます。これは、Googleフォトにバックアップ済みで端末にも保存されている写真や動画を自動判別し、端末からのみ削除して容量を確保できる機能です。

「Googleフォト」の使い方 超入門

またAmazon Photosは、プライム会員向けに提供されているサービスです。こちらは容量が無制限なのに加え、オリジナルの写真をそのまま保存できるので劣化がありません。ただし動画は5GBまでの制限があるので、それを超える場合は別途バックアップの必要があります。

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iPhoneを写真や動画の容量でいっぱいにしないための節約術

普段撮影をしながら実践したい、写真や動画の容量を節約できる設定を紹介します。日頃から少しでも容量をセーブすることで、ストレージがいっぱいになりにくくなります。

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HEIF/HEVCフォーマットを利用する

iPhoneでは、写真やビデオを保存する時に使うフォーマットが2種類用意されています。「JPEG/H.264」と「HEIF/HEVC(H.265)」です。

容量を節約したいなら、必ず後者のHEIF/HEVCを選びます。これらのフォーマットを選択できるのはiPhone 7以降のモデル限定ですが、ファイルサイズが倍程度違うため、写真やビデオをよく撮影するなら見直しておきたいポイントです。

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[高効率]を選べばHEIF/HEVCで撮影できる

HEIF/HEVCを選ぶのは簡単です。「設定」アプリで[カメラ]→[フォーマット]を開いて、[高効率]を選択するだけです。写真やビデオを送信したりパソコン(PC)へ転送したりする時は、一般的なJPEGやH.264へ変換されるため、互換性の問題もありません。

ただし、DropboxやGoogleフォトなどを経由した場合、HEIF/HEVCのままアップロードされるので、他のアプリで開けないことがあります。この点だけ注意が必要です。

iPhoneで写真・動画のフォーマットを変更する方法 HEIF(HEIC)/HEVCのメリットと注意点とは

Live Photosをオフにして撮影する

Live Photosがオンになっていると、静止画と一緒に3秒間のビデオも保存されます。HEIF/HEVCを利用していればサイズを抑えることができますが、静止画と動画の両方が保存されるため、容量を圧迫します。

常に動画が必要というのでなければ、普段はLive Photosをオフにして、必要な時のみオンに戻すという使い方がおすすめです。1000枚、2000枚と写真が増えた場合の節約効果は大きなものになります。

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Live Photosのオンオフは撮影時に画面上部のLive Photosアイコンをタップして切り替える

HDRの「通常の写真を残す」設定はオフにする

初期状態では、撮影シーンに応じてHDR版と標準露出の写真の2枚の写真が保存されます。HDRとは、白飛びや黒つぶれを押さえて写真を撮る仕組みです。標準露出の写真と似たような写真になることが多く、残すほうを後で選ぶのも面倒です。

そのため、通常版を残さない設定にすれば1枚分の容量で済み、選ぶ手間もなくなります。HDR写真のみ残すのでよければ、「設定」アプリで[カメラ]と進んで[通常の写真を残す]をオフにしてください。

iPhoneカメラの「HDR」とは? 写真が重複して2枚保存されてしまう現象と深い関係あり

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「設定」アプリから[カメラ]と進み、[通常の写真を残す]をオフにするとHDR版のみ保存される

ビデオの解像度を現実的に選ぶ

ビデオの高画質化は最近のトレンドの一つです。だからといって、常に4Kで撮影していると容量がすぐにいっぱいになります。4K/60fpsの動画を撮影する時は1分間で約400MBの容量が必要ですが、解像度を1080pまで落とせば60MBまで小さくできます(「効率化」選択時)。

ビデオをよく撮影するなら、無理のないサイズを選ぶことが重要です。容量節約や撮影本数(時間)を優先したいということであれば、普段はデフォルトの1080pで撮影し、ここぞという時に4Kを選ぶのがよいでしょう。

【最新版】どれがおすすめ? iPhoneの最適な容量モデルの選び方

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[カメラ]→[ビデオ撮影]でビデオの解像度とフレームレートを選択する。およそのサイズは画面で確認できる

バースト(連続撮影)写真は1枚のみ保存する

シャッターボタンを長押しすると、バーストモード(連続撮影)になります。間違えて操作してしまうことも多いのですが、そのままにしていると無駄にストレージを消費します。お気に入りの写真だけを残して、不要なフレームは削除してしまいましょう。

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「写真」アプリ内の[アルバム]→[バースト]でバースト写真を一覧できる

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[選択]ボタンをタップしてお気に入りを1枚選んだら、[完了]→[○枚のお気に入りのみ残す]をタップする

検証端末:iPhone X(iOS 12.0.1)