iPhoneの容量を増設、外付けストレージの選び方 おすすめ製品も紹介

2017-09-18 12:15

iPhoneの容量を増設、外付ストレージの選び方 おすすめ製品も紹介

iPhoneの空き容量がなくなると、写真や動画を撮れなくなってしまいます。それでもiPhoneの内蔵ストレージ自体は増やせませんし、AndroidスマホのようにSDカードを使うこともできません。新しいアプリや写真などを追加したければ、不要なデータを削除するのが一般的ですが、大事な写真やビデオを消すのは忍びないもの。

そこで、iPhoneで使える容量を増やすための選択肢として押さえておきたいのが、iPhoneに接続して利用できる外付けストレージです。本記事では、外付けストレージの選び方や売れ筋のおすすめ製品について、ヨドバシカメラ新宿西口本店でPCアクセサリー専門チームマネージャを務める渡邉裕幸さんに紹介してもらいました。

外付けストレージとは?

外付けストレージとは、写真や動画、音楽などのデータを保存しておけるデバイスのこと。USBケーブルや無線LANなどでパソコンやスマホと接続してデータを移動できます。パソコンならハードディスクやSSD、USBメモリーなどが一般的で、普段からデータのバックアップや受け渡しで使っている人も多いと思います。

スマホもパソコンと同じように、本体のデータを移せる外付けストレージが多く発売されています。撮影できる写真や動画のサイズが大きくなっている影響もあり、容量不足に悩む人が多く相談に訪れるそうです。

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

ヨドバシカメラ新宿西口本店・PCアクセサリー専門チームマネージャの渡邉裕幸さん

外付けストレージのメリット

外付けストレージには様々なメリットがあります。渡邉さんに解説してもらいました。

機種変更しても使い続けることができる

現在発売しているLightningコネクタを搭載したiPhoneであれば、機種変更しても引き続き使えます。ただし、現在販売している外付けストレージをUSB Type-C搭載のAndroidスマホでも使う場合は変換コネクタが必要になるかもしれませんが、Wi-Fiで接続する方式の製品はその心配もありません。

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

iPhoneのLightningコネクタ

一番わかりやすい「USB Type-Cケーブル」の選び方

パソコンやクラウドストレージを使わなくてもデータの移動が可能

自宅にパソコンがない人や、Dropboxなどクラウドストレージの使い方がよくわからなくて敬遠している人でも、家電量販店などで外付けストレージを購入し、手軽にデータを保存することができます。

他人とのデータ共有が簡単

旅先やイベントなどで撮影した写真や動画などのデータをまとめて渡す時にも重宝します。相手のスマホでストレージに接続してもらえばいいだけなので、すぐにデータを移すことが可能です。ただし前述の通り、Androidとも接続する機会がある場合は、Wi-Fiで接続する製品を検討したほうがよいでしょう。

外付けストレージの選び方

スマホで利用できる外付けストレージには、大きく分けて「コネクタで接続するタイプ(コネクタ型)」と「ネットワークを利用するタイプ(ネットワーク型)」の2種類があります。それぞれの特徴と用途に合わせて、製品を選びたいところです。

コンパクトサイズで持ち運びやすいコネクタ型

コネクタ型は、iPhoneのLightningコネクタにケーブルを接続して直接データを移す方式の製品です。コンパクトな手のひらサイズで、スマホと一緒にどこへでも持ち運べます。

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

アイ・オー・データ機器の「U3-IP2/64GK」。Lightningコネクタに直接接続して使用する

専用アプリをiPhoneにダウンロードして利用します。USBコネクタも搭載されているので、外付けストレージを介してパソコンとスマホ間でデータをやりとりすることも可能です。利用時には専用のアプリを使ってデータを移行できます。

たとえばアイ・オー・データ機器の外付けストレージ「U3-IP2/64GK」は、スマホ内の動画や写真などを一括でバックアップする仕様になっています。

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめiPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

専用アプリを使って、スマホに入っているデータをまとめてバックアップできる

容量が大きく機能も充実したネットワーク型

ネットワーク型は、無線LAN(Wi-Fi)を利用してワイヤレスでスマホと接続するタイプの製品です。多くはモバイルバッテリーのような四角い外観をしています。持ち運びはできますが、充電が必要な点は覚えておきましょう。スマホの充電ができるモバイルバッテリーを内蔵する製品もあり、コネクタ型に比べて機能が豊富です。

500GB〜数TBと容量の大きい製品も多いのも特徴です。外付けストレージの容量は最低8GBから選べます。8GBで1600万画素の写真が約880枚、フルハイビジョンの動画が約80分保存できますが、今後は写真や音楽の高画質・高音質化が進んでファイルサイズも大きくなるため、想定より一つ大きい容量の製品を買っておくと長く使えそうです。

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

バッファローの「HDW-PD1.0U3-C」。スマホとはWi-Fiで接続して使用する

コネクタ型と同じように、利用する時は専用アプリをインストールします。写真や動画などのデータを選択して移行することができます。1TBの容量を備えるバッファローの「HDW-PD1.0U3-C」では、最大8台の機器と同時接続も可能で、iPhoneやiPadとのデータ共有のほか、複数デバイスに保存されたデータを一元管理することもできます。

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめiPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

外付けストレージに保存したい写真や動画を選択して移行できる

おすすめのiPhone向け外付ストレージ製品

上述した2製品以外にも、おすすめの外付けストレージを渡邉さんに紹介してもらいました。

Leef「LIB300KK016E1」

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

形状が特徴的なコネクタ型の外付けストレージです。J字型になっており、Lightningコネクタに接続するとiPhone本体の背面に回り込むので、コネクタ部分の出っ張りがほとんどなく接続したままでも邪魔にならないデザインです。

バッファロー「RUF3-AL016G-SV」

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

iPhoneのTouch ID(指紋認証)に対応しており、ワンタッチで素早くセキュリティロックを解除できます。

サンワサプライ「ADR-IPLSDW」

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

こちらはUSBケーブルで接続するタイプですが、ストレージ自体は内蔵しておらず、microSDカードやSDカードを挿すことでスマホとデータをやりとりすることができます。価格はストレージを内蔵するタイプより低めです。デジカメで撮った写真をスマホで閲覧したり、SNSにアップしたりしたい時もスムーズに移行できます。

アイ・オー・データ機器「HLS-CM500(ポケドラPhoto )」

Phone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

「HLS-CM500(ポケドラPhoto)」は、Wi-Fi環境を利用してスマホのデータを移動できます。専用アプリから設定をしておけば、自宅にいる間はスマホのデータを自動でコピーしてくれます。自宅の外からアクセスすることもできます。

ラトックシステム「REX-WIFISD2」

iPhone 容量 増設 外付けストレージ 選び方 おすすめ

Wi-Fiでスマホと接続するタイプですが、ストレージは内蔵しておらずSDカードやUSBメモリーを挿入してデータを移行します。また、有線LANケーブルを接続すれば、Wi-Fiルーターとして使用できます。

ビジネスホテルなど有線LANしかない環境でもスマホをWi-Fiで接続できるので、出張や旅行が多い方にもオススメです。さらに、2600mAhのモバイルバッテリーも備えるなど多機能な製品です。

構成・文:藤原達矢

編集:アプリオ編集部