iPhoneでカメラのシャッター音を消す3つの方法:無音カメラアプリ・動画撮影・iOSのバグ

2016-07-01 8:29

iPhone 6 カメラ

iPhoneユーザーの中には、カメラのシャッター音をうるさいと感じ、消してしまいたいと考える人が少なくないようです。実際、筆者も「音が大きいなぁ」と思うことが多々あります(特にiPhone 6で)。また、知人に「カメラの音を出さないようにする方法を教えて」と尋ねられた経験も数回あります。

盗撮を容易にしてしまうなど無音撮影による弊害はあるものの、レストランで料理の物撮りをしたい時や赤ちゃんの寝顔を撮りたい時など、無音で撮影したくなるシーンは多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、iPhoneカメラを使う時にシャッター音を消す方法を3つ紹介します。

1. 定番の無音カメラアプリを使う

安定してシャッター音を消したいなら、無音(静音)撮影に対応したカメラアプリを使用するのがオススメです。

OneCam

OneCam

「OneCam」は老舗の静音カメラアプリで、価格は240円(2016年2月現在)。App Storeの説明などでは「静音」「マナー」と紹介されていますが、シャッター音が"静か"というよりも"鳴らない"と表現したほうが適切かもしれません。

音の鳴らないマナーモードは、iPhoneの「着信/サイレントスイッチ」と連動するようになっています。そのため、無音で撮影するのにスイッチをサイレントモードにしておかねばならず、これを忘れるとシャッター音が鳴ってしまう点は要注意です。

iPhone 6 着信/サイレントスイッチ

撮影する画像解像度を10パターン(最大3264×2448ピクセル)から選べたり、露出とフォーカスを別々に指定できたり、タイマー撮影や連写も可能だったりと機能性も十分。フリックで直近の撮影画像をTwitterなどのSNSに投稿できるのも嬉しいところです。フラッシュには非対応。

有料アプリだけにきめ細かいアップデートがおこなわれており、長く安心して使えるのが魅力です。

アプリ「OneCam」をダウンロード
OneCam

StageCamHD

無音カメラアプリ StageCamHD

「StageCamHD」の強みは、無料ながら簡単に無音撮影がおこなえ、まずまず高画質であるところ。無音撮影時の最大解像度は2592×1936ピクセルで、3種類の画質を選択できます(有料アドオンを適用すれば、3264×2448ピクセルも利用可能)。

インターフェイスも標準アプリに近く、使いやすくなっています。OneCamとは異なり、無音時のフラッシュ撮影や、ビデオの無音撮影もサポートしています。動画や音楽のボリュームがゼロの状態で無音撮影ができ、スイッチの切り替え操作が必要ないのは便利。

ただし無料アプリのため、5回の撮影ごとに全面広告が表示されます。常時表示されるわけではないので、これが許容できる人にはおすすめです。

アプリ「StageCameraHD」をダウンロード
StageCameraHD

2. 動画撮影中に静止画を撮る

「静止画を無音で撮りたい」という望みをApple公式機能で叶えるなら、「ムービー」の出番。動画撮影中に静止画を撮影する機能が用意されています。

この機能は、動画を撮っているタイミングで写真も撮りたい場合に利用するもの。動画撮影中に静止画撮影ボタンをタップすれば、その時点の映像が静止画として保存されます。動画からわざわざ静止画を切り出す手間を省くことができます。

iOS 8 ムービー撮影時の静止画撮影

動画撮影中に使う機能であるため、静止画撮影ボタンをタップしてもシャッター音はなりません。動画にシャッター音が入り込むことを防ぐためです。

しかし、この方法を無音撮影の枠に入れていいのかどうかは悩みどころ。その理由は、動画撮影の開始時と終了時に音が鳴るから。また、静止画だけが欲しいのに、動画も撮影してしまうのも難点でしょうか。後で不要な動画を削除するのも面倒かもしれません。

また、通常の写真撮影時よりも最大解像度は小さくなります(iPhone 6だと1532×2720ピクセル)。

3. 【バグ】ミュージックアプリを経由する(iOS 9.3.2)

※iOS 10では利用できなくなりました。

以前から度々話題になるのが、プリインストールされている「ミュージック」アプリを経由する方法。これは(おそらく)バグを利用した裏技的な手段で、2016年7月18日時点で最新版であるiOS 9.3.2がインストールされたiPhone 5s/6sにおいて利用できることを確認済みです。このバグの発生条件について確実なことは分かりませんが、一部モデルでは使えない場合もあるようです。

手順

まず、ミュージックアプリを起動し、曲の再生画面を表示している状態で、音量を最小(消音)に設定します。端末のボリュームボタンで変更してもいいですし、アプリ内の再生画面でボリュームを変更しても構わないようです。

iPhone ミュージックアプリで消音

次に、そのまま消音している状態でカメラアプリを起動します。そして、いつもどおりに撮影すると、最初の1枚を無音で撮影できます。ただし、デバイスによっては最初に「チッ」という微音が鳴ることがあります。

2枚目以降の撮影では、マルチタスク画面(ホームボタンを2回押し)でミュージックアプリとカメラアプリを行き来すれば、再び無音撮影が可能。ホーム画面に戻って、アプリ間を行き来しても大丈夫です。

iPhone マルチタスク画面

これは、ミュージックアプリにおける消音設定が他アプリでも生き続けている状態になっている、と考えれば良さそうです。ちなみに、カメラアプリ以外の音が鳴るアプリでも音が消える場合があります。同じ理屈で、スクリーンショットの撮影音も最初の1回だけ消すことが可能です。

iPhoneでスクリーンショットを撮る方法まとめ──無音撮影、ページ全体が撮れるアプリ、できない時の対処法まで

今後のiOSアップデートで、この方法は使えなくなる可能性があるという点に留意してください。

4. 【バグ?】iOS 10でAssistiveTouchの消音機能を利用する

iOS 10ではAssistiveTouchの消音機能を使うことで、シャッター音とスクショ音が鳴らなくなります。詳しくは下記記事を参照してください。

【iOS 10】完全に無音、iPhoneカメラのシャッター音とスクショ音を消す裏技

おまけ

再現性が低い方法と無音ではないもののシャッター音を小さくできる方法を、おまけとして紹介しておきます。

【バグ】カメラアプリ起動直後の1枚

カメラアプリを起動直後に撮影すると、最初の1枚のシャッター音が鳴らない現象が発生しているようです(iOS 8.1.x)。

詳細は不明。ミュージックアプリを経由する方法と関連性がありそうな気もします。再現性が低いため、無音撮影のテクニックとしては活用しづらいでしょう。

【力技】スピーカーを指で塞ぐ

端末下部のスピーカーを物理的に指で塞いでしまう方法も一定の効果を見込めます。写真撮影が少し難しくなってしまいますが、それなりにシャッター音を小さくできるので、重宝している人が多いかもしれません。