iPhoneのモバイルデータ通信量を節約する11の方法

2018-07-20 10:40
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iPhoneのモバイルデータ通信量を節約する11の方法

iPhoneで利用できる毎月の高速データ通信量は、携帯会社の契約プランごとに異なっています。使いすぎて通信速度制限を受けてしまうと、ウェブページを表示するだけでも数十秒かかってしまい、ストレスフルな状態になります。

できるだけ自宅のWi-Fi無料Wi-Fiスポットを活用するのが大前提ですが、それでも制限に苦しむiPhoneユーザーは少なくないようです。使えるモバイルデータ通信量が少ない場合、通信速度制限がかからないように、モバイルデータ通信量を節約するテクニックが必要になります。

そこで今回は、iOS 11搭載のiPhoneでモバイルデータ通信量をかんたんに節約できる方法を紹介します。

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検証端末:iPhone 7(iOS 11.0.3)

1. アプリごとにモバイルデータ通信をオフにする

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[モバイルデータ通信]でアプリごとにオフにする

モバイルデータ通信量を節約するには、どのアプリが大量にモバイルデータ通信を発生させているか知ることから始めます。その鍵になるのが、「設定」アプリにある[モバイルデータ通信]です。

ここではアプリごとにデータ通信量が表示されます。使いすぎと思われるアプリを見つけたら、とりあえずスイッチをオフにして、Wi-Fiに接続しているときだけ通信を利用できるようにします。毎月のデータ通信量を使い果たしてしまうことが多いという場合、この方法が一番効果があります。

2. 写真をモバイルデータ通信でiCloudに同期しない

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[写真]→[モバイルデータ通信]→[モバイルデータ通信]をオフにする

「iCloudフォトライブラリ」や「マイフォトストリーム」など、iOSには撮影した写真をiCloud経由で同期する機能が備わっています。撮影するのはたいてい屋外なので、[モバイルデータ通信]がオンになっていると、意図しないモバイルデータ通信が増える可能性があります。

同じ設定画面には[アップデートの制限なし]というオプションもあり、こちらは「データ使用容量の限度を超えてしまう場合があります」という注意があります。ここがオフ(初期状態はオフです)なら、たとえ[モバイルデータ通信]がオンでも何らかの制限は働いていると推測できます。もっとも、iOS 11にアップデートしたことで、データ使用量が増えたという声も聞きます。念のため、[モバイルデータ通信]はオフにしておいたほうが安心です。Wi-Fi接続時にライブラリを同期すればまったく問題ありません。

iOS 10の場合

「設定」アプリ→[モバイルデータ通信]→[写真]をオフにします。

3. ビデオ再生時にモバイルデータ通信を使わない

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[ビデオ]→[再生時にモバイルデータ通信を使用]をオフにする

iPhoneでは、iTunes Storeの映画を端末にダウンロードしなくても、モバイルデータ通信やWi-Fiでストリーミングできます。画質は端末の設定や通信速度に応じて自動で調整されますが、モバイルデータ通信でストリーミングするとデータ通信量は増えます。あらかじめダウンロードしておけば外でも快適にビデオを楽しめます。

どうしてもモバイルデータ通信で映画をストリーミングしたいときは、「設定」アプリ→[ビデオ]→[モバイルデータ通信]で画質を[標準画質]にしておくとデータ通信量を節約できます(ただしHDコンテンツの持ち味である高画質は失われます)。モバイルデータ通信でHDコンテンツを表示するには、[利用可能な最高画質]を選ぶ必要がありますが、データ通信量は増えるので注意してください。

4. iCloud Drive(ファイルアプリ)の書類などをモバイルデータ通信で同期しない

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[モバイルデータ通信]→[iCloud Drive]をオフにする

iCloud Driveは、書類やデータをiCloudに同期します。たとえば「Numbers」アプリでファイルに修正を加えると、iCloudのファイルと同期され、同じファイルにMacやほかのiOS端末からアクセスできる仕組みです。

[iCloud Drive]をオフにすると、Wi-Fiに接続したときのみファイルの転送・同期が実行されます。モバイルデータ通信を使わずに同期することで、データ通信量を節約できます。

ところでiCloud Driveですが、iOS 9以降はアプリとしても提供されています。iOS 11では「ファイル」アプリに強化され、iCloudに保存した書類を開いたり、「Dropbox」や「Googleドライブ」といった他社のクラウドサービスのファイルをiCloud Driveへコピーしたりできるようになりました。「設定」アプリ→[モバイルデータ通信]→[iCloud Drive]をオフにすると、「ファイル」アプリからファイルをダウンロードするときにもWi-Fiが必要になるので、注意が必要です。必要なファイルはあらかじめダウンロードしておくとよいでしょう。

iOS 10の場合

「設定」アプリ→[Apple ID]→[iCloud]→[iCloud Drive]をオフにします。

5. Wi-Fiアシスト機能をオフにする

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」→[モバイルデータ通信]→[Wi-Fiアシスト]をオフにする

Wi-Fiの接続状況が悪いときに、モバイルデータ通信に自動で切り替える機能です。オンになっていると、Wi-Fiの接続状況が悪くても、インターネットを快適に利用できます。実行中のアプリにのみ有効で、バックグラウンドでコンテンツをダウンロードするときは使われません。

とはいえWi-Fi の接続状況が悪いときは、モバイルデータ通信でインターネットに接続しつづけることになるので、モバイルデータ通信使用量が多くなることがあります。Wi-Fi接続中だからといって、必ずしも安心できるとは限らないのです。

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6. Apple Musicのストリーミング再生にモバイルデータ通信を使わない

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[ミュージック]→[モバイルデータ通信]→[モバイルデータ通信]をオフにする

Apple MusicやiTunes Matchを利用しているユーザーなら、少し気をつけたいのが音楽のストリーミングです。Apple MusicやiTunes Matchでは、端末にない音楽をストリーミングする機能があります。モバイルデータ通信を利用してストリーミングした場合は、当然ながらデータ通信量が増える原因になります。無料だからといって、ラジオを流しっぱなしにしている人も要注意です。Wi-Fi未接続時は、すべてモバイルデータ通信によってストリーミングしています。

「設定」アプリ→[ミュージック]→[モバイルデータ通信]→[モバイルデータ通信]のオプションをオフにすると、モバイルデータ通信時は、端末にダウンロードしている曲のみ再生できるようになります。ミュージックアプリのデータ通信量が多いという人は、このような思い切った対策が必要かもしれません。

また、Apple Musicなどの定額制音楽配信サービスでは、端末に楽曲をダウンロードしておく機能が用意されています。よく聴く曲は事前にダウンロードしておけば、オフライン再生できるのでモバイルデータ通信量の節減に大きく役立ちます。

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7. iBooksのダウンロードにモバイルデータ通信を使わない

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[iBooks]→[モバイルデータ通信]をオフにする

電子書籍の種類によっては意外なほどデータ量が多いものがあります。iBooksには、無料で読めるコンテンツがあるので、出先でもついついファイルサイズが大きいコンテンツをダウンロードしてしまうという人は多いかもしれません。

「設定」アプリ→[iBooks]→[モバイルデータ通信]をオフにすると、Wi-Fi接続時のみ本をダウンロードできるようになります。読みたい本はあらかじめ自宅のWi-Fi環境下でダウンロードしておけばOK。iCloudに保管している書籍も、できるだけWi-Fi接続時にダウンロードするようにすると、データ通信量を節約できます。

8. App Store/iTunes Storeでモバイルデータ通信の利用を避ける

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[iTunes StoreとApp Store]→[モバイルデータ通信]をオフにする

外出先でアプリを最新の状態にする必要性は、あまり高くないでしょう。せいぜいゲームで新しいイベントが追加されたとか、バージョンが同じでないとマッチングできないとか、そういった程度です。緊急性が低いにもかかわらず、数十MBや100MBを超えるアプリのアップデートをおこなっていると、モバイルデータ通信量は増えるばかりです。

「設定」アプリ→[iTunes StoreとApp Store]→[モバイルデータ通信]をオフにすると、自動ダウンロード(アップデート)にモバイルデータ通信を使えなくなります。「自動ダウンロード」の[アップデート]のオプションがオンなら、Wi-Fiに接続されたとき自動でアップデートされるので、アプリを最新の状態に保つこともできます。なお[モバイルデータ通信]がオンでも、150MB以上のアプリはWi-Fiに接続しているときのみ自動ダウンロードを実行します。

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App Storeを頻繁に利用するなら、[ビデオの自動再生]を[Wi-Fiのみ]に設定するとモバイルデータ通信量を節約できます。

9. メールの画像読み込みをオフにする

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[メール]→[サーバ上の画像を読み込む]をオフにする

「設定」アプリ→[メール]→[サーバ上の画像を読み込む]をオフにすると、メールに埋め込まれている画像を自動で読み込まなくなります。必要なときはタップしてイメージを読み込むので、無駄なデータ通信が発生しません。外でメールをチェックすることが多いなら、オフにしておくと多少の節約になります。

10. アプリのバックグラウンド更新にモバイルデータ通信を使わない

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法 iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「設定」アプリ→[一般]→[Appのバックグラウンド更新]→[Appのバックグラウンド更新]→[Wi-Fi]を選ぶ

バックグラウンド更新は、フォアグラウンドにないアプリ(使用されていないアプリ)が、通信を利用してコンテンツを更新する機能です。

iOS 10以前では、バックグラウンド更新自体をオフにするか、アプリ別に使用するしないを決定できました。iOS 11ではさらに、Wi-Fi時だけコンテンツを更新するオプションが追加されています。

一部の例外をのぞくと、バックグラウンド更新をオフにして問題が発生するアプリは、ほとんどありません。オフやWi-Fi時に制限することで、モバイルデータ使用量を減らすことができます。

iOS 10の場合

「設定」アプリ→[一般]→[Appのバックグラウンド更新]をオフにします。

11. 各アプリ内の設定を見直す

自分が利用することが多いアプリの設定を見直すことで、データ通信量を節約できます。とくに動画や写真のダウンロード・アップロードを頻繁におこなうタイプのアプリの設定を変更すると効果大。以下、ユーザー数が多いアプリの設定例を紹介します。

モバイルデータ通信量を消費する最大の要因は動画のストリーミング再生です。たとえば「YouTube」なら、HD再生をWi-Fi利用時だけに制限することができます。また最近、SNSで多いのが動画の自動再生機能。「LINE」や「Twitter」、「Instagram」、「Facebook」などで、動画自動再生を制限すれば、データ通信量を節約できます。

電子書籍では、「Kindle」アプリを愛用している人が多いでしょう。モバイルデータ通信を利用しているときは、ダウンロードできるファイルサイズを1冊につき50MBまでに制限できます。データ通信量を使いすぎてしまう読書好きの人はチェックしてみてください。

「Googleフォト」や「Dropbox」などには写真のアップロード機能がありますが、モバイルデータ通信を利用してバックアップする設定になっていれば、これをオフにします。

大容量のファイルを転送するアプリや、動画を再生するアプリは、ほかにもまだまだあります。ここではほんの一例を紹介しましたが、使っているアプリの設定を調べてみるとよいでしょう。

YouTube

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

[設定]→[Wi-Fiの時のみHD再生]をオンにします。

どれがおすすめ? 定額制の動画配信(見放題)サービスの比較と選び方

LINE

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

(その他)」タブ→[(設定)]→[写真と動画]で、[送信する写真の画質]を[低画質]、[写真を自動ダウンロード]をオフ、[動画自動再生]を[Wi-Fiのみ]に設定します。

LINEの使い方 総まとめ

Twitter

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

[設定とプライバシー]→[データ利用の設定]で、動画の自動再生を制限します。

Instagram

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

プロフィール画面の(オプション)→「設定」の[携帯ネットワークデータの使用]→[データ使用量を軽減]をオンにします。

インスタグラムの使い方 超入門──登録からフォロー、投稿、タグ付け、いいね、ストーリーまで

Facebook

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

[設定]→[アカウント設定]→[動画と写真]で動画と写真のアップロード画質を下げるとともに、動画の自動再生を[Wi-Fi接続のみ]に設定します。

Kindle

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

[設定]→[その他]→[Wi-Fi接続時のみ、容量の大きいファイルをダウンロード]をオンにします。

Googleフォト

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

設定画面の[バックアップと同期]で、写真や動画をバックアップする際にモバイルデータ通信を利用しないよう設定します。

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Dropbox

iPhone:モバイルデータ通信量を節約する方法

「アカウント」画面の[(設定)]→[カメラアップロード]→[携帯ネットワークを使用]をオフにしておきます。

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