iPhoneの覗き見を防止、ロック画面で通知/通知センター/ウィジェットを非表示にする方法──LINEメッセージやメールの内容を隠してプライバシーを守る

2016-11-06 12:14

iPhoneのロック画面に表示されるメッセージの内容

iPhoneの画面をオフにしているときに電話を着信したり、新着メッセージが届いたりすると、ロック画面に通知が表示されます。

大事な用件を逃さない便利な機能ですが、気になるのはプライバシーに関わる情報がロック画面に表示されてしまうこと。メールやメッセージ、LINEなどのように、そばにいる人に通知の内容を読まれたくないというケースもあるでしょう。また、通知件数が増えすぎると確認するのが面倒になって、せっかくの便利さが生かされないことも考えられます。

iPhoneのロック画面に表示されるメッセージの内容

ロック画面にメッセージの内容が表示されるのでプラバシーがダダ漏れ

そこで本記事では、ロック画面上に表示する通知や通知センター(通知/ウィジェット)を制御する方法を制限が強い順に解説します。アプリの通知そのものを受け取らないようにしたり、必要な通知だけをロック画面上に表示したり、他人に読まれては困るメッセージのプレビューをロック画面上で非表示にしたりすることで、不本意なプライバシー漏洩を未然に防止できます。

検証端末:iPhone 7(iOS 10.0.1)

アプリの通知を拒否する

通知の有無の観点から最も強力にプライバシーを守れるのは、そのアプリからのプッシュ通知をすべて拒否してしまうことです。ロック時だけでなくロック解除時であっても、当該アプリからの通知が届かなくなるので、他人の視界に通知内容が目に入ることがなくなります。もっとも、利便性が犠牲になってしまうのが難点です。

設定方法は下記記事を参照してください。

iPhoneで邪魔な通知を事前に消す(非表示にする)方法

アプリごとにロック画面の通知を非表示にする(ロック時の通知センター上でも非表示になる)

アプリごとの通知設定では、通知自体のオン/オフのほかに、ロック画面や通知センターに表示するか否かを機能別に設定できます。通知をロック画面で非表示にすれば、ロック画面で通知を確認できなくなります(ロック時の通知センター上でも非表示になります)。

ちなみにロック画面に表示してもサウンドは鳴らさないといった細かいカスタマイズも可能です。緊急性の低いアプリ(ゲームなど)は、サウンドをオフにしておくと通知音やバイブに邪魔されなくなります。

1「設定」アプリを開く

ホーム画面で「設定」アプリをタップします。iPhone:設定アプリ

2[通知]をタップする

「設定」画面が表示されるので、[通知]をタップします。

iPhone:ロック画面に通知を表示しない

3アプリを選ぶ

「通知」画面が表示されました。通知の設定を変更したいアプリを選びます。

iPhone:ロック画面に通知を表示しない

「通知」画面でインストール済みアプリの一覧から目的のアプリを選択する

4「ロック画面に表示」をオフにする

ここで「ロック画面に表示」をオフにすれば、ロック画面への通知が非表示になります。

iPhone:ロック画面に通知を表示しない

前述のとおり、通知をロック画面に表示しない設定にしておけば、あわせてロック画面で表示できる通知センター内でも非表示となります。

アプリの通知内容だけを非表示にする

「メール」や「メッセージ」、「LINE」など多くのコミュニケーションアプリは、新着メールやメッセージの送信者や内容を通知画面にプレビューできます。通知の内容の一部が表示されるのは便利な反面、不都合なときは通知内容のプレビュー機能をオフにしておくと安心。近くにいる誰かに覗き見される心配をせずに済みます。

ここでは「メール」と「LINE」の2アプリの設定方法を紹介します。

「メール」のメッセージ内容を通知上で非表示にする

「メール」アプリの場合、アカウントごとにメッセージ内容のプレビューのオン/オフを設定できます。メインのアカウントだけプレビューを表示し、サブで使っているアカウントは通知をオフにするといった設定も可能です。ただ、メールの送信者名は表示されてしまう点に要注意です。

iPhone:メールのプレビューを非表示に

「メール」アプリからの通知でプレビューをオフにするとメッセージ内容が「メールメッセージ」になる

1アカウントを選択する(アカウント複数登録やVIP設定などを設定済みの時のみ)

設定アプリの「通知」画面で[メール]をタップして、通知の設定を変更したいアカウント(または「VIP」や「スレッドの通知」)をタップします。

iPhone:メールのプレビューを非表示にする

アカウント複数登録やVIP設定などを設定済みの時は本画面が表示される

2[プレビューを表示]をオフにする

[プレビューを表示]をオフにします。

iPhone:メールのプレビューを非表示にする

SMSやiMessageで利用する「メッセージ」アプリでも、同様に[プレビューを表示]をオフにすればメッセージ内容を隠すことができます。

「LINE」のメッセージの送信者と内容を通知上で非表示にする

このほか「LINE」のように、設定アプリ内の「通知」設定ではなくアプリ内でプレビューを設定するアプリもあります。LINEの場合、プレビューをオフにしておけば、メッセージの送信者と内容を伏せたままメッセージの着信をチェックできるようになります。

iPhone:LINEのメッセージ内容表示をオフにするとプレビューされなくなる

送信してきた友だちの名前もメッセージの内容も表示されなくなる

メッセージ内容を非表示にするには、[設定]→[通知]で[メッセージ内容表示]をオフにすればOKです。

iPhone:LINEのメッセージ内容表示をオフにする

LINEの設定画面

これだけは押さえておきたい、LINEでトラブルを防ぐためのプライバシー設定

ロック画面で通知センター(通知/ウィジェット)を確認できないようにする

ロック画面では、下スワイプすれば通知センターの「通知」画面を、右にスワイプすれば通知センターのウィジェット(「今日」画面)を表示できます。ロック中でも素早く通知や情報にアクセスできる便利な機能ですが、プライバシー保護の程度を下げてしまう側面もあります。

iPhoneのロック画面で通知センターとウィジェットを確認できる

ロック画面から個人情報にアクセスできてしまため、メッセージの内容や頻繁に使っているアプリがバレてしまったり、カレンダーウィジェットから過去の行動や今後の予定を把握されてしまう恐れがある

通知センターについては、前述したようにロック画面における通知の表示設定をアプリごとにオフにしておけば、ロック画面の通知センター内でも当該アプリからの通知そのものが表示されなくなります(メッセージの内容だけでなく通知があったこと自体を確認できなくなる)。特定のアプリだけをロック画面からアクセス不可にしておきたいなら、これで十分でしょう。

そもそもロック画面で通知とウィジェットを確認できないようにしたいなら、「設定」アプリ→[Touch IDとパスコード]で[通知の表示]と[今日の表示]をオフに設定します。これでロック時に通知センターとウィジェットを表示できなくなります。

iPhone:ロック時に通知とウィジェットにアクセスできなくする

「Touch IDとパスコード」画面の「ロック中にアクセスを許可」の項目でロック時のプライバシーレベルを制御できる

プライバシーをより重視するなら、ロック中に「Siri」を起動できないように設定しておいた方がよいかもしれません。詳しくは下記記事を確認してください。

ロック中のiPhoneで「Siri」を起動させないようにする方法──個人情報(連絡先)を守り、誤動作も防止する

【非推奨】「緊急速報」も通知をオフにできるが……

設定アプリの「通知」画面を一番下までスクロールさせると「緊急速報」が表示されます。これがオンになっていると、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、その他の災害・避難情報を受信できます。着信すると最大音量で警報音が鳴り、速報内容が通知画面に表示されます。

iPhone:緊急速報

説明

本機能をオフにすると、緊急速報の通知が届かなくなります。

ただし、緊急速報を受け取らないメリットとデメリットを比較して、それでも通知を切っておいた方がよいと判断できる場合以外は緊急速報通知はオンのままにしておくことを推奨します。

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