【Apple Pay】Suicaを機種変更後の新iPhoneに引き継ぐ方法

2017-09-26 16:51

Apple PayのSuica

iPhoneApple Payで「Suica」を日常的に使用しているユーザーが増えています。Suicaは電車やバスの乗車に利用できるだけでなく、コンビニなどでの支払いにも使えるので、Apple PayとSuicaのおかげで財布を取り出す機会が減ったという人も多いはずです。iPhone 8が発売された今、Apple PayでSuicaを愛用するユーザーはまだまだ増加していくことが見込まれます。

ここで注意しておきたいのは、新発売のiPhoneに機種変更する際のSuicaの引き継ぎについて。クレジットカードやプリペイドカードと異なり、Suicaは同時に複数の端末に登録できないためです。

本記事では、iPhoneの機種変更時、Suicaを新iPhoneのApple Payに追加する方法をざっくりまとめて解説します。

新iPhoneへの機種変更時にデータ移行する方法まとめ

【要注意】iPhoneの機種変更時、Apple PayのSuicaは端末から削除しておく必要あり

Suica以外のクレジットカードは、複数のiPhoneのApple Payに重複して追加できます。つまり、旧iPhoneのApple Payにクレジットカードを追加したまま、新iPhoneのApple Payにも同じクレジットカードを追加して利用できるというわけです。

ところがSuicaの場合、1枚のSuicaはひとつの端末にしか追加できない仕組みになっています。そのため、新しく購入してきたiPhoneをアクティベートしてApple PayにSuicaを追加しようとしても、旧iPhone側のApple Payで利用中のSuicaは追加できないのです。

Apple Pay:旧端末から削除していないSuicaは新端末に追加できない

旧iPhoneでSuicaを削除していないと、新規追加を求められる

そこで、Suicaを旧iPhoneから削除しておく必要が出てきます。「削除」と聞くとデータが消失してしまいそうで不安になりますが、安心してください。Apple Payから削除されたSuicaはJR東日本のサーバーに退避されるので、Suicaに入金しているお金や各種データが消えてしまうことはありません。

Apple PayのSuicaを新しいiPhoneに引き継ぐ方法

Suicaを新しいiPhoneに引き継ぐには、(1)旧iPhoneで当該Suicaを削除し、(2)新iPhoneでSuicaを追加します。

なお、毎日午前12時半から午前5時頃までSuicaの多くの機能を利用できなくなります。この時間帯を避けて作業するようにしてください。

(1)Suicaを古いiPhoneから削除してJR東日本のサーバーに退避させる

Suicaを旧iPhoneのApple Payから削除する(=JR東日本のサーバーに退避させる)方法は、少なくとも以下の4種類が存在します。

なかでも一番分かりやすいのは、旧iPhoneを操作してSuicaだけを削除する方法(A)です。新iPhoneにSuicaを追加できずに困っているなら、まずはこの方法を最初に試してみてください。

また、(B)の方法のようにiCloudから旧iPhoneをサインアウトさせることでもSuicaを削除できますが、SuicaだけではなくiCloud関連のデータも同時に端末から削除される点に注意が必要です(再びサインインすれば復元されます)。したがって、旧iPhoneをiCloudと同期したまま使い続けたいのであれば、この方法は推奨できません。旧iPhoneをiCloudにサインインしない状態で使い続ける場合か、譲渡・売却する予定がある場合などに利用するとよいでしょう(後者の場合であれば、むしろiPhoneの初期化「iPhoneを探す」機能を使ったデータ消去をおこなうべきです)。

そのほか、(C)(D)のように他のデバイスから旧iPhoneのApple Payからカードを削除する方法も用意されています。

(A)旧iPhoneでSuicaを手動削除する

旧iPhoneが手元にある場合、Suicaだけを旧iPhoneのApple Payから手動で削除できます。手早くSuicaの引き継ぎだけをおこないたければ、この方法がおすすめです。

Apple Pay:Suicaを削除Apple Pay:Suicaを削除

「Wallet」アプリを起動してSuicaを選択し、右下の[i]をタップ。「情報」タブの最下部にある[カードを削除]をタップすると確認を求められるので、再度[削除]をタップします。これで削除完了です。

【Apple Pay】Suicaを削除・復元する方法 意図せず削除されてしまうケースに注意

(B)旧iPhoneでiCloudからサインアウトする

旧iPhoneが手元にある場合、旧iPhoneを操作してiCloudからサインアウトすれば、Apple Payに追加されていたSuicaとクレジットカードは全てApple Payから削除されます。

iPhone:iCLoudからサインアウトiPhone:iCLoudからサインアウト

「設定」アプリ→[(ユーザー名)]→[サインアウト]でApple IDのパスワードを入力し、[オフにする]をタップすれば、iCloudからサインアウトできます。

(C)新iPhoneを使って旧iPhoneのApple Payを削除する

旧iPhoneが手元になくても、新iPhoneの「設定」アプリから旧iPhoneのApple Payを削除することができます。

iPhone:Apple Payの全カードを削除iPhone:Apple Payの全カードを削除iPhone:Apple Payの全カードを削除

「設定」アプリ→[(ユーザー名)]とタップし、画面下部で旧iPhoneのデバイス情報を選択。「デバイス情報」画面で[すべてのカードを削除]をタップします。これで旧iPhoneのApple PayからSuicaを含む全てのカードが削除されました。

(D)iCloud.comを使って旧iPhoneのApple Payを削除する

旧iPhoneと新iPhoneの両方が手元になくても、iCloud.comから旧iPhoneのApple Payを削除することができます。

iCloud:Apple Payの全カードを削除

まず、iCloud.comにウェブブラウザでログインし、「設定」をクリックします。「設定」画面では、自分のApple IDと紐付けられているデバイスの一覧が表示されるので、Apple Payを削除したい旧iPhoneを選択してください。

iCloud:Apple Payの全カードを削除

Apple Payの項目にある[すべてを削除]をクリックすれば、Suicaを含む全てのカードが旧iPhoneから削除されます。

(2)Suicaを新しいiPhoneに追加する

旧iPhoneでSuicaを削除できたら、あとは同じSuicaを新iPhoneに追加するだけです。

Apple Pay:Suicaを追加するApple Pay:Suicaを追加する

左:Walletアプリでカードを追加する右:Suicaを追加する

まず新iPhoneの「Wallet」アプリを起動し、右上の[+](もしくは[カードを追加])をタップし、次に表示されるApple Payの案内画面で[続ける]をタップします。つづけて、カードの種類を選択する画面で[Suica]を選びます。

Apple Pay:Suicaを追加するApple Pay:Suicaを追加する

左:旧iPhone側で削除したSuicaが表示された右:Suicaの復元が完了

JR東日本のサーバーに退避されていたSuicaが表示されるので、[次へ]をタップします(複数枚あれば1枚ずつ選択)。これで新iPhoneにSuicaを引き継ぐことができました。

アプリ「Suica」をダウンロード
Suica