コインロッカーの空きや列車の混雑度までわかる、「JR東日本アプリ」を解剖する

2017-01-07 19:43

コインロッカーの空きや列車の混雑度までわかる、「JR東日本アプリ」を解剖する

JR東日本は、同社の列車・駅・店舗などの利用をスマホを通じてタイムリーにサポートする「JR東日本アプリ」を提供しています。同アプリでは各線の運行情報からコインロッカーの空き状況まで確認できる優れものですが、本稿ではそれら主要機能の便利な使い方について紹介します。

※運行情報に特化して情報を取得したい場合は、「JR東日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ」のほうがより便利かもしれません。

運行情報が一目瞭然

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アプリを起動したら、初期設定もしくは上部の設定メニューから、よく利用する路線や駅を「My路線」「My駅」として登録しましょう(10路線まで)。もちろん登録しなくても使えます。

登録後、トップページでMy路線・駅にかかわる列車の遅れや運転見合わせなどの運行情報をすばやくチェックできるようになります。もちろん、位置情報から現在いる駅(路線)の情報を確認することも可能です。

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[列車に乗る]カテゴリでは、運行情報などの詳細が表示されます。首都圏は路線図方式で運行情報が提供されますが、これは主要駅の改札付近にある「異常時案内用ディスプレイ」と同じ情報で、非常に見やすくなっています。

このほか、各路線の停車駅もわかるので、どの列車がどの駅に停まるかも一目瞭然です。

リアルタイム列車位置走行情報でイライラも軽減?

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また、首都圏19および千葉エリア13の在来線、東海道線・中央線・常磐線・高崎線の各特急列車では、リアルタイムの列車走行位置情報も見ることができます。

なかなか列車が来ない、駅でのアナウンスもないためイライラすることは少なくありませんが、次の列車が今どこにいるのか、また具体的に何分遅れているのかが可視化されています。

2016年10月からは東京メトロアプリおよび東急線アプリとの連携も開始され、各線の列車走行位置情報や時刻表の確認も可能に。今後のさらなる連携拡大を期待したいところです。

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遅延証明書も、このカテゴリから簡単に取りに行くことができます。

路線別に各30日分が掲載されています。

ターミナル駅で便利な構内図・施設案内

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「駅を利用する」カテゴリには、みどりの窓口、トイレ、バリアフリー設備、コインロッカー、店舗などの場所を確認できる構内図のほか、駅レンタカー情報、子どもを連れて駅を利用する際に便利な情報などを収載しています。

以前は一部の駅で自身の位置を構内図上で把握できる機能が実装されていたこともあり、大きな駅では便利な機能だったのですが、現在は利用できないようです。

コインロッカー空き状況も確認できる【東京・新宿・池袋・品川・上野】

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また駅コインロッカーは、リアルタイムの空き状況まで提供されています。[駅を利用する]から[コインロッカー空き状況]へと進むと、「コインロッカーなび」にアクセスします。駅構内のフロアおよびロッカーサイズ(大・中・小)ごとの空き状況が構内図上に表示されます。

筆者が東京駅で試したところ、多くのロッカーが「空きなし」の状況となっており、広い構内で無駄足を踏まずに済む同機能は、非常に利便性が高いと感じました。当初は東京駅のみの提供でしたが、現在は東京駅に加え品川・新宿・池袋・上野の各駅でも利用が可能に。今後のさらなる対応駅拡大が期待されます。

駅で使えるクーポンを配信

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[エキナカ・マチナカを利用する]カテゴリには、当駅で利用できるJR系の店舗やホテル情報が掲載されています。

各店舗へのリンク集のほか、周辺施設のイベントなど、リリース当初に比べ掲載される情報も徐々に充実してきたようです。クーポンに関しては、コンビニNEWDAYSで利用できる20円引きクーポンなどが提供されています(2017年1月16日現在)。

山手線全線に対応した列車チェックインサービス

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そして、ドコモのチェックインソリューションAir Stampを採用した先進機能「山手線トレインネット」も、ユーザーから高い評価を得ているようです。これは、山手線車両内に設置された音波装置(ビーコン)により、乗客の現在位置に応じて各種情報を提供するというものです。

山手線の全列車がこの「トレインネット」に対応しており、対応車両にはドア上部に「車内状況・運行情報を配信中」と書かれたステッカーが貼ってあります。アプリからも走行位置を確認することができます。

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乗車してアプリから[山手線トレインネット]を開き、[トレインネットにアクセスする]をタップすると、チェックインがおこなわれます。あるいは、アプリの設定画面で「トレインネットへの自動アクセス」をONにすることで、自動チェックインも可能です。

チェックイン後は、おおよその所要時間やのりかえ路線、ホーム出口案内、駅構内図などを確認できるほか、[車内状況]をタップするとさらに多彩な情報を得られます。

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たとえば、ホームの降車位置案内、各号車の乗車(混雑)度合い、車内温度といった運行関連情報がリアルタイムに提供されます。

現在はドア上部に設置されている案内表示機の内容とそれほど変わりありませんが、空いている車両がわかるのは嬉しいところです。

今後はSuicaなどとのサービス連携に期待

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サービス開始当初のコンテンツに加え、駅周辺店舗のイベント情報配信、他社線アプリとの連携など、使い勝手は向上しつつあるJR東日本アプリ。今後はSuicaとの連携、またクーポンや店舗、イベントなど他にどのような情報が配信されるようになるのかが注目となるでしょう。