海外旅行に必携、「Google翻訳」アプリの使い方──音声入力から画像、手書き、リアルタイムのカメラ翻訳まで

2017-09-07 10:36

海外旅行に必携、「Google翻訳」アプリの使い方──音声から画像、手書き、リアルタイムのカメラ翻訳まで

「Google翻訳」は、入力したテキストを翻訳するだけでなく、カメラや音声、手書きにも対応する翻訳アプリの決定版です。従来のフレーズベースの機械翻訳から、現在はニューラルネットワークを利用したニューラル機械翻訳(Google Neural Machine Translation=GNMT)に置き換えられ、翻訳精度も大きく向上しています。

本記事では、Google翻訳アプリを使う上で覚えておきたい7つの機能を解説。海外旅行や語学学習などに役立ててください。

進化した「Google翻訳」がスゴすぎる

Google翻訳で使える7つの機能と基本設定

Google翻訳アプリには現在、「リアルタイム・カメラ翻訳」「カメラモード」「音声入力」「会話モード」「テキスト入力」「タップして翻訳」「手書き入力」の全7機能があります。このうちタップして翻訳は、Android端末でのみ利用できます。

  • リアルタイム・カメラ翻訳:テキストにカメラをかざすと即時に翻訳してくれる機能で、看板やメニューの翻訳などに便利です
  • カメラモード:撮影した画像を翻訳するので、書類などを翻訳する時に適しています
  • 音声入力:音声を認識して違う言語に変換します。とっさの質問やちょっとした会話をする時に役立ちます
  • 会話モード:異なる2つの言語を会話のようにリアルタイムで翻訳してくれるので、言語の違う人同士でもスムーズに会話を楽しむことができます
  • テキスト入力:キーボードで入力した言葉を翻訳する機能です。翻訳数の最も多い103の言語が登録されています
  • 手書き入力:ロシア語や韓国語などキーボード入力が難しい言語を翻訳する場合に最適です
  • タップして翻訳:他のアプリでも「Google翻訳」が使える機能で、テキストをコピーすると翻訳できます

オンライン翻訳とオフライン翻訳

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「Google翻訳」アプリを最初に起動すると、オフライン翻訳ファイルを入手するかを尋ねる画面が表示されます。オフライン翻訳とは、文字通りインターネットに接続できない時でも翻訳できる機能で、利用にはあらかじめ翻訳ファイルをダウンロードしておく必要があります。

さっそく[日本語]をタップし、翻訳ファイルをダウンロードします。日本語の場合、データ容量は44.2MBありましたが、フランス語では30MB、中国語は34.4MBと、言語によってサイズが異なります。オフライン翻訳は52言語に対応していますが、すべてのファイルを入れると相当なデータ量になってしまうので、必要なものだけ入手するとよいでしょう。

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日本語以外の言語をダウンロードするには、[設定(歯車マーク)]タブを選択(Android版では左上のハンバーガーボタンからメニューを表示)して[オフライン翻訳]をタップ。

ダウンロード済みの言語が表示されるので、(iOS版では)右上の[+]ボタンを押します。あとは利用可能な言語を選ぶだけです。

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オンライン翻訳では、上述の「リアルタイム・カメラ翻訳」「カメラモード」「音声入力」「会話モード」「テキスト入力」「タップして翻訳(Androidのみ対応)」「手書き入力」の全機能が利用できます。

一方、オフラインで使用できるのは「リアルタイム・カメラ翻訳」と「テキスト入力」のみです。日本にいる場合はあまり必要ないかもしれませんが、海外ではインターネット環境を十分確保できない可能性も考慮して、事前に渡航先の言語をダウンロードしておくと安心です。

翻訳言語を設定・変更する方法

翻訳元あるいは翻訳先の言語を設定・変更したり、入れ替えたい場合には、Google翻訳アプリのホーム画面を開きます。

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たとえば、日本語をフランス語に翻訳したい時には、言語部分をタップし、原文の言語を日本語に、訳文をフランス語にそれぞれ設定します。

右側にダウンロードマークがついている言語は、発音機能がついていることを表しており、オフライン翻訳ファイルを入手していなくても発音可能です。

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翻訳元と翻訳先の言語を入れ替えたい場合は、言語間にある矢印をタップするだけでOKです。

1. リアルタイム・カメラ翻訳

カメラをかざして文字をリアルタイムに翻訳できる機能は、2017年1月についに英語と日本語の間の翻訳がおこなえるようになりました。

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Google翻訳アプリのホーム画面を開き、カメラマークをタップします。カメラが起動し、目のアイコンが緑色(インスタント設定がオン)になっていれば、リアルタイム・カメラ翻訳が利用できます。

「ここにテキストを合わせます」と表示された部分に翻訳したい文字列を合わせると、指定した言語へ翻訳ができます。

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手ブレなどで正しく認識できないと見当違いな言葉に訳されることもありますが、精度は上々です。手書きの文字へは対応していませんが、印刷物には有効です。

【Google翻訳アプリ】カメラをかざして日本語・英語間でリアルタイム翻訳する方法

2. カメラモードによる写真(画像)翻訳

リアルタイム・カメラ翻訳ではカメラをかざした時に翻訳した文字が浮かび上がってきましたが、「カメラモード」では写真を撮ってから文字を読み込んで翻訳します。リアルタイム・カメラ翻訳に比べると少々時間がかかりますが、正確に翻訳したい場合はカメラモードがおすすめです。

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まずホーム画面でカメラマークを押し、目のアイコンをタップしてインスタント設定をオフにします。「ここにテキストを合わせます」という表示にテキストを合わせて写真撮影すると、単語を枠で囲ったような画面になります。

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左:指でなぞった部分が翻訳された右:発音にも対応している

翻訳したい部分を指でなぞると翻訳された文章がページ上部に現れ、青い矢印をタップすると、全文が確認できます。

カード左上にあるメガホンマークをタップすると、ネイティブな発音もしてくれます。

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なお撮影をしなくても、端末のカメラロール(ギャラリー)に保存されている画像からカメラモード翻訳することも可能です。

カメラモード画面の左下にあるアルバムアイコンをタップし、アプリがスマホの写真へアクセスすることを許可した後、画像を選択します。読み込みが終われば、先ほどと同じ手順で翻訳することができます。

3. 音声入力による翻訳

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音声で翻訳したいなら、ホーム画面にあるマイクのアイコンをタップします。

スマホのマイクに向かって(日本語で)話すと、指定した言語へすぐに翻訳してくれます。

4. 会話モードで交互に話して翻訳

異なる言語同士で会話をする時は、音声認識で自然に翻訳してくれる会話モードにして、交互に発話して使うと便利です。

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アプリのホーム画面からマイクのアイコンをタップし、音声入力画面を開きます。画面最下部のマイクボタンを押して両方の言語が赤く表示されると、会話モードが起動します。

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左:日本語から英語に会話モードで翻訳右:英語から日本語に会話モードで翻訳

たとえば日本語で話すと言語の読み込みが始まり、発した言葉が画面上段に表示されます。読み込みが完了するとすぐ英語に変換され、英語の音声が流れてきます。

逆に英語で話す場合も同様で、音声を読み取って日本語に変換し、音声が読み上げられます。

5. テキスト(文字)入力で翻訳

翻訳アプリといえば、最も馴染みがあるのはテキスト(文字)入力による方法かもしれません。

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手順は非常に簡単。ホーム画面で「タップしてテキストを入力」と記載された部分をタップします。

文字を入力すれば、すぐに指定言語へ翻訳されます。

6. 文字を手書きして翻訳

文字が読めなかったり、キーボード入力が難しい言語などには手書き翻訳が便利です。

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ホーム画面を開き、手書きアイコンをタップ。「お書きください」と表示されたスペースに手書きで文字を入力すると、上段に変換した文字が現れます。

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該当する文字がなかったり入力の途中でも、表示される予測候補から選ぶこともできます。

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スマホを横向きにしたり、変換された(青い)テキストカードの右下にある枠のようなアイコン(Androidでは三点リーダーから[全画面表示])をタップすると、翻訳の文字が全面に拡大されます。

7.「タップして翻訳」の使い方

タップして翻訳は、他のアプリを使用時、テキストをコピーすれば翻訳がおこなえる機能です。現在、Androidにのみ対応しています。

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まずはGoogle翻訳アプリで、タップして翻訳の設定をオンにしましょう。

ホーム画面に「タップして翻訳」のカードが表示されている場合は、それをタップして表示された画面で[オンにする]をタップします。

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ホーム画面にカードが出てこない場合は、[設定(歯車マーク)]メニューから[タップして翻訳]へと進んで[タップして翻訳を有効にする]をオンにすると、使用できるようになります。

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タップして翻訳は、テキストがコピー可能なアプリで利用できます。

翻訳したいテキストをコピーすると、右上に「Google翻訳」アプリが表示されるのでアイコンをタップします。

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画面上に翻訳したテキストが表示されます。

翻訳履歴にスターを付けてフレーズを保存

最後に、覚えておくと便利な「フレーズ集」機能の使い方を紹介します。フレーズ集は、頻繁に使いそうな言葉などを保存しておくのに最適です。

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テキストを入力すると、その下に翻訳したフレーズが表示されます。翻訳したカード(履歴)にスターを付ければ、フレーズを登録できます。

保存した翻訳フレーズは、スターのタブ(または[フレーズ集])で確認することができ、翻訳した時と同じ画面を表示してくれます(同じ機能が使えます)。なお、同機能はオフラインでも利用可能です。

まとめ

テキストをしっかり翻訳したい時は、カメラモードやタップして翻訳、テキスト入力を利用すると正確に訳せます。海外旅行中や、道端で外国人に質問をされた時など、すぐに翻訳が必要な場合はリアルタイム・カメラ翻訳や音声入力、会話モードを活用するのが便利です。ネット環境も利用上の鍵になるのため、不安な場合はオフライン翻訳ファイルをダウンロードしておくか、よく使いそうなフレーズを保存しておくと安心です。

構成・文:吉成早紀

編集:アプリオ編集部