紛失したスマホの位置を特定する「Andordデバイスマネージャー」の使い方──着信音を鳴らす・画面ロック・データ消去も可能

2016-04-23 21:26

Androidデバイスマネージャー

Androidスマートフォンを使っているなら、必ず一度は試しておきたい機能があります。それが「Androidデバイスマネージャー」です。

Androidデバイスマネージャーは、Googleが2013年夏に開始したAndroid端末向けの紛失・盗難対策サービスで、GPS機能などを利用してPCや他のスマホ・タブレットなどから端末の場所を把握できたり、遠隔操作によって着信音を鳴らすことや画面ロック、データ消去が可能だったりします。

Androidデバイスマネージャーで端末の場所が分かる

Android版「iPhoneを探す」だと言えば分かりやすい人もいるかもしれません。

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ここでは、Androidデバイスマネージャーを使って紛失したAndroidスマホを探す方法を解説します。

「Androidデバイスマネージャー」の事前設定

まず、Androidデバイスマネージャーを利用するためには、いくつかの設定が有効になっている必要があります。

端末自体を紛失してしまっている場合、当然のことながら設定を変更することは不可能です。特に設定を変更していなければ必要な機能はオンになっている状態だと思われるので、後述の方法で実際に端末の位置特定をおこなってみてください。

位置情報へのアクセスをオンにする

位置情報の提供をオフにしていると、Androidデバイスマネージャー利用時に「お使いの端末の位置情報アクセスは無効になっています」と表示され、端末の現在地を把握できなくなります。

設定アプリ>[位置情報]で位置情報へのアクセスをオンにしておきます。

Android 位置情報へのアクセスをオン

端末でAndroidデバイスマネージャー機能をオンにしていることを確認

設定アプリ>[Google]>[セキュリティ]の「Androidデバイスマネージャー」で、[リモートでこの端末を探す]と[リモートでのロックとデータ消去を許可する]がオンになっていることを確認します。オフになっていたらオンにしてください。

Androidデバイスマネージャーの設定を有効化

きちんと場所が分かる? 端末の位置を特定できるかをチェック

後述の方法で端末の位置を特定できるかを一度はチェックしておきましょう。

この時、Google Playで非表示にしている端末は、Androidデバイスマネージャーにおいても表示されません。https://play.google.com/settingsで非表示状態を解除しておく必要があります。

なお、Androidデバイスマネージャーの利用には、端末の電源がオンになっていることと、Wi-Fiやモバイルデータ通信に接続されていることが条件となります。

Androidデバイスマネージャーで紛失スマホを探す

Androidデバイスマネージャーはウェブサイト(PC/モバイル)と専用アプリから利用できます。紛失した端末の位置情報を特定すると、当該端末に「端末の場所を特定」と通知されます。

ウェブサイトから探す

http://www.android.com/devicemanagerにGoogleアカウントでログインすると、いま使っているAndroid端末のおおよその位置情報が表示されます。

他の端末の位置を検索したいときは、端末名をクリックして、他の端末に切り替えられます。

Androidデバイスマネージャー 他の端末に切り替え

専用アプリから探す

Android向けには専用アプリ「Androidデバイスマネージャー」がリリースされています(iOS版は未リリース)。自分が所有している他端末や家族・友人などの端末にアプリがインストールしてあれば、ウェブサイトと同様に簡単にAndroidデバイスマネージャーを利用できます。端末の探し方はウェブサイト版と同様です。

アプリ「Androidデバイスマネージャー」をダウンロード
Androidデバイスマネージャー

ゲストモード

アプリの利点はゲストモードの存在です。いざスマホを紛失したとなると、身近にいる人に手助けしてもらわなければならない場面が多々出てきます。ゲストモードでAndroidデバイスマネージャーアプリにログインすれば、利用後にアカウント(Gmailアドレス)とパスワードが他人の端末に残ることがありません。Googleアカウントという重要な個人情報をしっかり保護できるわけです。

Androidデバイスマネージャー ゲストモード

他人のウェブブラウザでGoogleアカウントにログインするのは不安を感じる、もしくは個人情報を守る手段を知らないといった人は、ゲストモードを利用させてもらいましょう。

遠隔操作で利用できるAndroidデバイスマネージャーの3機能

Androidデバイスマネージャーは端末の場所が分かるだけでなく、その名の通り、端末を管理するツールです。リモートで以下の3機能を利用できます。

Androidデバイスマネージャー 着信音を鳴らす・画面ロック・データ消去

着信音を鳴らす

端末の着信音を最大音量で5分間鳴らします。マナーモードなども無視してくれます。家の中で行方不明になってしまった際に気軽に使える手段です。

端末をロックする

普段ロックをかけていない端末を外出中になくしてしまった場合、とりあえず端末をロックしておいた方が無難です。Androidデバイスマネージャー経由でパスワードで端末をロックできます。

端末のロック画面にメッセージと発信ボタンを表示可能

紛失したスマホを拾ってくれた親切な人がいるかもしれません。ロック画面にメッセージと発信ボタンを表示しておけば、拾い主と連絡を取れる確率が高まります。

Androidデバイスマネージャー ロック画面にメッセージと発信ボタンを表示

メッセージと発信ボタン(所有者と連絡を取れる他の電話番号)は、ロック設定時にオプションとして入力できます。

Androidデバイスマネージャー ロック画面にメッセージと発信ボタンを表示

データを消去する

最終手段はデータ消去です。どうしても端末が見つからないときは、安全のためにデータを消去して端末を初期化してしまった方が良いケースもあります。

端末データを消去すると、端末から自分のGoogleアカウントも消去されてしまうため、Androidデバイスマネージャーは使えなくなります。

なお、SDカード内のデータは消去できません。