Google PayでSuicaを実際に使ってみた──登録からチャージ、決済、機種変更時の引き継ぎまで

2018-07-11 10:37
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Google PayでSuicaを実際に使ってみた──登録からチャージ、決済、機種変更時の引き継ぎまで

2018年5月24日から、モバイル決済サービス「Googel Pay(グーグルペイ)」で「Suica(スイカ)」が利用できるようになりました。スマホでSuicaが使えるとカードを持ち歩く必要がなく、チャージも簡単におこなえます。

そこで今回は、Googel PayにSuicaを登録して実際に利用してみたので、その手順や注意点などを紹介します。

Google PayでSuicaが利用できるようになった

Google PayはAndroidスマートフォンで利用できるモバイル決済サービスで、複数の電子マネーやポイントを一元管理することができます。以前は「楽天Edy」と「nanaco」が使えていましたが、2018年5月24日から新しく「Suica」と「WAON」が追加されました。

Google PayでSuicaを利用するメリットの一つに、どのクレジットカードでもチャージが年会費無料でおこなえる点が挙げられます。

従来の「モバイルSuica」(おサイフケータイ)の場合、チャージをするクレジットカードにJR東日本が発行する「VIEWカード」を選択しないと1030円(税込)の年会費がかかっていました。しかしGoogle Payでは、VIEWカード以外のクレジットカードでも年会費不要で登録できるのです(Google PayのSuicaチャージが、ポイント付与の対象外とされるクレジットカードもあるので注意)。

Google Pay Suica

一方、オートチャージ機能やSuica定期券・グリーン券の購入などには、これまで通りモバイルSuicaアプリが必要になります。またGoogle Payが使えるのは、Android 5.0以上を搭載し、おサイフケータイ(Felica)に対応する端末です。FeliCa非対応でNFCに対応しているスマホでは利用できないので注意しましょう。iPhoneもGoogle Payに対応していません。

Google PayへのSuicaの登録とチャージ

1台のAndroidスマホに発行できるSuicaは1枚。Google Payで発行するSuicaと、モバイルSuicaアプリで発行のSuicaは同じものとなります。

このため、モバイルSuicaアプリですでにSuicaを利用している場合、Google Payでも同じSuicaを使います。モバイルSuicaのアカウント情報をGoogle Payに登録して連携するだけで、Google PayでSuicaを利用できるようになります。

Google PayアプリでSuicaを発行した場合、モバイルSuicaアプリでも同じSuicaを利用できます。ここでは、Google PayでSuicaを発行する手順をベースに紹介します。まずはGoolge Playストアで「Google Pay」アプリをインストールしてください。

アプリ「Google Pay」をダウンロード
Google Pay

完了したら、Suicaを登録(発行)していきます。

ユーザー登録(Suica発行)

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

Google Payアプリを起動したら、[開始]をタップ。続けて電子マネーの一覧が表示されるので、「Suica」を選択して[同意する]をタップしてください。

すでにモバイルSuicaを利用中のユーザーは、[同意する]をタップするだけでGoogle PayへのSuicaの登録が完了します。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

Suicaアカウントを作成し、ユーザー登録をおこないます。

メールアドレスやパスワード、生年月日などを入力して[アカウント作成]をタップしてください。

チャージする

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

[OK]をタップすると、Suicaのメイン画面が表示されます。現時点では残高は0円なので、チャージをする必要があります。

画面上の[チャージ]をタップしてください。

Google Pay Suica

チャージはクレジットカードでおこないます。[カードを追加]をタップして、カード番号や有効期限などを入力して設定します。

前述のとおり、Google PayではVIEWカード以外のクレジットカードでも年会費不要で登録できます。これは大きなメリットです。

Google Pay Suica

設定が完了すると、カード情報が表示されます。チャージする金額は自由に設定できます。今回は1000円にしました。

チャージ金額を設定したら[チャージする]をタップしてください。

残高リマインダー

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

メイン画面の残高が1000円になりました。チャージは好きなタイミングでおこなうことができます。

また、残高が減ってきた際のリマインダーを設定することも可能です。[残高リマインダー通知]をタップしましょう。500円や1000円など、設定した残高を下回った時点で、スマホに通知することができます。金額を指定して[保存]をタップしてください。

Google PayでSuicaを使う(改札や店舗での決済)

Google PayへのSuicaの登録とチャージができたので、実際に使ってみました。カードのSuicaと同じく、スマホをかざすだけで決済が完了します。

Google Pay Suica

駅の自動改札でSuicaを登録したスマホをかざしたところ、問題なく使えました。

Google Pay Suica

もちろん、コンビニなどのSuica払いに対応する店舗でも利用可能。決済前の認証などは不要です。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

Suicaを利用した後でGoogle Payのメイン画面を見てみると、残高が減っています。

また設定したとおり、残高が500円以下になったところでスマホの通知画面にもその旨が表示されました。

機種変更時のデータ引き継ぎ

Google Payは機種変更時、Suicaを含む電子マネーをGoogleアカウントに紐づけてまとめて移行できる、というわけではなく、それぞれのサービスやアプリで手続きしなくてはなりません。つまり、引き継ぎ作業は「モバイルSuica」アプリでおこない、モバイルSuicaに登録済みのSuicaアカウントが必要になるなど、現状は残念な仕様です。

ここでは、AndroidスマホからAndroidスマホに機種変更をした際、新しいスマホでも引き続きGoogle PayでSuicaを使うための手順を紹介します。旧端末で登録した情報や定期券、チャージ残高などを一旦サービス事業者のサーバーに預けて、機種変更後に新端末で預けたデータを受け取るという流れです。

ちなみに、新端末でもAndroid 5.0でおサイフケータイが使えないと利用できないため、SIMフリーの格安スマホなどへ乗り換える際には注意してください。

スマホ機種変更前に確認したい、「おサイフケータイ」のデータ移行(引き継ぎ)方法と注意点

旧端末での手順

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

Google Payのメイン画面に表示されている[モバイルSuica]をタップすると、モバイルSuicaアプリが開きます。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

「モバイルSuica」アプリのメイン画面で[会員メニュー]をタップします。

続けて[携帯情報端末の機種変更]を選択して進んでください。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

機種変更画面が表示されたら、下にスクロールして[機種変更する]をタップします。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

機種変更の処理が開始されます。完了したら[終了する]をタップしてください。

これで、旧端末ではSuicaが利用できなくなります。

新端末での手順

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

新しいスマホで「モバイルSuica」アプリを起動したら、画面右上に表示されている[再発行・機種変更の方はこちら]をタップして進んでください。

続けて、モバイルSuicaに登録のメールアドレスとパスワードを入力し、[モバイルSuicaログイン]をタップします。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

ログイン後の画面で[携帯情報端末の情報変更]を選択します。

その後[実行する]をタップすれば、機種変更の設定は完了です。

Google Pay SuicaGoogle Pay Suica

機種変更が完了したら、古いスマホで使っていたSuicaの残高情報などが表示されます。モバイルSuicaの引き継ぎはこれで完了です。

あとは新端末のGoogle PayでSuicaを利用するため、前述の手順と同様にGoogle PayへのSuica連携をおこなってください。

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構成・文:藤原達矢

編集:アプリオ編集部