ドコモ2016年夏スマホ・タブレットまとめ 最新6機種の特長・発売日・価格

NTTドコモは、2016年7月下旬までに発売するAndroidスマートフォンおよびタブレットの2016年夏モデル6機種を発表。事前予約を5月11日より受付スタートしています。最新ラインナップの主な特長や発売日、価格などについて、現時点で分かっている情報をまとめました。

ドコモ2016年夏モデルの4つの特長

ドコモショップの新制服

ドコモショップの制服が新デザインに

1. 超広域対応の高品質通話サービス「VoLTE(HD+)」対応

今夏モデル3機種で、次世代通話用コーデック「EVS」を活用した国内初となる通話サービス「VoLTE(HD+)」に対応。より肉声に近いクリアな品質で通話できるようになります。

対応機種

  • Xperia X Performance SO-04H
  • Galaxy S7 edge SC-02H
  • AQUOS ZETA SH-04H

2. タッチ操作なしで電話を使える「スグ電」対応

今夏モデル4機種で、画面をタップせずに4つの電話機能(応答、発信、切断、消音・拒否)を利用できる「スグ電」機能に対応します。同機能にはジャイロセンサーと加速度センサー、近接センサーが使用されています。使い方は簡単。たとえば発信時には、スマホをクイッと振ってから耳に当てるだけで特定の相手に電話をかけられます(右耳と左耳でそれぞれ1人ずつ登録可能)。

スグ電

対応機種

  • Xperia X Performance SO-04H
  • Galaxy S7 edge SC-02H
  • AQUOS ZETA SH-04H
  • arrows SV F-03H

3. 「おすすめ使い方ヒント」対応

スマホ・タブレットの夏モデル全6機種で、操作や設定方法を教えてくれる「おすすめ使い方ヒント」機能に対応。利用状況から使い方のヒントを適切なタイミングで表示します。

4. 「PREMIUM 4G」受信時最大375Mbps対応

スマホ2機種で「PREMIUM 4G」受信時最大375Mbpsに対応。2015年冬春モデルでは受信時最大速度は300Mbpsに留まっていました。

対応機種

  • Xperia X Performance SO-04H
  • Galaxy S7 edge SC-02H

Xperia X Performance SO-04H

Xperia X Performance SO-04H

ソニーモバイル製Androidスマートフォン「Xperia X Performance SO-04H」は、Xperia Zシリーズに代わるXperiaのフラッグシップモデル。カラーバリエーションは4色展開(White、Graphite Black、Lime Gold、Rose Gold)となっています。

Xperia X Performance SO-04H

本機種では、背面のガラスパネルが特徴的だったZシリーズからデザインを刷新し、アルミ製のメタリックな背面カバーと手に馴染む滑らかなラウンド形状が印象的な本体となりました。WhiteとGraphite Blackのメタル背面にはヘアライン加工が施されています。他2色はヘアライン加工がなく、よりマットな質感を楽しめます。ちなみにアンテナの都合上、背面すべてがメタルのグローバルモデルとは異なり、日本向け端末では背面カバー下部が樹脂製に変更されています。

Xperia X Performance SO-04H

約2300万画素のアウトカメラには、先読みオートフォーカス機能(Predictive Hybrid Autofocus)が搭載されており、一度被写体にピントを合わせれば被写体の動きを予測しフォーカスが追随してくれるので、高速かつブレのない撮影をおこなえます。

Xperia X Performance SO-04H

Xperia X Performance SO-04H

動くボールにフォーカスが追随する

また、22mmの広角レンズを採用したインカメラの画素数は、従来のアウトカメラ並の約1320万画素となっており、人数が多い自撮りでも高品質の写真を撮影できます。

前作Z5と同じく、電源ボタンに指紋認証センサーを搭載。右手親指でロック画面を楽に解除でき、セキュリティと利便性を両立させています。

Xperia X Performance SO-04H

OSにはAndroid 6.0。ディスプレイには、5.0インチ(フルHD 1080×1920)のトリルミナスディスプレイを採用。本体サイズは約144×約71×約8.6mm、質量は約165グラムとなっており、3GBのRAMと32GBの内蔵ストレージ、CPUにはクアルコムのSnapdragon 820(MSM8996)2.2GHz+1.6GHzクアッドコアプロセッサを搭載します。バッテリー容量は2570mAh。ハイレゾオーディオ、フルセグ、NFCに対応し、Xperia Xシリーズの中では唯一、防水防塵機能を備えます(IPX5,8/IP6X)。

Xperia X Performance SO-04H

アルミボディに文字通り刻み込まれるdocomoロゴ

6月24日からの発売。ドコモオンラインショップにおける端末価格は9万72円で、月々サポート適用後の実質負担額は機種変更で4万7952円、MNPで2万736円となっています。

ドコモオンラインショップで「Xperia X Performance SO-04H」を詳しくチェック

Galaxy S7 edge SC-02H

Galaxy S7 edge SC-02H ドコモ

「Galaxy S7 edge SC-02H」は、ドコモ2016年夏モデルの中でも最上級のスペックを誇るサムスンのフラッグシップモデル。筐体にはアルミ合金の1.5倍の強度となる「アルミニウム6013」を採用し、高級感のあるデザインと堅牢性を両立しています。

5.5インチで大画面ながら、3Dガラスで左右辺が曲がったエッジスクリーンのディスプレイを搭載。新たに背面側の両端にもカーブが施され、横幅73mmとスリムなボディでもあるため、手に持った時のフィット感は前モデル「Galaxy S6 edge」より大幅に向上した印象です。エッジスクリーンの表示スペースも拡大しています。

Galaxy S7 edge SC-02H ドコモ

ディスプレイには2560×1440ピクセル(クアッドHD)の有機EL(Super AMOLED)を採用し、スリープ中でも時刻などを常時表示する「Always On」などの新機能もサポートします。

大画面かつエッジスクリーン、常時表示ゆえに心配になるのがバッテリー持ちですが、前モデルより1000mAh増量の3600mAhと大容量バッテリーを備えるほか、ゲーム中の節電機能などシーンに合わせた多彩な省電力モードが利用できます。

Galaxy S7 edge SC-02H ドコモ

アウトカメラでは画素数はあえて1200万画素と抑えた仕様としつつ、F値1.7の明るいレンズやピクセルセンサーの大型化により、暗所でも明るく、ノイズ感の少ない撮影がおこなえるとのこと。

また、デュアルピクセル仕様のイメージセンサーにより、画面中を素早く動く被写体などに対しても高速かつ正確なオートフォーカスを実現。カメラ起動も約0.7秒と高速で、操作性の向上が各所ではかられています。

フロントカメラは500万画素で、ディスプレイをフラッシュにした明るい自分撮りも可能です。

Galaxy S7 edge SC-02H ドコモ

スペック面では、クアルコムのSnapdragon 820(MSM8996)2.2GHz+1.6GHzクアッドコアプロセッサを搭載しており、前モデルより処理性能やグラフィック性能を大きく改善しています。4GB RAM、内蔵ストレージは32GBで、microSDカードスロット(最大200GBのSDXC対応)も復活しています。

OSはAndroid 6.0 Marshmallowを搭載。IPX5/8相当の防水・防塵性能や、NFC、フルセグ、おサイフケータイ、ハイレゾ、指紋認証をサポート。通信は下り最大375MbpsのPREMIUM 4Gも利用できます。VoLTE(HD+)やスグ電などのドコモの新機能にも対応します。

Galaxy S7 edge SC-02H ドコモ

サイズは約73×151×7.7mm、重さは約158g。カラーはBlack Onyx、White Pearl、Pink Goldの3色展開です。発売日は5月19日。端末価格(ドコモオンラインショップ)は9万3960円で、月々サポート適用後の実質負担金が6万4800円(MNPは4万8600円)となっています。

5月11日~18日までの期間にGalaxy S7 edgeを予約し、6月30日までに購入したユーザー全員に対して、ゴーグル型ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」をプレゼントするキャンペーンも実施されます。

ドコモオンラインショップで「Galaxy S7 edge SC-02H」を詳しくチェック

AQUOS ZETA SH-04H

AQUOS ZETA SH-04H

シャープのフラッグシップ機「AQUOS ZETA SH-04H」は、低消費電力と使い心地を追求したIGZOパフォーマンスや、大幅に性能が引き上げられた2260万画素カメラが特長です。

ディスプレイは5.3インチ フルHDで、残像を抑えて滑らかに表示する最高120Hz駆動の「ハイスピードIGZO」を搭載。実証実験で目が疲れにくいという結果も得られているといいます。

AQUOS ZETA SH-04H

これを生かした新機能「スクロールオート」では、WEBやSNSなど縦長のコンテンツをスクロールで閲覧する際、操作せずに自動スクロールによって快適な読み心地を実現します。また、就寝前の利用なども想定した自動ブルーライトモードも備えています。

S-PureLED搭載で高い色再現性を実現する一方、IGZO液晶ディスプレイで低消費電力化をはかりつつ、液晶画面の更新頻度をアプリごとに変えるアイドリングストップ技術で、3日以上の電池持ちも謳っています。朝の電池残量20%からでも1日持つ「長エネスイッチ」も見逃せない機能です。

AQUOS ZETA SH-04H

2260万画素の新カメラでは、今回もリコーの画像認証プログラム「GR Certified」を取得。約0.4秒の高速起動のほか、オートフォーカスは0.02秒と従来モデルより大きく短縮されています。また、新開発の光学式手ブレ補正も搭載します。

夏モデルらしく「花火モード」も用意されており、AUTOボタンをタップして花火の打ち上がる方向にスマホを構えるだけで、花火が開いた場面(明暗差が最もある瞬間)で自動的にシャッターが切れ、ベストな花火写真を撮影が可能です。

AQUOS ZETA SH-04H

CPUはクアルコムのSnapdragon 820(MSM8996)2.2GHz+1.6GHzクアッドコア。メモリは3GB、内蔵ストレージは32GB。OSはAndroid 6.0 Marshmallowを搭載。IPX5/8相当の防水・防塵性能やNFC、フルセグ、おサイフケータイのほか、VoLTE(HD+)やスグ電もサポートします。通信は下り最大337.5MbpsのLTEに対応します。

サイズは約73×149×7.6mm、重さは155g。カラーはWhite、Black、Greenの3色展開です。発売日は6月上旬の予定で、すでに事前予約を受け付けています。

ドコモオンラインショップで「AQUOS ZETA SH-04H」を詳しくチェック

arrows SV F-03H

arrows SV F-03H

「arrows SV F-03H」は、傷がつきにくいボディを持つ富士通コネクテッドテクノロジー製のスマートフォンです(OSはAndroid 6.0)。

画面のフチは立っており、落下の際に画面が直接地面に当たりにくく、衝撃を受けにくい構造。防水・防塵に加えて米国国防総省調達基準14項目に準拠した耐久性も魅力。

背面パネルにはハードコート処理がされています。傷や指紋がつきにくいので安心です。

アルミフレームにはバイクのブレーキにも採用されるハードアルマイト処理が施されており、展示会場では10円玉で擦りつけても傷がつかない様子を紹介していました。

arrows SV F-03H

arrows SV F-03H

ディスプレイのサイズは約5.0インチのHD(720x1280)。アンテナを内蔵しているので、ワンセグを快適に見ることができます。フルセグには非対応。

arrows SV F-03H

メインカメラは約1310万画素。集光効率に優れたF2.0の高性能レンズや積層裏面照射型の高感度イメージセンサーにより、薄暗いところでも綺麗に、広い範囲を写すことができます。

arrows SV F-03H

日本語入力システムでは「Super ATOK ULTIAS」を搭載。最新の辞書に対応します。

arrows SV F-03H

サイズは約144mm x 約72mm x 約7.8mm、重さは140g台の予定。RAMは2GB、内蔵ストレージは16GB。バッテリー容量は2580mAhです。

カラーはGold、Black、Whiteの3色で6月下旬の発売予定。

arrows SV F-03H

ドコモオンラインショップで「arrows SV F-03H」を詳しくチェック

Disney Mobile on docomo DM-02H

Disney Mobile on docomo DM-02H

「Disney Mobile on docomo DM-02H」は、ドコモとディズニーの協業ブランドモデルとしてリリースされるAndroidスマートフォン。ベース端末の製造がシャープからLG電子に変更され、ディズニースマホとしてのカスタマイズが従来より強化されています。

まず目につくのは、ミッキーアイコン型のアウトカメラ。カメラには「ミッキー」など4パターンの音声によって撮影できるボイスシャッター機能を搭載しています。スワイプ操作でアウトカメラとインカメラを切り替えられるのも便利です。

Disney Mobile on docomo DM-02H

ディスプレイ右下には、スワロフスキー製のストーンをあしらったミッキーアイコンが埋め込まれています。

Disney Mobile on docomo DM-02H

本モデルでもイルミネーションは顕在。着信時などに背面カバーの中央付近がハートマーク状に光ります。

Disney Mobile on docomo DM-02H

また、以前のプラグに代わって、ディズニーオリジナルカバーが同梱されるようになりました。カバーを閉じると、ディスプレイにうっすらと時刻やキャラクターが表示される仕掛けになっています。

Disney Mobile on docomo DM-02H

エレクトリカルパレードをテーマにしたライブ壁紙をプリイン。ホーム画面をスワイプすると、それに合わせてキャラクターが回転します。

Disney Mobile on docomo DM-02H

そのほか、アイコンなどのデザインも変更され、ディズニーの世界観がより再現されています。

Disney Mobile on docomo DM-02H

OSはAndroid 6.0。サイズは約148×約73×約7.9mm、質量は130グラム台を予定しています。ディスプレイには5.2インチのフルHD液晶を採用し、2GBのRAMと16GBの内蔵ストレージ、CPUにはクアルコムの1.4GHz+1.1GHzオクタコアプロセッサを搭載。バッテリー容量は2900mAhです。

カラーバリエーションは2色展開(Pink、White)。発売時期は7月上旬を予定しています。

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arrows Tab F-04H

arrows Tab F-04H

「arrows Tab F-04H」は、画面を見るだけで一瞬でロック解除が可能な虹彩認証「Iris Passport」を搭載する富士通コネクテッドテクノロジー製のタブレット(OSはAndroid 6.0)。防水・防塵対応で米国国防総省の調達基準14項目に準拠した高耐久設計です。

arrows Tab F-04H

フレームには「grip edge」があり、手軽に立てかけることが可能。キッチンやお風呂場などタブレットを立てにくい場所でも壁などにかけて、快適に利用することができます。

arrows Tab F-04H

arrows Tab F-04H

「grip edge」は、タブレットの下部と両端に備わっています。

arrows Tab F-04H

ディスプレイは約10.5インチのWQXGA(2560 x 1600) 有機ELを搭載し、細部まで色鮮やか。画像や動画を美しく映し出します。

arrows Tab F-04H

アプリでは、PCのドキュメントを閲覧・編集できる「WPS Office」、賢い変換で文字入力できる「Super ATOK ULTIAS」を搭載。

arrows Tab F-04H

サイズは約266mm x 約175mm x 約6.8mm、重さは430g台の予定。RAMは3GB、内蔵ストレージは32GB。バッテリー容量は6000mAhです。

arrows Tab F-04H

カラーはBlack、Whiteの2色。7月下旬の発売を予定しています。

ドコモオンラインショップで「arrows Tab F-04H」を詳しくチェック