弱小チアダンス部が挑む、全米制覇への新たな挑戦──ドラマ『チア☆ダン』

2018-08-11 9:22

弱小チアダンス部が挑む、全米制覇への新たな挑戦──ドラマ『チア☆ダン』

人間が想像できることは、人間が必ず実現できる。もしそれが本当なら、自分が思う「できっこない」は幻想かもしれません。結局は、苦しくてもやりたいことをやっているときが一番楽しい。夢があること、そのこと自体が喜びなのです。

田舎の女子高生がチアダンスで全米制覇。ドラマ「チア☆ダン」は、そんな思い切った夢を追いかける弱小チアダンス部の生徒たちと自信ゼロの素人顧問が、数々の苦難を乗り越えて奇跡を紡いでいく感動の青春ストーリー。

福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部「JETS」が全米チアダンス選手権で優勝した実話を元に、2017年に公開された大ヒット映画『チア☆ダン-女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話-』の9年後を描いたこの作品。JETSに憧れながらも、なかなか夢に近付けない主人公・藤谷わかばを演じるのは、日本舞踊・クラシックバレエ・ヒップホップ等、ダンス経験が豊富なことでも知られる土屋太鳳。向日葵のような明るさでセンターにピッタリはまる、まさに「座長」の貫禄が物語と部員たちをグイグイと前に推し進めます。

その新生チアダンス部「ROCKETS」のメンバーには、“E-girls”の石井杏奈、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』での好演も話題の佐久間由衣、端正なルックスが俄かに注目を集めている山本舞香をはじめ、大友花恋、箭内夢菜、志田彩良など、CM・雑誌・映画で引っ張りだこの若手女優が大集結。さらに、存在感薄めの顧問を演じるオダギリジョーの、これまでの作品とは違うアプローチの演技にも要注目です。

「練習を見ているだけで涙が出そうになる」と共演者もそう語る猛特訓のダンスは、画面からダイレクトに熱が伝わってきます。誰でも心が動かされる、かわいくてカッコイイ少女たちの「できっこない挑戦」のはじまりです。

チアダンス超初心者女子高生と弱すぎる顧問、お互いを育て合うサクセスストーリー

チア☆ダン 動画配信 見逃し

藤谷わかばは、幼い頃から福井中央高校の全米制覇チアダンス部「JETS」に憧れ続けている女子高生。そのJETSでセンターを務めた才色兼備の姉・あおい(新木優子)とは違い、高校受験にすら失敗してしまったわかばは、これと言って特徴のない福井西高校の弱小チアリーダー部でうだつが上がらない日々を送っていました。

そんなある日、「打倒JETS!」を掲げて東京からやって来た転校生・桐生汐里(石井杏奈)に、一緒にチアダンスをしようとなかば強引に誘われます。最初はやる気がなかったわかばですが、汐里の情熱がかつての夢を呼び起こし、チアダンス部の設立に向けて一歩踏み出すことに。

生徒会規約上、部活を新設するには顧問の他に部員を最低でも8人集めなければなりません。日舞の家元の娘、バレエ経験者、ダイエット目的の初心者、趣味でヒップホップを踊っている不登校の生徒など、必死でメンバーをかき集める中、その動向を見守っていた校長・蒲生駒子(阿川佐和子)は、新しく赴任してきた元教え子の教師・漆戸太郎(オダギリジョー)にチアダンス部の顧問をしてみないかと提案します。

過去にトラウマを抱えて教師としての自信をなくしていた太郎でしたが、新しいことに体当たりで挑戦しようとする生徒達の姿に背中を押されます。部活設立まで必要な部員はあと2人。太郎は部員集めのために思い切ったアイデアを実行しますが……。

一人ひとりが今の自分を乗り越えていく姿に泣ける

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自分のためではなく、誰かのために踊るダンスは人を熱くさせる。観客に力を与える。人を励ます喜び「チア・スピリット」に気付いてからのROCKETSのダンスは、観れば自然と涙が出てきます。

そして、ROCKETSのリーダー・わかばがもつ、場を盛り上げるエネルギーの大きさには、ただただ感心するばかり。可愛いだけでは、そしてただ元気なだけでは務まらないセンターを、堂々と演じ切る土屋太鳳に女優としての根性すら感じます。

わかばの古巣であるチアリーダー部の陰湿な嫌がらせ、メンバー同士の対立、太郎が拭い切れない過去のトラウマなど、同時進行する問題と彼らがどう向き合っていくのかも気になるところ。

やりたいことやろう。楽じゃないけどそのほうが絶対楽しい。忘れかけていたそんな当たり前に胸が熱くなる、究極の応援ドラマです。

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