「iPhoneでGoogle日本語入力を使える」だけじゃない、キーボードアプリ「Gboard」は何がスゴイのか

2017-10-18 6:18

Gboard(Google日本語入力)

「Gboard」はGoogle日本語入力とGoogle検索が合わさった、これまでにないキーボードアプリ。iOS端末でGoogle日本語入力が初めて使えるようになった点はもちろんですが、ネットで調べた内容をかんたんに共有できる検索機能を組み込むことで、他社のキーボードアプリにはない使い勝手を実現している点に注目です。スマホの文字入力を、がらりと変えてしまうポテンシャルを持っています。

なお、GboardはAndroid版とiOS版がリリースされていますが、Android版では日本語キーボードを利用できません。ここではiOS版を紹介します。

ついにキタ、iPhoneで「Google日本語入力」が利用可能に 「Gboard」の日本語対応により(2017年9月20日)

Google検索と統合、YouTubeや地図も検索できる

Gboardの最大の特徴が、Google検索機能を組み込んでいることです。「G」ボタンをタップすると検索ボックスが表れて、検索を実行できます。

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キーボードの上部ある「G」ボタンをタップして検索キーワードを入力する

検索結果はキーボード部分にカード形式で表示され、カードをタップすると、サイト名や記事名、URLがコピーされ、そのまま入力できる仕組みです。

検索ではウェブ検索と画像検索のほか、YouTubeやGoogleマップの検索が可能です。ブラウザやアプリに切り替えることなく、キー入力の最中に調べた内容をどんどん入力していけます。メールやメッセージでやりとりしているとき、ネットで見つけたレストランの情報や面白い動画、待ち合わせ場所の地図などを、文字入力中のアプリから離れることなく即座に共有できるのが便利です。

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左:検索結果はカード形式で表示され、タップするとコピー&ペーストできる(画像はコピーのみできる)右:絵文字検索や顔文字辞書も搭載している

Gboardを使うとネットの情報をサクサク入力できるので、メールやメッセンジャーでURLなどをやり取りするのが非常にスムーズになります。メールは返信が捗りますし、リアルタイムのチャットではテンポを落とさず会話に集中できます。こうした点は、ほかのキーボードアプリにはない特徴です。Android版やPC版のGoogle日本語入力を利用している人にはもちろんのこと、Gboardはコミュニケーションを円滑に進めたいユーザーにもオススメです。

Google日本語入力と同等の機能が使える

Gboardのもう1つの特徴が、Google日本語入力と同レベルの変換性能を持っているということです。Google日本語入力といえば、語彙力の豊富さが自慢の日本語IME。ウェブで使われている用語から辞書が定期的にアップデートされるおかげで、珍しい名前や地名、専門用語なども効率よく入力できるのが人気の理由です。

キーボードレイアウトは、ケータイ配列の「12キー」や「フリック入力のみ」「QWERTY」に加え、Googleが開発した「Godanキーボード」という独自の配列のキーボードが利用可能です。

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左:キーボードレイアウトはいろいろ選べる右:フリック入力が苦手の人向けに開発されたGodanキーボードが利用可能

また大画面でも片手でサクサク入力するための片手用キーボード、背景をカスタマイズ可能なテーマ機能なども搭載しています。

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左:片手キーボードは左右どちらにも寄せられる。サイズのカスタマイズはできない右:背景を変えておくと標準キーボードと区別しやすい

iOS版の初期設定

前述のとおり、GboardにはiOS版とAndroid版がありますが、iOS版のみ日本語に対応しています(2017年10月現在)。iOS版では、外部のソフトウェアキーボードとして提供されているので、使う前に設定が必要です。

Gboard

「設定」アプリ→[一般]→[キーボード]→[キーボード]を開いて「Gboard」を追加。再び「Gboard」をタップして「フルアクセスを許可」をオンにします。これで準備完了です。

iPhoneでサードパーティ製キーボードを追加する方法