Androidスマホの画面ロックを設定/解除する方法まとめ【パターン・指紋・PIN・パスワード・アプリ・Smart Lock】

2017-08-02 16:45

Androidスマホの画面ロックを設定/解除する方法【パターン・指紋・PIN・パスワード・アプリ・Smart Lock】

Androidスマホの設定で欠かせないものの一つが「画面ロック」です。ロックをかけないと、第三者にスマホの中身をのぞかれたり、紛失時に悪用されたりといったリスクにさらされることになります。

ところが、設定方法がわかりづらいというのに加え、いちいち解除するのもわずらわしいといったことから、ロック解除を「なし」に設定している人も少なくないようです。本稿では、各種ロックの設定方法や、ロック解除を簡単にする「Smart Lock」の使い方などを解説します。

使用端末:Xperia Z5(Android 6.0)

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スマホの画面ロックを「かけない」リスク

「スマホを使うのに、いちいちロック解除しないとならないなんて面倒」と画面ロックを設定しない人もいますが、スマホを失くしたり盗られたりした時、持ち主の個人情報や写真などのデータばかりでなく、電話帳やSNSに登録されている友人などの情報までも流出したり悪用されたりしまう危険性があります。

それだけでなく、画面ロックなしでスマホをカバンなどに放り込んでいると、何かの拍子に電源ボタンが押されてホーム画面が表示され、そのまま誤発信・誤作動を起こすことも珍しくありません。自分はもちろん、自分とつながりのある人を守るためにも、画面ロックは必ずかけるようにしましょう。

スマホの画面ロックの種類と特徴

スマホに設定できる主な画面ロックには、スワイプ・パターン・PIN・パスワード・指紋認証があります。このほか虹彩認証や静脈認証など、機種によって様々なロック機能が用意されています。

スワイプ

ロック画面下部の錠のアイコンを上向きにスワイプするだけで解除できるロックです。誰でも簡単に解除できるので、セキュリティ的にはほとんど意味がありません。あくまで誤作動を防ぐためのものといえます。

パターン

Android スマホ 画面ロック

9つの点から少なくとも4つの点を選んで一筆書きで結ぶ「パターン」によって解除するロックです。単純なパターンではその動きでパターンを読まれてしまう恐れがありますが、複雑なパターンにすれば入力時に誰かに見られても覚えられる危険性は低いといえます。

PIN

4~17ケタの数字を組み合わせたコードで解除するロックです。語呂合わせなど自分の覚えやすいコードを設定できる反面、誕生日などを使うと推測されてしまう危険性があります。

パスワード

4~17字の英数・記号を組み合わせた「パスワード」で解除するロックです。英数を使うぶん入力は多少面倒になりますが、パターンやPINよりも推測されづらいものが設定できます。

指紋認証

Android スマホ 画面ロック

指紋の情報を登録し、それをセンサーで読み取ることで解除するロックです。指紋認証がうまくいかなかった時のために、パターン、PIN、パスワードのいずれかを指紋と合わせて登録する必要があります。

スリープボタン(電源ボタン)を押したまま、持ち方を変えることなくロック解除ができますが、汗や汚れなどちょっとした原因で読み取れなくなってしまう場合があり、煩わしく感じることもあるかもしれません。

「パターン」による画面ロックの設定

Android スマホ 画面ロック パターンAndroid スマホ 画面ロック パターン

スマホの「設定」から[セキュリティ]→[画面のロック]と進みます。

[パターン]を選択すると、パターンロックを設定できます。

Android スマホ 画面ロック パターンAndroid スマホ 画面ロック パターン

まず、9つの点のうち少なくとも4つの点を一筆書きで結びます(パターン)。

パターンを入力して指を離すと「パターンが記録されました」と表示されるので、[次へ]をタップします。

あまり単純なパターンは避けたほうがよいですが、複雑すぎても忘れてしまう可能性もあるため、バランスを考えて設定をおこないましょう。

Android スマホ 画面ロック パターンAndroid スマホ 画面ロック パターン

続いて、確認のために同じパターンを入力し、[確認]をタップします。

Android スマホ 画面ロック パターン

ロック設定をしていない、もしくは「スワイプ」に設定している場合、ここでロック画面における通知方法を選ぶことになります。パターン、PIN、パスワードの切り替え時には、以前選んだものがそのまま適用されます。

選択肢にある「プライベートな通知内容」とは、メールやLINEといったメッセージの中身などの詳細を指します。[プライベートな通知内容を表示しません]を選択すると、新着メッセージが届いたことは通知されますが、(ロック画面の)通知に内容までは表示されません。

通知方法を選択したら、[完了]をタップします。

Android スマホ 画面ロック パターン

これで、パターンロックが画面ロックとして設定されました。

ロック画面で錠アイコンを上にスワイプすると、パターンの入力画面が開くようになります。

「PIN」による画面ロックの設定

Android スマホ 画面ロック PIN

スマホの「設定」から[セキュリティ]→[画面のロック]と進みます。

[PIN]を選択すると、PINコードロックを設定できます。

Android スマホ 画面ロック PINAndroid スマホ 画面ロック PIN

PINの入力画面で、4~17ケタの数字を入力します。

[次へ]をタップすると再度入力を求められるので、同じ数字を入力して[OK]をタップします。

Android スマホ 画面ロック PIN

これで、PINコードロックが設定されました。

ロック画面で錠アイコンを上にスワイプすると、PINの入力画面が開くようになります。

「パスワード」による画面ロックの設定

Android スマホ 画面ロック パスワードAndroid スマホ 画面ロック パスワード

スマホの「設定」から[セキュリティ]→[画面のロック]と進みます。

[パスワード]を選択すると、パスワードロックが設定できます。

Android スマホ 画面ロック パスワードAndroid スマホ 画面ロック パスワード

半角英数・記号を組み合わせて、4~17字のパスワードを入力します。

[次へ]をタップし、確認のため再度入力して[OK]をタップすれば、設定は完了です。

Android スマホ 画面ロック パスワード

これで、パスワードロックが設定されました。

ロック画面で錠アイコンを上にスワイプすると、PINの入力画面が開くようになります。

自動ロック設定とは

パターン、PIN、パスワードのいずれかの画面ロックを設定すると、「セキュリティ」のメニューに[自動ロック][電源キーですぐにロック]の項目が追加されます。

Android スマホ 画面ロック 自動ロック

[電源キーですぐにロック]をオンにしておくと、(電源キーを押して)スリープしたと同時にロックがかかるようになります。

オフにした場合、スリープにしても一定時間はロックがかかりません。ロックがかかるまでの時間は[自動ロック]から設定できます。

ロック設定を解除する方法(パターン・PIN・パスワード)

Android スマホ 画面ロック 解除Android スマホ 画面ロック 解除

ロック設定を解除したい時も、「設定」から[セキュリティ]→[画面のロック]と進んでおこないます。

ロックを設定した状態で[画面のロック]をタップすると、それぞれで設定したパスが求められるので正しく入力します。

Android スマホ 画面ロック 解除Android スマホ 画面ロック 解除

ここから[設定しない]または[スワイプ]を選択すると、「機器保護を削除しますか?」といった確認ポップアップが表示されるので、[削除する]をタップします。

これで、設定した画面ロックは解除されます。

「指紋認証」による画面ロックの設定と解除

指紋認証ロックの設定

Android スマホ 画面ロック 指紋認証

スマホの「設定」から[セキュリティ]→[指紋設定]と進んで、指紋認証の登録をおこないます。

機種や対応サービスにもよりますが、指紋認証はiPhoneと同様に、画面ロックの解除だけでなく、購入の確認やアプリへのログインなどにも活用することができます。

Android スマホ 画面ロック 指紋認証Android スマホ 画面ロック 指紋認証

指紋の登録手順が表示されるので、よく確認してから[次へ]→[画面ロックを設定]と進みましょう。

Android スマホ 画面ロック 指紋認証

指紋が読み取れないなど上手く動作しなかった場合を想定して、予備のロック解除方法を選択します。

いずれかを選ぶと、予備の画面ロック方法の設定に進みます。設定方法は上述の手順を参照してください。また、指紋登録が済んだ状態からは[画面のロック]から予備の解除方法を変更することもできます。

Android スマホ 画面ロック 指紋認証Android スマホ 画面ロック 指紋認証

センサーの位置は機種によって異なります。

画面の指示に従って、指紋を登録したい指でセンサーに触れます。

Android スマホ 画面ロック 指紋認証

指を当てたり離したりしながら、指紋を読み取らせていきます。

認証がうまくいくと「指紋を追加しました」と表示されるので、[完了]をタップして終了します。

Android スマホ 画面ロック 指紋認証

指紋を登録すると、画面下部の錠アイコンが指紋のアイコンに変わります。センサーに指を載せれば、画面ロックを解除できます。

なお、画面を下から上にスワイプすると、予備のロック解除の入力画面が開きます。

指紋認証ロック設定の解除

Android スマホ 画面ロック 指紋認証Android スマホ 画面ロック 指紋認証

指紋認証ロックを設定した後、スマホの「設定」にある[セキュリティ]→[指紋設定]を選択すると、予備で設定してある解除キーの入力を求められます。

解除キーを入力し、[次へ]をタップします。

Android スマホ 画面ロック 指紋認証Android スマホ 画面ロック 指紋認証

登録した指紋の名称を変えたり、指紋を追加したりといった詳細設定ができます。

指紋認証ロック自体を解除したい時は、登録した指紋をタップして[削除]を選択します。複数登録している場合はすべて削除しましょう。

なお、[画面のロック]で[設定しない]または[スワイプ]を選択することでも、指紋認証ロックの設定を解除できます。

「Smart Lock」の使い方

セキュリティは確保したいけれど、いちいちパスワードなどを入力するのは面倒だという人におすすめなのが「Smart Lock」です。この機能を使うと、たとえば一度画面ロックを解除したら、スマホを身につけている間は再ロックしない、音声認証でロック解除できるなど、煩わしさを軽減することが可能です。

Android スマホ 画面ロック SmartLockAndroid スマホ 画面ロック SmartLock

まずは、上述した手順でパターン、PIN、パスワードうち、いずれかの画面ロックを設定します。

すると「設定」で[セキュリティ]へと進んだ画面で[Smart Lock]が選択できるようになるので、これをタップ。

設定した解除キーを入力し、[次へ]をタップします。

Android スマホ 画面ロック SmartLockAndroid スマホ 画面ロック SmartLock

Smart Lockの説明画面に移るので、確認して[OK]で進みます。Smart Lockの機能は、以下の5つのいずれかから選択できます。

  • 持ち運び検知機能:一度ロック解除すると持ち主の動きを検知し、端末を身につけている間はロックが解除された状態を保つ
  • 信頼できる場所:特定の場所を設定すると、そこにいる時には端末のロックが解除された状態にする
  • 信頼できる端末:他のスマホやタブレット、車載ホルダーなどBluetoothやNFCが搭載されている機器を登録しておくと、その近くにいる時はロックが解除された状態にする
  • 認証済みの顔:顔認証でロックを解除できるようにする
  • 信頼できる音声:音声認証でロックを解除できるようにする

ここでは、例として「信頼できる音声」を登録する手順を紹介します。

Android スマホ 画面ロック SmartLock

Googleアプリでは「OK Google」と発することで音声による検索がおこなえますが、「信頼できる音声」はその機能を活用したものといえます。

まずは[Googleアプリから起動]→[任意の画面から起動]の順でオンにします。

Android スマホ 画面ロック SmartLockAndroid スマホ 画面ロック SmartLock

スマホに音声を認識させる画面に遷移します。[使ってみる]をタップし、音声をスマホに学習させましょう。

「OK Google」と3回言えば、音声の学習は完了です。これで、Googleアプリを使用していない時やロック中でも、音声検索が可能になります。

Android スマホ 画面ロック SmartLockAndroid スマホ 画面ロック SmartLock

次に、信頼できる音声を有効にするため、[利用する]をタップします。

設定しているロック解除キーを入力し、[次へ]をタップして進みます。

Android スマホ 画面ロック SmartLock

ロック画面で「OK Google」と言えば、ロックが解除されるようになります。

なお、設定を解除したい場合は、この画面で[音声モデルを削除]をタップすればOKです。

アプリによる画面ロックも

Androidでは、サードパーティアプリを利用した画面ロックのカスタマイズも可能です。たとえば「ScreenLock-Time Password」は、現在時刻を入力することでロック解除できるアプリで、累計ダウンロード10万以上、評価4.4と人気です。英語版のみの提供ながら国内でも高い評価を得ています。

アプリ「Screen Lock」をダウンロード
Screen Lock

ここではScreenLock-Time Passwordを例に、アプリによる画面ロックのカスタマイズ術を紹介します。

Android スマホ 画面ロック アプリ

アプリを起動すると、ロックタイプの選択画面が開きます。

「Current time」が時刻、「PIN Only」は任意の4ケタの数字、「PIN+Time」は任意の2ケタの数字と時刻を合わせたものです。「PIN+Time」における時刻部分は、「時」「分」「時+分」の3通りから選択できます。

ここでは[Current time]を選択してみます。

Android スマホ 画面ロック アプリ

すると、よりセキュリティを高める設定として「Pre-Set」「Past-Set」が選択できます。

Pre-Setでは現在時刻より○分前の時刻が、Past-Setでは現在時刻より○分後の時刻がパスになります。

Android スマホ 画面ロック アプリAndroid スマホ 画面ロック アプリ

ここでは、Past-Setの[Six minutes]を選択してみました。現在時刻が6時26分だった場合、6分後の「0632」がパスになるというわけです。

このように、設定画面では時刻とパスの関係を確認できるので、英語の意味がわからなくてもある程度使いこなすことができます。

ここで[Also apply reverse PIN modifier]をタップすると、数字をひっくり返したもの、つまりこの例では「2360」がパスになります。

Android スマホ 画面ロック アプリ

パスを設定した状態で端末のスリープを解除すると、通常のロック画面の代わりに上掲のような画面が開きます。

ここで、設定した条件に基づいたパスを入力すれば、ロックが解除されます。

Android スマホ 画面ロック アプリ

また次回以降、ScreenLock-Time Passwordを起動する時にもパスが必要になります。

パスを入力すると設定メニューが開くので、[Enable Lockscreen]をオフにすれば、本アプリによるロック設定を解除できます。