新興国向けに提供されていたFacebook公式の軽量版アプリ「Facebook Lite」が、国内のGoogle Playでもダウンロードできるようになっています。新旧ほとんどのAndroidスマホで利用可能です。
もともとFacebook Liteはインドや南米などの新興国での利用を想定し、通信が不安定な環境や2Gネットワークへの最適化をはかっているアプリ。2015年にリリースされましたが、これまで日本ではダウンロードすることができませんでした。
Facebook、動作の軽い簡易版アプリ「Facebook Lite」をリリース(2015年1月)
アプリ起動後、すぐにログインして利用開始できます。特徴はとにかく「軽い」ことでしょう。アプリのダウンロードに必要な容量は1.33MBと非常に小さく、写真のアップロードやフィードの読み込みも通常版に比べてかなりスムーズに感じます。
UIの構成は通常版アプリと似ています。画像の解像度が低いような気もしますが、それが気になるほどではありません。動画もWi-Fi接続時はデフォルトで自動再生されるもののモバイル通信では手動再生となるなど、随所に通信量の節約がはかられており、格安スマホなど日々の通信量を少しでも節約したい場合にもおすすめです。
ただし問題は日本語フォントにきちんと対応できておらず、いわゆる“中華フォント”のような見え方になる点。言語設定で「日本語」を選択できますが、設定後もフォントは直りませんでした(投稿が読めないレベルではない)。今後のアップデートに期待したいところです。
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