Twitterは2017年2月14日6時2分(日本時間)、自分のアカウントが他のユーザーによってリストに追加されたときに通知する機能を廃止することを発表しましたが、8時18分に撤回しました。
We want you to get notifications that matter. Starting today, you won't get notified when you are added to a list. https://t.co/82xiaZbg1W
— Twitter Safety (@TwitterSafety) 2017年2月13日
「重要な通知を受け取ってほしい」としてリスト被追加時の通知を廃止すると発表
皆さんからのご意見をもとに、本日より、ご自分のアカウントを誰かがリストに入れた時には通知が送られなくなります。
リストについてはこちらをご参照ください。https://t.co/lCwQugfaxC https://t.co/G08MT1w6zo— TwitterJP (@TwitterJP) 2017年2月13日
当初、日本公式アカウント(@TwitterJP)は「皆さんからのご意見をもとに」変更を実施したことを告知していました。ところが、発表から約2時間で新仕様を差し止めると発表。差し止めの原因は、ユーザからの反発の声が大きかったことにあるとみられ、@TwitterJPは「たくさんのご意見をありがとうございます」とツイートしています。
We heard your feedback - this was a misstep. We’re rolling back the change and we’ll keep listening. https://t.co/9ozPS4XlVI
— Twitter Safety (@TwitterSafety) 2017年2月13日
「間違っていた」として変更をロールバックすると発表
【変更】さきほどご案内したリストの通知の件は、一度差し止めることになりました。たくさんのご意見をありがとうございます。 https://t.co/BH5OEvuoDn
— TwitterJP (@TwitterJP) 2017年2月13日
公式アカウントは明言していませんが、今回の仕様変更の目的はリスト追加を利用した嫌がらせの阻止にあるものと思われます。しかし、新仕様によってリスト追加が通知されなくなると、嫌がらせのためにリストに追加されたことを被害者側で認識できず、攻撃に対応しづらくなるなど、副作用も発生します。
Twitterは最近、嫌がらせ対策に注力中。直近では、アカウントを永久凍結されたユーザーはアカウントを新規作成できなくしたほか、ブロックないしミュートしたユーザーのツイートを検索結果に表示しないセーフサーチ機能を導入するなどして嫌がらせ対策を進めていたところでした。