位置情報ゲーム「ポケモンGO」が社会現象になっている今夏。タイミングよく、ポケモン関連イベント「ピカチュウ大量発生チュウ!~今度はぬれるんだって???~」が、2016年8月7日から14日にかけて神奈川県横浜みなとみらいエリア一帯で開催されます。
『ピカチュウ大量発生チュウ!~今度はぬれるんだって???~』特設サイト
しかし、ポケモンGOプレイヤーにとって注意が必要なのは、本イベントでは関連した特別イベントやプログラム実施の予定ないという事実です。現在、イベント公式サイト内のお知らせやポケモンTwitter公式アカウントなどが事前に告知しています。
「ピカチュウ大量発生チュウ!」イベント開催期間中、『Pokemon GO』での特別なイベントやプログラム実施の予定はございません。『Pokemon GO』を遊ぶときは、いつも通り公共のマナーやルールを守って楽しんでね!
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2016年7月29日
イベント公式サイト内のお知らせページで関連性がないことを告知している
しかし、この注意が周知徹底されているとは言いづらいのが現状です。そもそも、イベントの存在を知っているポケモンGOプレイヤーが告知に目を通すとは限りません。このままだと「ピカチュウ大量発生チュウ!」というイベント名を見聞きして、ポケモンGOのゲーム内で「ピカチュウを大量に捕獲できるかもしれない」「ピカチュウが出現する"ポケモンの巣"だ」などとプレイヤーが誤解してしまう可能性があります。
ネット上の情報を根拠にして、ミニリュウの巣として話題になった東京・世田谷公園や"聖地"と呼ばれた名古屋・鶴舞公園には非常に多くのプレイヤーが集結する事態となりました。もし仮に「今回のイベントでピカチュウを大量にゲットできる」といった誤情報がTwitterなどで拡散した場合、疑わずに多数のプレイヤーが集まってしまうおそれが捨て切れません。それほど現在のポケモンGOブームは、良くも悪くも過熱しており、その状況は"異様"ですらあります。
公式サイトなどでの告知をより徹底したほうがよいかもしれません。