Twitter、真のブロック機能を実装 検索やツイートURLからも閲覧不可に

Twitter

Twitterのブロック機能が大幅に強化されたことが分かりました。強化後のブロック機能では、ブロックした相手側に自分のツイートを閲覧されない仕様に切り替わっています。

現時点では公式ブログなどではアナウンスされていませんが、公式ヘルプページの説明が書き換えられています。具体的には、ブロックされたアカウント(相手B)ができなくなることとして以下の2つが加えられています。

  • あなたのツイートを見ること(Twitterにログインした場合)。
  • あなたのツイートを検索して見つけること(Twitterにログインした場合)。

※以下、自分A=ブロックした側のユーザー、相手B=ブロックされた側のユーザー、第三者C=ABと相互フォロー関係にあるユーザーとして説明します。

自分A:ブロックした側のユーザー相手B:ブロックされた側のユーザー第三者C:AとBをフォローしているユーザー

左:自分A中:相手B右:第三者C

「あなたのツイートを見ること」ができない

まず、相手Bは「あなたのツイートを見ること」ができません。これが意味するのは、相互にフォローが解除される結果として相手Bのタイムラインに自分Aのツイートが表示されないことに加え、相手Bによってフォローされている第三者Cが自分Aのツイートをリツイートもしくは引用ツイートした場合でも相手Bのタイムラインには自分Aのツイートが表示されないということです。

第三者Cによるリツイートは表示されない

第三者Cによる自分Aのツイートのリツイートは相手Bに表示されません。同じく、第三者Cによる相手Bのツイートのリツイートは自分Aに表示されません。

ただし、利用しているTwitterクライアントによっては、第三者Cによるリツイートによって相手Bのツイートが自分Aのタイムラインに表示されてしまうことがある状況は変わらないかもしれません。

第三者Cによる引用ツイートは「このツイートはありません」

第三者Cによる自分Aのツイートの引用ツイートは、相手Bのタイムラインで「このツイートはありません」と表示され、引用ツイートのURLをクリックしても自分Aのプロフィールページにリダイレクトされた上で「申し訳ありませんが、このツイートを見ることを許可されていません。」として閲覧できなくなっています(URL末尾に?visibility_check=trueの文字列が付く)。

Twitter:ブロック機能と引用ツイート

自分Aのツイートを引用ツイートされても、相手Bのタイムラインでは「このツイートはありません」となる。

Twitter:ブロック機能と引用ツイート

「申し訳ありませんが、このツイートを見ることを許可されていません。」との表示。

「あなたのツイートを検索して見つけること」ができない

また新仕様では、「あなたのツイートを検索して見つけること」ができなくなりました。従来、相手Bは検索機能を駆使して自分Aのツイートを閲覧できましたが、今後は相手Bがログインしている限り、相手Bは自分Aのツイートを見られなくなります。

Twitter:ブロック機能と検索表示

第三者Cは自分Aのツイートを検索できる。

Twitter:ブロック機能と検索表示

相手Bは自分Aのツイートを検索できない

個別のツイートURLからも閲覧できない

さらに、相手Bが自分Aの個別ツイートURLにアクセスしても、引用ツイートと同様にプロフィールページにリダイレクトされ、閲覧できなくなっています。ただし、自分Aが非公開アカウントでない限り、Twitterにログインしていない相手Bから自分Aのツイートは閲覧可能な状態になる点に変わりはありません。