ドコモ「おくすり手帳Link」アプリが登場、4月からお薬手帳がないと医療費が高くなる

2016-03-30 18:36

ドコモ「おくすり手帳Link」アプリが登場、4月からお薬手帳がないと医療費が高くなる

NTTドコモは、スマホを電子お薬手帳として活用し、セルフメディケーションを支援する無料アプリ「おくすり手帳Link」(iOS/Android)をリリースしました。

おくすり手帳Linkは、薬局向けシステムと患者向けアプリとで構成された電子お薬手帳サービス。薬局サイドでは、患者から共有された過去の調剤履歴やアレルギー歴などの服薬情報が確認可能で、患者の個別性に応じた服薬指導を実施できるとしています。

一方で患者は、アプリで調剤明細書などに印字された電子お薬手帳用のQRコードを読み取るなどして調剤情報を手軽に取り込み、薬の効能や用法・用量などを確認したり、服薬の実績や体調変化などの情報を自身で管理したりすることが可能となっています。

また、飲み忘れ防止アラームや服薬した記録が残せるなどの服薬スケジューラ機能のほか、病院で受け取った処方箋の画像を薬局に行く前に送信し、薬局で薬の受け取りを待つ時間の短縮をはかれる機能も備えています。

おくすり手帳Linkおくすり手帳Link

ドコモはこれまでもチェーン薬局向けにカスタマイズした電子お薬手帳サービスを開発・提供してきており、これらは全国約1300店舗で導入されていました。今回、汎用的で手軽に導入できる「おくすり手帳Link」により、多くの薬局での電子お薬手帳の普及促進をめざし、厚生労働省が推進する薬局・薬剤師による服薬情報の一元的・継続的な把握を実現するとしています。

また現在、薬局チェーンや企業、薬剤師会ごとにお薬手帳サービスが分散化する中、「おくすり手帳Link」のような汎用性の高いサービス(アプリ)の登場をきっかけに、患者としては電子お薬手帳がどの薬局でも使えるようになることを期待したいところです。

なお、診療報酬の改定に伴って、2016年4月からはお薬手帳を薬局に持参したほうが患者の窓口負担額も少なくなります。この機会に、スマホに何らかのお薬手帳アプリを入れておけば、常に携行できて便利かもしれません。