まさに価格破壊、わずか月額500円でプレミアリーグ・リーガエスパニョーラ全試合をライブ視聴できるスポーツ見放題サービスが始まる

たったの月額500円。それだけで海外サッカーのイングランド・プレミアリーグとスペイン・リーガエスパニョーラの全試合を楽しめるようになります。

ソフトバンクとヤフーは共同で、スポーツライブ中継の配信サービス「スポナビライブ」を開始します。スポナビライブでは、スポーツ7ジャンル(プロ野球、大相撲、なでしこリーグ、男子テニス、MLB、海外サッカー、B.LEAGUE)の試合映像をスマホ・タブレットで見放題となるサービス。ライブ中継だけでなく過去1週間分のアーカイブ映像も視聴できます。

スポナビライブ

また、ライブ中継中に試合のハイライトシーンがタイムライン形式で表示されたり、スポナビ編集部ピックアップのニュース・コラムも閲覧できるといいます。利用には後日公開される「スポナビライブ」アプリが必要。

このスポナビライブで注目すべきは、月額料金と配信コンテンツとの"アンバランスさ"です。

まず、月額料金について。ソフトバンクユーザーには月額500円で、他社ユーザーには2016年6月以降に月額3000円で提供されます。いずれも初回1ヵ月は無料。ドコモの場合、キャリアフリー化しているd系サービス群において契約キャリアによる月額料金の差異は設けられていませんが、ソフトバンクはスポナビライブで露骨な区別を付ける戦略を採ってきました。

次に、配信予定のコンテンツは以下のとおり。

スポナビライブ

スポナビライブの配信予定コンテンツ

プロ野球では巨人・広島の全主催試合が含まれていなかったり、なでしこリーグやMLBは中継試合が少なかったりするなど、そのスポーツのファンには不満な点も見受けられますが、ここで特筆しておきたいのは海外サッカーの2大リーグについてです。

というのも現在、テレビでプレミアリーグとリーガエスパニョーラをできるだけ視聴しようとすると、CS放送のスカパーとBS放送のWOWOWに加入しなければなりません。それには合計で月額7000円程度が必要で、かつ、全試合の放送はありません。したがって、この2リーグを観るために約7000円を毎月支払っているソフトバンクユーザーならば、スポナビライブに切り替えることで、全試合が視聴可能となることに加えて料金も1/14程度で済んでしまうことになるわけです。

テレビの大画面で楽しむのではなく、スマートフォンやタブレットの小さなディスプレイでも構わないなら、この価格破壊と言っても過言ではない料金設定は魅力的でしょう。

スポナビライブ、テレビやPCでの視聴に対応 半額キャンペーンも延長

サービスの開始日は、ソフトバンクユーザー向けに2016年3月17日、他社ユーザー向けに2016年6月以降を予定しています。

スポナビライブ