Image:Japanexperterna.se/Flickr
MMD研究所は、15歳以上のスマートフォンを所有するユーザー(n=1105)を対象に現在支払っている月額利用料金に関する調査をおこない、その結果を公表しました。
それによると、現在支払っているスマートフォンの平均月額料金は6823円。ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアユーザー(n=973)では7433円、格安SIMユーザー(n=106)が2067円となっており、約3.6倍もの差が開いています。
キャリアユーザーでは月額利用料金を「7000円以上」と回答した人が半数を超えているのに対し、格安SIMユーザーでは「7000円以上」支払っているユーザーは存在しませんでした。
また、各ユーザーにスマホの月額料金に対する印象を訊いたところ、最も多かったのがキャリアユーザー(49.5%)で「とても高いと思う」、格安SIMユーザー(45.2%)では「妥当だと思う」という回答でした。
適正だと思うスマホ月額料金については、キャリアユーザーで平均4371円、格安SIMユーザーでは平均1723円となり、現在支払っている月額料金との差でみると、キャリアユーザーの3062円に対して、格安SIMユーザーで344円と開きが小さいこともわかっています。
サービスの満足度に関する指標がなく単純な比較はできないものの、料金についてはキャリアユーザーで理想と現実のギャップが非常に大きく、格安SIMユーザーではある程度の納得感をもって利用している状況が浮き彫りとなっています。標本数の少ない調査ではありますが、周囲をみても割と実感を伴った結果ではないでしょうか。
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