公式アプリで「進撃の巨人ごっこ」が可能に、東京タワーで撮影してきた

進撃の巨人 AR巨人カメラ 超大型巨人

漫画「進撃の巨人」が人気だが、アニメ化を契機にTwitterなどで進撃の巨人ごっこが流行している。

流行に影響されたのか、ついに公式Androidアプリとして「進撃の巨人 AR巨人カメラ」がリリースされた(iOS版は7月下旬以降リリース予定)。東京タワー内でもタイアップ企画を実施中。

アプリ「進撃の巨人 AR巨人カメラ」をダウンロード
進撃の巨人 AR巨人カメラ

早速ダウンロードして使ってみると、AR(拡張現実)という雰囲気は全くなく、単なるハメコミ画像形式のカメラアプリとなっていた。

「まさか、これで終わるはずはない」と考えた筆者は、タイアップ企画を実施中の東京タワー内特設コーナーに行けば何かが分かるに違いないと確信し、編集部スタッフの浅倉を伴って現地を訪れた。

進撃の巨人 東京タワー編

とにかく暑い。35℃を超える猛暑の中、日比谷線神谷町駅から東京タワーまで坂道を登って行き、東京タワーの駐車場に到着(被写体の人物は全て浅倉、撮影は筆者)。

進撃の巨人 AR巨人カメラ 東京タワー

暑すぎるので、早速、東京タワー内部に意気揚々と向かう。

進撃の巨人 AR巨人カメラ 東京タワー

東京タワー内へ

東京タワー内施設「フットタウン」の3階に、目的の特設コーナーが設置されていた。到着時刻は15時20分ごろ。本日13時からタイアップ開始ということだったのだが、平日の日中のためか閑散としている。

進撃の巨人 AR巨人カメラ 東京タワー3F

アプリを起動し、カメラで特設パネルのARマーカーを読み取る。右に設置されたテレビでは、アニメのOP曲やED曲のPVが流されていた。

進撃の巨人 AR巨人カメラ 東京タワー3F

鮮血が飛び散るAR

読み取ると、スマホの画面に鮮血が飛び散るようなエフェクトが発生した。

「うん、たしかにAR(拡張現実)だ、とりあえずは」

と、筆者の確信がある程度は間違っていなかったことに安堵し、次に一体何が起こるのか胸をときめかせる編集部2名が、そこにいた。

進撃の巨人 AR巨人カメラ AR?

すると、すぐに新しいハメコミ画像が表示された。なるほど、特設パネルにスマホをかざすことで、新しい画像を入手できるようだ。数十回試してみたところ、新しく以下の6種類の画像を入手できた。

進撃の巨人 AR巨人カメラ 東京タワーで入手できる画像

現実は、拡張されなかった

「こんなのARじゃない…」

たしかに、アニメで使用されている公式画像は入手できた。そして、飛び散る鮮血も数十回は堪能できた。

しかし、筆者が期待していたのは、東京タワーならではの拡張現実感だったのだ。

東京タワーで撮ってきた

この喪失感。そして、うだるような暑さ。さらに、東京タワーの臨場感。これらがミックスされて出来上がった「AR」画像が記事最初の画像と以下の4枚の画像だ。

進撃の巨人 AR巨人カメラ ミカサ・アッカーマン

進撃の巨人 AR巨人カメラ 浅倉

進撃の巨人 AR巨人カメラ 浅倉

進撃の巨人 AR巨人カメラ 浅倉

もはや、最後の2枚は東京タワーもタイアップ企画も関係ない。

なぜ東京タワーなのか

最後に1つ気がついた。たぶん、東京タワーが選ばれた理由は、記事冒頭の超大型巨人と東京タワーがいずれも巨大で、かつ、カラーリングが似ているからだろう。

それ以外の大人の事情は認めたくない。

なお、特設コーナーには、今回のタイアップ企画のチラシが大量に置いてあった。Web上で展開されている企画で、進撃の巨人とのコラボ漫画や、作者・声優陣のインタビューを楽しむことができる。進撃の巨人ファンならチェックしておいて損はないだろう。

アプリ「進撃の巨人 AR巨人カメラ」をダウンロード
進撃の巨人 AR巨人カメラ